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東京エレクトロン(株)【8035】の掲示板 2017/11/10〜2017/11/30

専門家が「天井知らずに上がる」と言ったら大体そこが天井で反転し、「市場は完全に崩壊した」と言ったらそこが底です。
こうなる理由は人間の心理が市場を作るからで、全員が買い終わったら上昇は止まり、全員が売り終わったら下落は止まる事になっています。
為替だけではなく株や商品でも同じ事で、市場参加者全員が「上がる」と予想したときは、全員が既に買い終わったのだから自然に下がります。
逆に全員が下げ予想をしたという時には、全員が売り終えているのだから、新たな売り手がなく反転上昇します。
これが専門家が「逆神」になる理由で、相場や投資は多数者が必ず負ける、逆民主主義なのです。
現在日経平均が上がっているのは「まだ買っていない人」や「空売りしている人」が大勢居るからですが、全員が買い終わったらそこが天井になります。

1年前の2016年の12月ごろ、日経平均は1万9000円台が続き、2万円を超えるかどうかで議論していました。
2万円を超えたのは安倍首相が「もりかけ問題」で辞任が取りざたされていた2017年6月で、7月後半にはまた2万円を割り込みました。
9月に解散総選挙濃厚、自民党優勢が報道されると同時に日経平均は急上昇を始め、11月には一時2万3,000円を上回りました。

すると専門家達は今度は「3万円は通過点だ」と言い出し、来年にはバブル最高値の4万円に達するという人も現われました。
ここでまたもや逆神の法則なのか、彼らが言い出したとたんに株価は下落し、現在は2万2000円台で小康状態です。
専門家が3万円や4万円を言い出したという事は、日本株を買いたい人は既にみんな買ってしまったのでしょう。