伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2018/01/14〜2018/03/08

>>82

下記は１２月２９日及び１月５日の拙稿の抜粋だが　伊藤忠の資源分野への復帰要望を再三にわたって投稿してきたこともあり　その思いがやっと届いた感がする（もっとも　この商談　かなり前から　潜航して進められてきたものに違いないが）　大きなリスクはむろん存在するが　それをコントロール　マネージしながら　日本産業の糧である資源の安定供給に貢献することは　我が国有数の商社の役割として絶対に必要なこと　採算リスク（市況リスクのみでなく　地政面　のリスクも含み）を十分に検討したうえで　あえて勝負をかけた会社の決断に敬服する思いだ。

Quote　　
　岡藤氏の伊藤忠急伸の功績は疑いないもので　非資源を核にした今期業績の伸びも素晴らしいものだが　何か経営にダイナミズムが欠けていると感ずるのは私だけだろうか　（いやそんな声が一向に聞こえないので　多分私一人だろう）そして　その原因を考えると　やはり資源からの撤退に行き着く　　資源ビジネスに伴う　” higher return　higher risk" は 岡藤社長としては絶対に受け入れられないものだろうが　それをあえて受け入れて　（勿論物件への最大の精査の上）勝負をかけるところに商社のダイナミズムを感ずる　　優良資源権益に新規に投資を実行して　日本経済の安定資源確保に貢献　さらに　欧米の巨大大手と世界中のマーケットで張り合う　そんな姿を伊藤忠にぜひ演じてほしいものだが　欲張りだろうか？ (１２月２９日）


価格上昇の続く原油について言えば　各社の前提とする油価のベースがそれぞれ違い　商事はドバイベースで$50/バーレル（年間差異　US$1-/バーレルで20億円）　物産は＄JCCベースで＄54/バーレル（年間差異28億円）。 伊藤忠の前提はブレントベースで　US$51.49/バーレルだが　影響度はUS$1/バーレルで年間1.3億円と小さく　これは正直　いささか寂しい　　原油　いや　ＬＮＧでもよい　伊藤忠もこの分野に勝負をかける勇気を示してほしいと思うものだ。　（１月５日）
Unquote