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アイフル(株)【8515】の掲示板 2018/07/06〜2018/07/25

>>843

話を高額債務者の過払い請求に戻します。
またここからは、明確な数字が決算上期の為、
2018.9→2019.3で見ていきますが、本筋的には大きな違いはありません。

《表1》からも分かるように、
平均借入81万円の方が、224,000人
平均借入180万円の方が、174,000人いました。

アイフルもアコムも1件の借入期間は、平均6.8年。
上記の方が、10年以上なのは明らか。
因みに2008年3月期までの1年間、アイフルの利息返還金額は約134万円。
15-25%返金当時でもこの額ですから・・・。
つまり、当たり前の話として長期で高額、しかも高利息返還金の債務者は
債権放棄を伴う、利息返還金の請求を完済者より積極的に行っている、と考えられます。

分かっています。この程度では説得力に欠け過ぎ。
まだまだ切り札はあります。

次はアイフル単体での利息返還金と債権放棄の推移です。
《表3》
  債権放棄   返還金(億円)
06.3期   不明
07.3期 224  282
08.3期 598  504
09.3期 529  550
(上記計 1351億円)

10.3期 537  640  
11.3期 486  632
12.3期 283  525
13.3期 152  327
14.3期 75  316
15.3期 63  285
16.3期 49  310
17.3期 37  270
18.3期 26  212
(10.3-18.3計 1708億円)

ご覧の様に13年3月で、債権放棄は激減しています。
今もなお20-30億円/年はありますが、
「平均81万円/224,000人」+「平均180万円/174,000人」の方の請求はほぼ終わったと考えて良いでしょう。

  • >>844

    これでも納得出来ないと言う方の為に、
    過払い金対象金額残と債権放棄請求額の関係を示します。
            2006.3   2009.3
    対象金額残  1兆0117億  3438億

    債権放棄額済 2006.3~2009.3 1351億 
      同    2009.4~2018.3 1708億

    2009年3月時点の残3438億の中には当然高額債務者の債権放棄も含まれています。
    この様にかなり厳しく見ても、その後更に9年間以上で1708億の債権放棄。
    今はほぼ当時(2006.3)50万円以上の債務者の請求は尽きたと考えて良いでしょう。

    【まとめ】
    前半で50万円未満の方の時効が今年秋に来ると、
    後半で50万円以上の方の請求はほぼ尽きたと推測出来ました。

    今年の総会社長発言(参加者からのご報告)で冒頭の言葉が実は1番印象に残りました。
    私は9-11月だと思っていましたし、それでも500件くらいは1年続くと思っていました。

    また「過払い終焉は今の株価に織込済」とよく聞く言葉ですが、
    まぁ本気でそう思っている方はいないでしょうね。

    過払い終焉→利益がそのまま利益
    この当たり前の事が13年間も出来なかったのです。
    本業は全くもって完璧な状態。

    過払い金終焉
    →利益がそのまま利益
    →利益に伴い復配・増配
    →最初は15円か、じき20~30円?
    自社株買いも期待出来るし、実質30・40円~もありうる

    その時の株価が300円台?
    「過払い終焉は今の株価に織込済」は理屈が崩壊していると言う事。

    いくらアホ機関でも、プロなんがから社長発言くらいは聞き、参考にするでしょう。今後怪しい動きがあるかもしれませんから注目。

    1Qが8月10日、もうそんなに日はありません。
    10日に6月月次、24日頃に7月月次。
    本業成績以上に請求件数のサプライズがあるかも知れません。


    以上、ありがとうございました。