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東急(株)【9005】の掲示板 2016/11/25〜2018/07/13

「渋谷109」が開業以来使い続けてきたロゴを変更する理由

渋谷のランドマーク、ギャルの聖地とも呼ばれた渋谷109が、シンボルマークである“SHIBUYA109”のロゴを、
1979年のオープン以来、初めて変更する。
なぜそうした決断に至ったのか。 
109の運営会社である東京急行電鉄グル-プ「SHIBUYA109エンタテイメント」の木村知郎社長にインタビュー。

時代の変化とともに、若い人たちの自己表現方法が変わってきた。
そこで、109も、そして運営しているわれわれも変わらなければならないと考えたのです。
過去の“大成功体験”を打ち破って、生まれ変わろうと。
その象徴として、開業以来使い続けてきた“SHIBUYA109”というロゴの変更だったのです。

自己表現方法はファッションだけじゃなくてビューティーだったり、音楽だったり、アートだったり、
そしてライフスタイルだったりと、本当にさまざまなものになってきました。

ファッションだけでは“間口”を狭めてしまう。
間口をもっと広げていくことが必要で、そのためには109も変わらなければならないと考えた。

昨今、小売業界でも“モノ消費”から“コト消費”への転換が叫ばれていますが、
われわれから「どうですか?」と提供しても、それは“お仕着せ”でしかありません。
そうではなく、若者たちの夢というものがあって、そこから逆算していくというビジネスの作り方をしなければ
本当の“コト消費”にはならないと思うのです。

われわれが提供するというよりも、若い人たちと一緒につくり上げていって、
そこに共感だとか、感動だとかが生まれていく、それが最終的に若い人たちの夢につながっていく。
そうしたことがビジネスの循環になればいいなと考えているのです。

アパレルだけだとダメですけど、アニメだったりゲームだったり、音楽だったり、アートだったり、食だったりと、広い意味で「エンターテイメント」とコラボしていく。
それこそが新しい109だと思っています。

われわれはデベロッパーにエンターテイメントを掛け合わせた「エンタデベロップメント」を
目指さなければいけないと考えています。
【2018.4.24 ダイヤモンド・オンライン】 
http://diamond.jp/articles/-/168398

東急電鉄、結構まじめに考えてるんですね。