極東証券(株)【8706】の掲示板 2015/04/29〜2022/04/25

>>253

この文章は短編妄想小説であり、単なる妄想です。
自分の頭で考えるための一つの材料としてお読みください。

【外資系ディーラーSの苦悩】

Sは外資系証券会社のディーラーだ。
Sは6月22日に極東証券が下降トレンドに入ったことを見て、
空売りをして儲ける作戦を考えた。
6月23日の寄り付きから作戦を実行した。
寄り付きから株価を一気に下げていった。
Sは予定の資金を使い切って、その後の投げ売りを待った。

「おやっ、おかしいな？」
Sは異変に気づいた。
投げ売りが始まって、株価が下がっていくはずなのに、
上がってきているのだ。
「これでは作戦が失敗して損失を出してしまう。」
Sはすぐに上司に作戦の続行を願い出て許可を貰った。
「今度は5倍の資金を与えられたから、必ず成功させるぞ！」

Sは早速空売りを再開した。
前場の終わり頃に少し投げ売りが出たので、
返済を始めようとすると、すぐに上がり始めた。
「ここで返済を続けると、損失が出てしまう。」
「もっと下げれば、もっと投げ売りが出るだろう。」

Sは後場でも空売りを続けた。
少し投げ売りが出たので返済しようとすると、
またすぐに上がり始めた。
「ここで返済を続けると、損失が出てしまう。」
「もっと下げれば、もっと投げ売りが出るだろう。」
Sはさらに空売りを続けた。
しかし大引けまで投げ売りが出ることはなかった。

「このままでは、俺は来週の月曜日には首だ！」
なぜなら空売りした株の返済を月曜日にしなければいけない。
そうなれば、この証券会社に損失を出させてしまうことになるからだ。
「いや、まだ月曜日の朝までには時間がある。」
「それまでに、ウルトラCの作戦を考え出そう。」

こうして、Sは眠れない夜を3日間過ごすことになった。