(株)ゼンリン【9474】の掲示板 2017/01/07〜2018/05/15

ドローン安全飛行を支援、東電とゼンリンが提携

　東京電力ホールディングスと住宅地図大手のゼンリンは２９日、小型無人機「ドローン」の安全飛行を支援する事業で提携したと発表した。

　東電の送電鉄塔や電柱などを示す３次元の地図を共同で作成するほか、鉄塔や電柱をドローンが飛行する際の目印としても活用する。２０１９年度の実用化を目指す。

　東電は約５万基の送電鉄塔と約５９０万本の電柱を管理し、電線の長さは約３５万キロ・メートルに及ぶ。こうした設備の位置や高さなどの情報はデータ化が進んでおらず、ドローンが飛行する時、鉄塔や電柱に衝突する恐れがあった。

　両社はこうした情報をデータ化することによって安全に飛行できるルートの実現を目指す。さらに送電線の沿線に充電などを行う拠点も整備し、長距離飛行もできるようにする。