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ニプロ(株)【8086】の掲示板 2018/07/11〜2018/09/05

東北大学(生命科学I)が治験開始で注目されている。
札幌医大(ニプロ)はすでに第3相治験中なので、今後注目されると思う。


muse細胞で脳梗塞臨床試験へ  09月03日 19時15分 NHK東北

体のさまざまな組織の細胞に変化するとされている特殊な細胞を使って、脳梗塞の患者を治療する臨床試験を、東京にあるヘルスケアの会社が東北大学と協力して、近く開始することを公表しました。
 東京に本社があるヘルスケアの会社、「生命科学インスティテュート」は、3日、都内で記者会見を開きました。
それによりますと、東北大学の冨永悌二教授らと協力して、体のさまざまな組織の細胞に変化する能力があるとされる「Muse細胞」と呼ばれる特殊な細胞を、脳梗塞の患者に投与して治療する臨床試験を、早ければ今月中にも開始すると公表しました。
臨床試験では、脳梗塞の患者の血液に「Muse細胞」を投与し、細胞が脳の損傷部位にたどりついて修復することで症状を改善することを目指すということで、国はことし6月に計画を受理したということです。
会社では、患者を35人募集して、仙台市にある東北大学病院で臨床試験を行う計画です。
臨床試験で効果と安全性が確認されれば、グループでは、2021年度以降に国から医薬品として承認を受けることを目指すとしています。
「生命科学インスティテュート」の木曽誠一社長は、「脳梗塞による手足のマヒや言語障害でつらい思いをしている患者に、新たな治療法を提案できるよう臨床試験を進めたい」と話していました。
Muse細胞は、東北大学の出澤真理教授らの研究グループが8年前に発見しました。
この細胞は、さまざまな組織に変化する力を持っているとされ、大量に培養し血液に投与すると、傷ついた細胞からのシグナルを受け取って、心臓の筋肉や血管に変化して修復したということです。
もともとヒトの体の中にある細胞を活用するため、人体への安全性も高いと考えられています。
これまでに、マウスなどの動物に投与する実験で効果が確認されているということで、大手化学メーカー、「三菱ケミカルホールディングス」の関連会社では、脳梗塞の患者を対象にした臨床試験を新たに始めることになりました。