ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

東急(株)【9005】の掲示板 2018/07/14〜2020/05/31

遅延に混雑…首都圏「残念な直通ルート」10選
便利になるはずが、どうしてこうなった?

直通で便利にはなったけれど…
1)東武東上線・西武池袋線―東京メトロ副都心線―東急東横線―みなとみらい線
2013年に東京メトロ副都心線を介して東武東上線、西武池袋線、東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線
の5社が乗り入れ運転を始めるという複雑極まりない直通ルートが開業した。
東武・西武沿線から渋谷や横浜へ、東急東横線沿線からダイレクトに新宿、池袋へ行けるという利便性向上が
図られたものの、不満の声もよく耳にする。

そのひとつは、渋谷駅が不便でわかりにくくなったというものだ。
かつては地上2階にあった東横線ホームは、地下深くに移設された。
その結果、東横線から山手線、銀座線への乗り換えは以前よりも時間がかかり、かえって不便になった。

また、始発駅から中間駅へと変わったため、わずかな始発電車をのぞいて渋谷駅からの着席が困難になった
とも聞いている。
渋谷駅での乗り換えを極力させないようにとの意図が見え隠れするのだが、
渋谷駅での乗り換えを避けようとする人は多いわけではない。
列車ダイヤの乱れが多く、電車の行き先にも慣れない人も増えて、混乱に拍車をかけているのではないだろうか。

「残念なルート」との表現に賛同する人は結構いるようだ。

2)東急東横線―東京メトロ日比谷線
東急東横線と東京メトロ日比谷線の直通運転は、1964年に始まった。
長らく東横線日吉駅まで15分間隔で運転されていたが、2001年の東横特急運転開始時に30分間隔となり、
近年は東横線の菊名駅まで直通運転を行っていた。
東横沿線から六本木や銀座へ向かう時に重宝する電車だったが、
2013年の東横線と副都心線の直通運転開始と引き換えに日比谷線との直通運転は廃止された。
ほぼ半世紀続いた歴史に終止符を打ったのである。

副都心線直通を優先したために、日比谷線直通列車が入りこむ余裕がなくなったこと。

特に銀座など日比谷線沿線から東横線沿線に向かう時には、中目黒駅から混んだ電車に乗り換えなければならず、ラッシュ時でなくても苦痛である。

現状、残念な状況と思っている人も少なくないのではあるまいか。

【東洋経済 2018/09/21】
https://toyokeizai.net/articles/-/237842