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(株)レオパレス21【8848】の掲示板 2018/02/10〜2018/05/29

昨日のレオパレスは49円安の815円、3Q決算、会社減益見通し不変を見ての下押で依然として大幅売り長、倍率0.23倍、逆日歩も5銭のままだ。今朝も若干の安だ。
同社の如き賃貸依存の会社は日本の人口減、高齢者増が足を引っ張るとの懸念に起因する。
ところが現実は真逆で3Qの売上385億円のうち賃貸事業は85%、前期比3.5%も伸び、営業利益も27.5%と大幅増加した。収益の足枷は投資段階にある新規3事業(開発、シルバー、ホテルリゾート等で、売上は15%、営業利益を18億円程度押し下げた。賃貸牽引役は法人需要、今年は全戸数約50万のうち56.5%が法人利用になってきた。
4年前に比べ学生は12.3%→9%へ、個人も38.2%→34.5%への減少する一方、年平均入居率は1昨年約87%、昨年約88%、今年はほぼ90%と年々上昇中だ。

賃貸事業押し上げの主因はインバウンド。
今年は全国2千万人ともいわれ、国内ホテルは満杯状態、邦人観光やビジネス出張向けの人々は予約に苦労する状態が慢性化してきている。
政府はこれを3年後に4千万人、延べ宿泊者7千万人(15年2.5千万人)、消費額8兆円(同3.5兆円)に嵩上げ、民パクも解禁としたが設備不足は当分拭えそうも無い。
屈指の治安、高い礼節、四季のうつろい、豊穣な清水、仏米を凌駕する文化遺産、多彩な伝統料理、更に東京五輪となればこの目標は軽く突破するだろう。現在、治安不安の仏米へのインバウンドは8千万人台、大気汚染のタイも3千万人台で超出遅れなのだ。

先週末のレオパレスはPER14.5倍、利回り2.7%と低パー高率利回り銘柄だ。
はやりのカプセルHは勿論、米国ドライブインH設備を遠く凌駕する50万戸の膨大な資産パワーに加え、海外ホテル無料宿泊などの株主優待サービスとなれば文字通り「人の行く裏に道あり花の山」の実現がすぐそこまで来ているかもしれない。