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ヤマトホールディングス(株)【9064】の掲示板 2017/06/08〜2017/07/20

それでも支払われるとしよう。
ここでも大きな障害がある。
ドライバーはじめ、集配担当者の給与システムは1か月単位の変形労働時間制。
日々8時間を超えた時間に残業手当がつく一般的な計算とは根本的に異なり計算が複雑。
これに加えて、給与規定で日々の労働生産性(業務インセンティブ)が計算に絡み、複雑怪奇で
とても一般人が計算できるシロモノではない。
よって後追いで計算しなおすなど不可能なのだ。

ただ1つわかることは、
会社は意図的に、自分の給料を社員に計算させないようにしている、ということだ。
だから個々の社員の未払い分の時間を確定できたとしても、正確な金額の確定はできない。
インセンティブ実績表と、労働時間の実績表とは別個の帳票となっているため、
一旦給与として支払った後の再計算は会社自身でも容易ではないはずだ。
それが何万という数の社員が対象なのだから、本来、支払が完了するまでには気の遠くなる歳月が必要となる。

よって、それでも早急に払うとするなら“エイヤッ”にならざるを得ないのだが、それはただ基本給だけを基準にするほかはない。
ドライバーらの基本給は非常に低い。
未払いの、しかもサービス残業代だというのに、
時給に引き直せば各都道府県の最低賃金プラスアルファくらいしか戻ってこないという社員が多いと考えられる。

これで誰が納得するか。
会社が払おうとしても、会社自身の身勝手なルールのために根本的な解決が不可能となっている。
100%ヤマト自身に責任がある。
しかもヤマトはこれら理不尽な仕組みを改めようとはしていない。
無駄に踊らされている株主、社員、お客さんがいい迷惑を被っているのだ。