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ANAホールディングス(株)【9202】の掲示板 2018/06/29〜2018/09/10

>>576

> 安全第一。
> 儲けは二番。


その通りなんですけどね・・・
実態は以下


新FOについて航空連見解

2016年05月21日 08:03
4月22日、航空労組連絡会は以下の見解を確認しました。

安全性を高めるために
整備士の飛行間点検をなくす「新FO(フライトオペレーション)」は反対
航空労組連絡会・整備連の見解

全日空は2016年1月27日から、「新FO(フライトオペレーション)」を導入し、全機種、整備による飛行間点検を廃止し、有資格整備士を配置しない運航体制に移行した。それは「現在、ANAが保有する全ての機体は、メーカーマニュアルでは、便間において、整備士による外周点検(Walk Around Check)は不要であり、「不具合の無い機体に整備士は配置しない」というものである。

本問題は、2008年第3回航空安全基準検討委員会が発表した航空安全基準「アップデートプログラム」のひとつである飛行間整備の見直し「規制緩和」が端緒となっている。しかし、不具合の早期発見、整備士の技量維持向上の観点から、乗員も含めて整備士による飛行間点検は必要との声が出され、その後も主な航空会社においては機側に整備士が配置され安全を確保してきた。日本航空では、2011年4月B737-800に「有資格整備士配置なし」が提案されたが、「全ての航空機において飛行間点検を整備がするべき」との日本航空ユニオンなどの取り組みもあり、制度として国家資格保有者を毎便配置し現在も運航している。更にJ-AIRについては欠航を減らす観点ではあるが、地方基地にも整備士が必要と認めている。

今回の導入について、全日空は「整備士の有効活用による不具合修復・イレギュラー対応・大幅遅延低減など品質向上」と説明している。しかし、背景には有資格整備士不足があり、新たな人員を養成するのではなく「配置しない」とすることで「必要数」を大幅に減らし、更に人員削減によるユニットコストの低減、コスト競争力の強化を目指すことに狙い・目的がある。

問題は安全水準の切り下げにある。
全日空は「これから整備士は点検しないので、耐空性に影響がある不具合は、乗員・グランドハンドリングで発見する必要がある。」と、整備士による不具合の早期発見の視点がなくなっている。 更に、整備を配置しないため、早めに対処できた整備上の基準値を捨て、出発可能かどうかの最低限の基準値を持ち出し、耐空性に直接影響があるなしで判断するという、これまでより低いレベルまで下げた説明をしていることである。