九州電力(株)【9508】の掲示板 2017/08/15〜2017/09/19

>>400

言いたかったのは、以下の2点です。

１．震災以前の九電を優良会社とみるなら、有利子負債3兆円のうち2兆円は
　あってもかまわないもの。
２．有利子負債を1兆円減らさないといけないという考え方は、優良会社に
　戻したいという考え方。現経営陣は、当面の目標として「普通の会社」を
　目指している。優先株が必要になったくらいだから、優良会社に戻るのに
　年数かかるのは当たり前。

で、以下各論です。

負債の削減
「普通の会社」になるまでは、負債削減を優先すると思われます。
普通の会社になった後は、配当を元の水準に戻して、優良会社への道を
ゆっくりと進むと思います。

キャッシュフロー
これについては心配していません。火力で発電すると、その期の発電分は
その期に燃料購入することになりますが、原子炉の中には数年前に購入した
燃料棒が入っています。つまり、原発発電分の売上は100%キャッシュに
貢献します。（これが資本剰余金を原資とした5%配当が可能だった理由
と思います。）

金利
金利は気がかりではありますが、日銀がばら撒いた円が使われることなく
銀行に滞留している現状で、1年以内に1%上昇することはないでしょう。