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(株)日本取引所グループ【8697】の掲示板 2017/06/15〜2018/01/15

NISA口座で1980円まで下がらないやろと思っていたらナイアガラ発生して約定して、今に至る。
ロールオーバーして最大10年ならとポジションなし。
数年後には上がり下がりの波が来たときまで思うが盛大に塩漬けにしてしまったと思う。
まだ下がりそうで、優待改悪されないことは祈りたい。
詳しい方に質問です。
継続保有という条件は、権利落ち日に持っていれば株主名簿の記載回数で継続優待になるんでしょうか?
株券番号もチェックされるんでしょうか?

  • >>352

    権利日にさえ、保有していれば、大丈夫というのが一般的かと思われます。
    しかし、NISAと一般の場合は、わかりません。

    以下に、同様の事例の回答を載せます。(あくまでも参考にしてください。当方も詳しくありません。)
    そもそも、「株主番号」は、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、みずほ信託銀行等の、株式発行会社の「株主名簿管理人」となっている金融機関が、保管振替機関からの「総株主通知」を受けて、その株式発行会社の各株主の区別のために、各「株主」ごとに独自に付けている番号、と考えられます。だから、三菱UFJ信託銀行は『9●●●●●●●』(8桁)、三井住友信託銀行は『0●●●●●●●●』(9桁)、みずほ信託銀行は『0●●●●●●●●』(9桁)と、金融機関によって桁数さえ違うのです(保管振替機構が株主番号を振ってるのなら、桁数が金融機関によって違うはずがありません)。

    しかし、保管振替機構が「総株主通知」で各株式発行会社(=実際上は、各株主名簿管理人)に通知するのは、各株主の氏名・住所・持株数くらいの情報です(社債、株式等の振替に関する法律151条1項。なお、法律上の通知事項ではありませんが、配当金支払等のため、預け先証券会社、配当金受領方式<株式数比例配分方式、登録配当金受領口座方式の別及び後者の場合の登録銀行預金口座>等も、通知されるようですが、株式取得年月日は通知されないようです)。

    他方、株主名簿管理人は、株主名簿に各株主の『株式取得年月日』を記載することになっていますから(会社法121条3号。ただし上場会社の場合は、基準日現在でしか株主名簿が作られないため、ある意味、今は不正確な記載しかされないようです)、その今回基準日現在の株主が、新規株主なのか、既存株主(=前回株主名簿にも記載があった株主)のどちらであるのかを区別しなければなりません。この区別と管理のために各株主に対して付けられている番号が「株主番号」である、と考えられます。
    (かつて、株券の名義書換が行われていた時代には、名義書換請求書に『新規株主』、『既存株主』を区別する欄がありました。今は、名義書換の制度はなくなりましたが、当時の考え方が引き継がれているようです)

    だから、基準日以外の時点で、貸株に出したり、株をいったん売ってまた買い戻したりしていても、株主名簿管理人段階では、基準日設定をまたいでこれらが行われない限り、ふつう、分かりません。

    貸株と株主番号の関係に関する証券会社の回答がまちまちなのは、これらの実務が証券会社ではよく分かっていないから、でしょう。