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伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2016/08/03〜2016/09/21

『 巨龍の苦闘 』(津上俊成、角川新書、2015)を読んでいました。
著者の津上さんは、元通産官僚だそうです。
本の内容は、ちょっと「人民日報」の「日本特派員」みたいな「中国よいしょ」傾向がありましたかね?
その本の最後に言うには・・・
「現地に日本人要員を派遣している企業にとって『万が一』の日中関係悪化や現地治安の悪化に備えた『緊急対応プラン』を用意しておくことは必須です。(略)例えば日本人の駐在員とその家族には必ず、非日系エアラインの香港行きオープンチケットを持たせておくことが必要ではないでしょうか。いよいよ事が起きたら、日中間で飛行機が飛ぶかどうか分からないからです。」・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国贔屓の著者でさえ、危機管理は必須と言っているのですから、中国へ進出している企業は従業員を守るためにも十分な対策を練っておくべきだと思います。
不動産や物的資産・中国銀行への預金・中国企業への売り掛け金などは・・・・・没収されることも「想定」しておくべきかも知れません。