投稿一覧に戻る 伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2018/01/14〜2018/03/08 86 株式市場 2018年1月17日 02:36 岡藤さんがまたまた大勝負に出た? 今回の西クルナ油田の権益獲得は伊藤忠の歴史(日本のエネルギー政策)を変えるかもしれない。 可能性を見れば「買い」リスクを恐れれば「売り」かもしれない。 現時点でわかった事(間違っていたら教えてください) 1.今回の権益の対象は、世界第2位の埋蔵量のある油田である事。(その20%の権益はとてつもなく大きい) 2.生産コストはバレル5~10ドルと世界最低レベル。また港に近い。(価格競争力世界最高レベル) 3.中国の資源会社も25%の権益を持っているらしい。 権益は残り10年ぐらいらしい。(2009年に20年間の権益であった。) 4.シェルは「脱炭素」へシフトする為に石油権益を手放した。(いくらで買ったかが問題だが) 5.これまで、湾岸戦争の後遺症、クルド人問題、IS問題、経済制裁問題等で外国企業が開発に消極的 つまり、地政学的リスクのある案件である。 6.数字はハッキリしないが、現時点で日量60万バレルとすると、20%の権益で12万バレル。 三菱商事の石油権益は2.7万バレル(天然ガス18万バレル相当) 三井物産の石油権益6.2万バレル(天然ガス17.4万バレル相当) ですから、石油権益でダントツの1位になってしまう可能性がある。 伊藤忠の現時点での石油天然ガスの保有権益は日量3.3万バレルにすぎない。これが15万バレル以上になる。 (伊藤忠が昨年開始した北海油田は0.8万バレル) さらに8倍近い増量の可能性を秘めている。 つまり、資源ナンバーワン商社の可能性と地政学的リスクを得たものと推定される。 ウキペディア >西クルナ油田は、イラクにある油田。同国最大規模の油田の1つで。採掘可能な埋蔵量は210億バレルと見積もられており、サウジアラビアのガワール油田に次いで世界第2位である。 >この油田の開発第I期では、2009年11月、エクソン・モービルとシェルがその契約を500億ドルで獲得した。両社は2009年時点で日量27万バレルであった生産量を225万バレルに増加(可能)。 参考資料 イラクの石油開発事情 2016年7月のレポート http://www.jccme.or.jp/japanese/11/pdf/2016-07/josei01.pdf そう思う12 そう思わない2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る 90 石原 2018年1月17日 08:23 >>86 ロイターによると、日量40万5000バレルだそうです。 そう思う12 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する
株式市場 2018年1月17日 02:36
岡藤さんがまたまた大勝負に出た?
今回の西クルナ油田の権益獲得は伊藤忠の歴史(日本のエネルギー政策)を変えるかもしれない。
可能性を見れば「買い」リスクを恐れれば「売り」かもしれない。
現時点でわかった事(間違っていたら教えてください)
1.今回の権益の対象は、世界第2位の埋蔵量のある油田である事。(その20%の権益はとてつもなく大きい)
2.生産コストはバレル5~10ドルと世界最低レベル。また港に近い。(価格競争力世界最高レベル)
3.中国の資源会社も25%の権益を持っているらしい。
権益は残り10年ぐらいらしい。(2009年に20年間の権益であった。)
4.シェルは「脱炭素」へシフトする為に石油権益を手放した。(いくらで買ったかが問題だが)
5.これまで、湾岸戦争の後遺症、クルド人問題、IS問題、経済制裁問題等で外国企業が開発に消極的
つまり、地政学的リスクのある案件である。
6.数字はハッキリしないが、現時点で日量60万バレルとすると、20%の権益で12万バレル。
三菱商事の石油権益は2.7万バレル(天然ガス18万バレル相当)
三井物産の石油権益6.2万バレル(天然ガス17.4万バレル相当)
ですから、石油権益でダントツの1位になってしまう可能性がある。
伊藤忠の現時点での石油天然ガスの保有権益は日量3.3万バレルにすぎない。これが15万バレル以上になる。
(伊藤忠が昨年開始した北海油田は0.8万バレル)
さらに8倍近い増量の可能性を秘めている。
つまり、資源ナンバーワン商社の可能性と地政学的リスクを得たものと推定される。
ウキペディア
>西クルナ油田は、イラクにある油田。同国最大規模の油田の1つで。採掘可能な埋蔵量は210億バレルと見積もられており、サウジアラビアのガワール油田に次いで世界第2位である。
>この油田の開発第I期では、2009年11月、エクソン・モービルとシェルがその契約を500億ドルで獲得した。両社は2009年時点で日量27万バレルであった生産量を225万バレルに増加(可能)。
参考資料
イラクの石油開発事情 2016年7月のレポート
http://www.jccme.or.jp/japanese/11/pdf/2016-07/josei01.pdf