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ソニーフィナンシャルホールディングス(株)【8729】の掲示板 2016/07/30〜2017/10/24

黒田発言と日銀オペの不整合による不透明感と『トランプ大統領』リスクの顕在化による超長期債利回り低下を悪材料視する動き。
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ブルームバーグ
債券上昇、超長期オペ減額なしでフラット化-米大統領選の不透明感も
三浦和美、山中英典
2016年11月2日 07:59 JST 更新日時 2016年11月2日 09:44 JST

債券相場は上昇。日本銀行が前日発表した当面の国債買い入れオペの運営方針では、一部で警戒されていた超長期債の減額がなかったことを受けて、同ゾーンを中心に買いが優勢となり、利回り曲線はフラット(平たん)化している。
(中略)
  東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、「再び高まった『トランプ大統領』リスクもフォローになろう。今日の相場は強含み、カーブはフラット化」とみている。
  日銀は1日、当面の長期国債等買い入れの運営について、2日以降の各年限の最初のオファー額などを発表した。全年限とも前回から金額の変更はなかった。市場では黒田東彦総裁が10月27日に国会答弁で超長期金利に言及したことを受けて、超長期ゾーンの買い入れが減額されることへの警戒感が出ていた。
  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジストは、「黒田総裁は昨日の会見で現在のイールドカーブが『前回会合通りで特に違和感はない』と語った。10月27日の国会発言の真意が判然としないままになった」としながらも、「債券市場はそれを手掛かりに減額を意識していた分、今日は超長期債を中心に買い戻し圧力が強まりそうだ」と指摘した。