投稿一覧に戻る Jトラスト(株)【8508】の掲示板 2017/12/09〜2017/12/19 343 名古屋の長期投資家(なごちょう) 2017年12月12日 00:35 >>310 9月末で6436.38億円の資産があり、負債は 4842.94億円あって、差し引くと1593.43億円、そこから非支配株主持分を差し引くと1537.28億円。 発行済株式数から自己株式を差し引くと102,981,138株で、割ると約1493円で、これを見ると確かに解散価値の半値以下になります。 ただ、今下げている要因のGL向け社債や他にもあるGL関連向けの融資やGLのように甘めに見ていて引当金を積んでいない債権があるかもしれません。 のれんは321.18億円計上されていますが、のれんはそもそも実際に解散するとなったら価値が無いものですし、GL向け転換社債が累計すると200億円ほどありますし、貸出金3239.18億円や営業債権888.18億円と合わせて4127.36億円ありますが、これの10%に引当金を計上したりすると412.7億円にもなりますし、20%なら815億円にもなります。 過去にメガバンクもいくつか解散価値からとんでもなく売り込まれた時もありましたが、巨額の引当金計上をする羽目になり、公募増資、優先株の発行、公的資金の注入などをする事になりました。 三菱に救済される前のUFJは貸出金の引当率が50%を超えた時もありました。 今のJトラストは韓国を除いたら引当金の比率は低いですが、過去こういった事もあったので銀行などの貸し金業の資産価値というのは一般的な企業と違って評価する際はその質が非常に重視されます。 今回のGLの一件で、Jトラストのそういった基準に対する信用が落ちているので、こういった株価になっているのではないかと考えています。 そう思う31 そう思わない8 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る 362 *** 2017年12月12日 08:05 >>343 解説ありがとうございます。たいへん参考になります。 そう思う6 そう思わない4 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する
名古屋の長期投資家(なごちょう) 2017年12月12日 00:35
>>310
9月末で6436.38億円の資産があり、負債は 4842.94億円あって、差し引くと1593.43億円、そこから非支配株主持分を差し引くと1537.28億円。
発行済株式数から自己株式を差し引くと102,981,138株で、割ると約1493円で、これを見ると確かに解散価値の半値以下になります。
ただ、今下げている要因のGL向け社債や他にもあるGL関連向けの融資やGLのように甘めに見ていて引当金を積んでいない債権があるかもしれません。
のれんは321.18億円計上されていますが、のれんはそもそも実際に解散するとなったら価値が無いものですし、GL向け転換社債が累計すると200億円ほどありますし、貸出金3239.18億円や営業債権888.18億円と合わせて4127.36億円ありますが、これの10%に引当金を計上したりすると412.7億円にもなりますし、20%なら815億円にもなります。
過去にメガバンクもいくつか解散価値からとんでもなく売り込まれた時もありましたが、巨額の引当金計上をする羽目になり、公募増資、優先株の発行、公的資金の注入などをする事になりました。
三菱に救済される前のUFJは貸出金の引当率が50%を超えた時もありました。
今のJトラストは韓国を除いたら引当金の比率は低いですが、過去こういった事もあったので銀行などの貸し金業の資産価値というのは一般的な企業と違って評価する際はその質が非常に重視されます。
今回のGLの一件で、Jトラストのそういった基準に対する信用が落ちているので、こういった株価になっているのではないかと考えています。