(株)小僧寿し【9973】の掲示板 2018/11/23〜2019/03/20

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すかいらーく、小僧寿し株すべて売却　ファミレスに集中　2012/2/15付


すかいらーくは14日、52.57%を出資する小僧寿し本部の保有株式をすべて売却することを決めた。投資ファンドが小僧寿しを対象に実施するTOB（株式公開買い付け）に応じる。売却額は9億円。赤字が続く小僧寿しを切り離し、経営資源を主力のファミリーレストラン「ガスト」などに振り向ける。

インボイス創業者の木村育生氏が代表を務めるファンド、イコールパートナーズ（東京・品川）が15日から3月13日まで、1株140円で小僧寿し株を買い付ける。

すかいらーくからのみ、株式を買い取ることを意図しているため、買い付け価格は14日の終値（170円）より低く、株数の下限・上限はすかいらーくが保有する約680万株前後に設定。すかいらーく以外の株主が応じた場合は案分比例で調整する。小僧寿しは上場を維持する見通し。

すかいらーくは2006年に業績が低迷していた小僧寿しの再建を目指して子会社化。だがすかいらーくに持ち帰り店のノウハウが乏しかったこともあり、小僧寿しは11年12月期までほぼ一貫して最終赤字が続いた。

すかいらーくの11年12月期単体決算は最終損益が26億円の黒字（前の期は78億円の赤字）と4期ぶりに黒字転換した。資産除去債務関連の特別損失がなくなったのが主因。売上高は前の期比1%増の2445億円、営業利益は同5%減の78億円だった。