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ソフトバンク(株)【9434】の掲示板 2018/12/09〜2018/12/10

>>1602

あなたさ、情弱ですねつくづく。
1505に貼ってあるけど、URLは非表示にされるんですよ

ソフトバンクIPO、投資家は高配当に注目 通信障害で冷や汗

2018/12/10 16:54

ソフトバンクグループ(SBG、9984)の国内通信子会社ソフトバンク(SB、9434*J)の株式売り出し価格(公開価格)が10日、仮条件と同じ1500円に決まった。19日に東証1部に上場する。高い配当利回りに着目した個人投資家の人気を集めた一方、上場直前の通信障害といった悪材料もあって、証券会社の営業員がノルマ消化に苦戦する場面もあったようだ。市場の一部では、ブックビルディング期間中に集まった応募は売り出し株数の1.1倍前後になったとの観測も出ている。

■「ソフトバンク1株、今すぐください」

市場からの資金吸収規模で1987年のNTT(9432)を超え、過去最大となるSB株の新規株式公開(IPO)。証券業界にとって投資の入門者を開拓する絶好の機会となった。東京都内の大手証券支店で働く窓口担当者は「CMをみて『ソフトバンクを1株、今すぐにください』と店頭に駆け込む新規客が何人もいた」と話す。株式の購入は原則100株からだが、それを知らない、証券口座も持たない初心者が次々と訪れたというのだ。

もう少し場数を積んだ個人投資家も、SB株に引き寄せられた。最大の注目点は「連結配当性向85%」という高水準の株主還元方針だ。予想利益水準と公開価格(1500円)で計算した配当利回りは約5%。ライバルのNTTドコモ(9437)やKDDI(9433)の4%前後を上回る。主幹事の野村証券経由で1500株を申し込んだという投資歴30年超の60代後半の男性は「高い配当利回りに加え、SBGの孫正義会長兼社長にほれ込んでおり、資産形成の一環としてSB株の購入を決意した」と話す。

■若手営業員、1日300件の電話

もっともSB株が市場から吸い上げる資金は最大2兆6000億円強。当初売り出しの9割は国内で、大半が個人向けだ。初心者だけですべて埋まるわけではない。ある証券会社の入社3年目の若手営業員は「新規開拓も含め1日300件はSB株で営業の電話をしなくてはならず大変だった」と吐露する。SB株は配当利回りこそ高いが、政府から携帯電話サービスの値下げを求められ業界全体として収益環境が厳しくなっていること

  • >>1628

    を気にする投資家もいて、販売に苦戦したという。

    群馬県でロボット部品工場を営む50代半ばの経営者のもとには毎日のように証券会社から電話がかかってきた。この男性は「営業に必死なのは分かるが、度重なる電話は正直迷惑だった」と苦笑する。過去に家族がNTT株を購入して損失を被った経験があり、SB株への投資は見送ったという。

    ■大規模通信障害で波乱

    証券会社同士の顧客争奪戦も激しかった。都内の証券会社支店で働く30代の中堅営業員は「後輩の割り当て分の営業を手伝おうとしたら、自分の大口得意先が他社から営業攻勢を受けて注文を奪われそうになった」と明かす。資産家の顧客は複数の証券会社に口座を持っている例が多く「お客の自宅に何度も通って、SB株は全て自分の会社で応募するよう引き留めるのに苦労した」という。

    波乱要因はブックビルディング期間(3~7日)中の6日にSBが起こした大規模な通信障害だ。石田真敏総務相は7日、「行政指導を含む対応を検討する」と述べた。会社側は7日朝に「現時点で業績および1株当たり配当金の予想値に変更はない」とのコメントを発表し午後には機関投資家向けに緊急電話会議を開くなど対応に追われた。

    最前線の証券マンは追い込み時に冷や汗をかいた。先の30代の中堅営業員は「甚大な被害ではなかったが、申し込みのキャンセルはもちろんあった」と打ち明ける。最後は「新規の顧客開拓はできず、お客が逃げないよう守るのに精いっぱいだった」

    ■上場後の需給に注意

    入社3年目の若手営業員も「ブックビルディングが終わるまで苦情対応に追われた」と疲れた様子。IPOを宣伝するテレビCMをみて初めて株を買おうとするお年寄りが多く、「通信障害を起こす会社の株を売りつけるのか」「損したら補償しろ」と詰め寄ってくる人もいたという。SBと提携関係にある中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部がカナダで逮捕された事件を気にする投資家もいたようだ。

    営業担当者の間では「IPO株の購入キャンセルやクレーム自体はよくある話」との声が多く、SB株についても想定の範囲内だったとの受け止めがある。だがSB株をめぐる投資家のマインドが一時に比べて冷めたことは確かだ。19日の上場までに市場の不安を和らげるニュースが出ないと、初値やその後の株価形成に悪影響を与え、ひいては株式市場全体の需給悪化につながり