投稿一覧に戻る スターツコーポレーション(株)【8850】の掲示板 2015/04/29〜2021/05/09 635 ショーン 強く買いたい 2018年2月24日 07:43 【テーマ投資】日本の癒しの原点、温泉関連銘柄で注目企業はどれ? 投信1 - 2/23 17:10 写真:投信1 [トウシンワン] テーマ株投資といっても様々なバリエーションがあります。これから伸びそうな産業分野のテーマに関連する企業への投資、利益成長率が高いと期待される銘柄に投資するグロース株投資、株価が割安と判断した銘柄に投資するバリュー株投資など様々です。 今回は日本の癒しの原点とも言え、昨今では外国人観光客にも人気の温泉について、関連銘柄をピックアップしました。 はじめに 日本の癒しの原点とも言うべき温泉。農閑期の湯治や合戦の傷を癒すためなど、日本人は古くから温泉に親しんできました。そして今や温泉は現在のインバウンドブームの中、外国人観光客にも人気のスポットとなっています。 そんな温泉に関連する銘柄を考えてみたいと思います。 なぜ温泉関連銘柄に注目するのか 少子高齢化社会を迎えている日本では、観光産業も変化の渦中にあります。 昨年発行された「レジャー白書2017」によると、2016年の余暇市場のうち、観光・行楽部門の市場規模は前年比0.3%減の10兆5,560億円となり、5年ぶりの減少となっています。ただし、国内観光・行楽は同1.1%増の7兆810億円と増加。このうちホテルは同2.5%増(1兆3,160億円)、旅館は同1.2%増(1兆4,600億円)となっています(注) 。金融不況の際に、一部地域では経営に苦しむホテル・旅館が続出しましたが、現在では有名温泉地の熱海、そして別府は新しい活況の中にあるようです。また、昨今はインバウンドの恩恵が広がりを見せており、日本ならではの「体験」を求める外国人観光客から温泉に対する注目が集まっていることも、好調の一つの要因だと言えるのではないでしょうか。 外国人観光客にも人気の温泉は、日本の観光産業にとって重要なコンテンツになるとともに、温泉地に関わる産業も新しい段階に入りつつあるのかもしれません。 (注)出所:公益財団法人日本生産性本部「レジャー白書2017―余暇の現状と産業・市場の動向―」(2017年8月) 温泉関連テーマを詳しく見る では温泉関連のテーマで、どのような銘柄が恩恵を受けるのでしょうか? 今回は3つのサブカテゴリーを想定しています。 ホテル運営会社 温泉地でホテルや旅館を運営する企業は、温泉地への観光客増加の恩恵を受けることができます。 鉄道会社 温泉地へのアクセスを有する鉄道会社は、温泉地への観光客増加により、直接的に売上増加を見込むことができます。 温浴施設保有会社 温泉地のホテルのみならず、スパやスーパー銭湯などの温浴施設を保有する上場会社も存在します。都心に近い温浴施設は、手軽さに加え物珍しさも加わり、訪日外国人観光客にも人気のスポットとなっています。 温泉関連銘柄とは ここでは先のテーマに関してさらに個別銘柄に落とし込んでいきましょう。カッコ内は銘柄コードです。 スターツコーポレーション <8850> 傘下の企業が長野県の老舗「ホテル清風園」を運営。また日光においても「湯けむりの里 柏屋」を運営するなど、ホテル・旅館事業にも進出。 まとめにかえて 長らく不景気に悩まされた温泉地は、訪日外国人観光客の増加に加え業界内の新陳代謝の結果、新しい時代を迎えつつあります。また、日本の伝統文化である温泉は、世界に誇る日本のコンテンツであり、今後も訪日客の増加が予想される中、さらに利用者増が見込まれます。 新興国の経済発展により、世界的に見れば観光産業は成長産業に位置付けられています。温泉という、世界に知られる観光資源は、長期的にも成長が期待できる分野と言えるのではないでしょうか。 そう思う5 そう思わない2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
ショーン 強く買いたい 2018年2月24日 07:43
【テーマ投資】日本の癒しの原点、温泉関連銘柄で注目企業はどれ?
投信1 - 2/23 17:10
写真:投信1 [トウシンワン]
テーマ株投資といっても様々なバリエーションがあります。これから伸びそうな産業分野のテーマに関連する企業への投資、利益成長率が高いと期待される銘柄に投資するグロース株投資、株価が割安と判断した銘柄に投資するバリュー株投資など様々です。
今回は日本の癒しの原点とも言え、昨今では外国人観光客にも人気の温泉について、関連銘柄をピックアップしました。
はじめに
日本の癒しの原点とも言うべき温泉。農閑期の湯治や合戦の傷を癒すためなど、日本人は古くから温泉に親しんできました。そして今や温泉は現在のインバウンドブームの中、外国人観光客にも人気のスポットとなっています。
そんな温泉に関連する銘柄を考えてみたいと思います。
なぜ温泉関連銘柄に注目するのか
少子高齢化社会を迎えている日本では、観光産業も変化の渦中にあります。
昨年発行された「レジャー白書2017」によると、2016年の余暇市場のうち、観光・行楽部門の市場規模は前年比0.3%減の10兆5,560億円となり、5年ぶりの減少となっています。ただし、国内観光・行楽は同1.1%増の7兆810億円と増加。このうちホテルは同2.5%増(1兆3,160億円)、旅館は同1.2%増(1兆4,600億円)となっています(注)
。金融不況の際に、一部地域では経営に苦しむホテル・旅館が続出しましたが、現在では有名温泉地の熱海、そして別府は新しい活況の中にあるようです。また、昨今はインバウンドの恩恵が広がりを見せており、日本ならではの「体験」を求める外国人観光客から温泉に対する注目が集まっていることも、好調の一つの要因だと言えるのではないでしょうか。
外国人観光客にも人気の温泉は、日本の観光産業にとって重要なコンテンツになるとともに、温泉地に関わる産業も新しい段階に入りつつあるのかもしれません。
(注)出所:公益財団法人日本生産性本部「レジャー白書2017―余暇の現状と産業・市場の動向―」(2017年8月)
温泉関連テーマを詳しく見る
では温泉関連のテーマで、どのような銘柄が恩恵を受けるのでしょうか? 今回は3つのサブカテゴリーを想定しています。
ホテル運営会社
温泉地でホテルや旅館を運営する企業は、温泉地への観光客増加の恩恵を受けることができます。
鉄道会社
温泉地へのアクセスを有する鉄道会社は、温泉地への観光客増加により、直接的に売上増加を見込むことができます。
温浴施設保有会社
温泉地のホテルのみならず、スパやスーパー銭湯などの温浴施設を保有する上場会社も存在します。都心に近い温浴施設は、手軽さに加え物珍しさも加わり、訪日外国人観光客にも人気のスポットとなっています。
温泉関連銘柄とは
ここでは先のテーマに関してさらに個別銘柄に落とし込んでいきましょう。カッコ内は銘柄コードです。
スターツコーポレーション <8850>
傘下の企業が長野県の老舗「ホテル清風園」を運営。また日光においても「湯けむりの里 柏屋」を運営するなど、ホテル・旅館事業にも進出。
まとめにかえて
長らく不景気に悩まされた温泉地は、訪日外国人観光客の増加に加え業界内の新陳代謝の結果、新しい時代を迎えつつあります。また、日本の伝統文化である温泉は、世界に誇る日本のコンテンツであり、今後も訪日客の増加が予想される中、さらに利用者増が見込まれます。
新興国の経済発展により、世界的に見れば観光産業は成長産業に位置付けられています。温泉という、世界に知られる観光資源は、長期的にも成長が期待できる分野と言えるのではないでしょうか。