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東北電力(株)【9506】の掲示板 2017/03/07〜2019/03/08

>>490

人間の歩みの進化の過程には、必ずエネルギーが台頭してくるのです。
それが歴史的にみられる革新事象。

産業革命以降、常にエネルギー獲得に翻弄する人間模様がみられます。

明治維新の一つの切っ掛けとなった、下田へのペリー来航。
ランプ用の油をクジラの油に依存していた時代背景が齎した単なる一ページに過ぎません。
日本では驚きの初体験だったことでしょう。

それ以降、目まぐるしい革新スピードの波に吞まれ、現在に至っています。

時代的に考察しても、エネルギー獲得が起因する事象がほとんどです。

その荒波の一部における、漂浪が日本国の原発開発です。
既成事実を基にした、外郭団体の数たるや、数え切れず、です。
この原発への切っ掛けは、政府間の取り決めから出発しています。
それ以前、日本国政府は、枯渇しづらいエネルギー確保に頭を回転させていました。

今でこそ再生可能エネルギーなどともてはやされていますが、以前にはそれが当たり前の前提だったのです。

太陽光発電などという革新的素材が無かった時代背景から、水力発電の強化、日本国を取り巻く海からの波動エネルギーや、潮流発電などなどが考えられていました。
資源の無い国だからこそ考えられてきた、今ある素材での発電方法だったのです。

そのような永続的活用が見込めるエネルギー開発技術すら原発建設の前では風前の灯となってしまった事が悔やまれます。

原子力に頼り切った、現在の発電技術をもう一歩先に進めてみるだけの技量があれば革新となりうるのですが、その基礎研究すら行われてこなかった事も悔やまれる。
プルサーマルなど論外です。

今現在、世界では、核融合技術の確立が膨大な予算を使って実施されています。

近未来のエネルギー革命と成りうるか?

はたまた、全く違ったベクトルからの発電法が開発してくるのか?

その分野が、これからの世界の立ち位置に大きく影響するのでしようね。

今はまだ、低次元。
それだからこそ、既存の原発依存は無くならないのでしょう。

ドイツを見習うべきです。
そして、中国の完全電気自動車への移行というとてつもない方向転換に観る英断が求められている時かも知れませんょ。

日本人は、保守的民族なので、今あるモノにしがみ付く性があるのでしょうね。
そして、それを正当化するための詭弁を駆使した言い訳を羅列するのでしょう。