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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2016/09/15〜2016/09/20

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  • クラウレがiPhone 7の予約が5倍だってCNBCで言った。
    サムスンのリコールの対応も終息するという話もしてた。
    だからスプリントが急騰した。
    5Xっていう言葉に反応して一時的に上がった。

    実数も増えている訳だから良い話に違いない。
    しばらくしたら今度はジワジワ上がり始めるだろう。

  • >>1116

    (つづき)

    【質問3の回答】CPUを使いこなすにはARMだけでは不十分


     半導体、特にCPUの森はまるで万華鏡のように見るたびに姿を変える。演算を行うための手段にすぎないCPUだけが、今後も主役であり続けるはずがない。
     そもそもCPUを作るには、CPUコアそのもの以外にも3つの要素が必要になる。CPUにはデータと命令をそれぞれ格納する2種類のキャッシュメモリーが存在する。これは通常SRAMと呼ばれるメモリーで作られている。これらのメモリーは各ファブで動作確認されたものが用意される。32Kバイトや48Kバイト、64Kバイトと言ったサイズで最適化され、ARMにも、多くの他の半導体メーカーにも提供されている。実力のあるメーカーはビットセルと呼ばれる1ビット分のデータをファブから入手し、最適化されたSRAMを自ら組み上げる。そうやってできたSRAMとARMまたは別のCPUを接続し、CPUモジュール全体を完成させている。一般的に販売されているARMコアは、SRAMを除いた部分である(POPではSRAMキャッシュも入ってくる)。

     SRAMがないCPUはほぼ存在しない。CPUを構成しようとする企業は、SRAMをファウンダリーやIPベンダーから買い、ARMを買う。同じくテストパターン(動作確認のプログラム)やシミュレーション環境も用意する必要がある。ただし現在は、ARMを使うことで、上記3点セットもほぼARM社から提供される。しかしSRAMそのものをARM社が作れるわけではないので、TSMCなどのファブとの交渉、データのやり取りも必要となっている。テストする装置の知識や経験が必要だ。つまるところARMは“万能薬”ではない。ARMコアがあっても、CPUをモジュールとして完全なブラックボックスにはできない。

     CPUモジュールを作るという業務を1とすれば、ARMの存在によってその全体の作業量は確かに激減した。ARMを導入すれば、1/5にも1/10にも作業量は減っている。しかしSRAMの整備、設計を始め、テスト工程を加味した作業やチップの他のモジュールとの接続など、やるべき作業は多岐にわたる。平均的なSoCでは、ARMコアの領域はチップの1/10の面積にも満たない。ARMコアはチップの1機能だ。ARMコア部分だけが標準化されたとしても半導体業界に「幸せな結果」をもたらすとは思えない(図2)。CPUは比較的閉じた(演算機としての機能)世界なので、ARMの標準化が進んでも「幸不幸」には関係ないのではなかろうか。

    図2 ARMコア部はチップ面積の1/25にも満たない

    以上

    ソフトバンクグループ(株)【9984】 (つづき)  【質問3の回答】CPUを使いこなすにはARMだけでは不十分    半導体、特にCPUの森はまるで万華鏡のように見るたびに姿を変える。演算を行うための手段にすぎないCPUだけが、今後も主役であり続けるはずがない。  そもそもCPUを作るには、CPUコアそのもの以外にも3つの要素が必要になる。CPUにはデータと命令をそれぞれ格納する2種類のキャッシュメモリーが存在する。これは通常SRAMと呼ばれるメモリーで作られている。これらのメモリーは各ファブで動作確認されたものが用意される。32Kバイトや48Kバイト、64Kバイトと言ったサイズで最適化され、ARMにも、多くの他の半導体メーカーにも提供されている。実力のあるメーカーはビットセルと呼ばれる1ビット分のデータをファブから入手し、最適化されたSRAMを自ら組み上げる。そうやってできたSRAMとARMまたは別のCPUを接続し、CPUモジュール全体を完成させている。一般的に販売されているARMコアは、SRAMを除いた部分である(POPではSRAMキャッシュも入ってくる)。   SRAMがないCPUはほぼ存在しない。CPUを構成しようとする企業は、SRAMをファウンダリーやIPベンダーから買い、ARMを買う。同じくテストパターン(動作確認のプログラム)やシミュレーション環境も用意する必要がある。ただし現在は、ARMを使うことで、上記3点セットもほぼARM社から提供される。しかしSRAMそのものをARM社が作れるわけではないので、TSMCなどのファブとの交渉、データのやり取りも必要となっている。テストする装置の知識や経験が必要だ。つまるところARMは“万能薬”ではない。ARMコアがあっても、CPUをモジュールとして完全なブラックボックスにはできない。   CPUモジュールを作るという業務を1とすれば、ARMの存在によってその全体の作業量は確かに激減した。ARMを導入すれば、1/5にも1/10にも作業量は減っている。しかしSRAMの整備、設計を始め、テスト工程を加味した作業やチップの他のモジュールとの接続など、やるべき作業は多岐にわたる。平均的なSoCでは、ARMコアの領域はチップの1/10の面積にも満たない。ARMコアはチップの1機能だ。ARMコア部分だけが標準化されたとしても半導体業界に「幸せな結果」をもたらすとは思えない(図2)。CPUは比較的閉じた(演算機としての機能)世界なので、ARMの標準化が進んでも「幸不幸」には関係ないのではなかろうか。  図2 ARMコア部はチップ面積の1/25にも満たない  以上

  • テクノ大喜利 日経テクノロジー

    検証、これほど広くARMが普及した理由と強さの継続性
    【ARMの買収で笑うのは誰か】清水洋治氏
    2016/09/21 00:01

     今回の買収に際して、日本の一般紙やテレビなどの報道の中には、「ソフトバンクはARM社のような無名の企業をなぜ3.3兆円も出して買ったのか」という切り口からの報道が多くあった。しかし、電子業界や半導体業界にとっては、ARM社の方がよほど身近で巨大な存在だ。「ARM社は、なぜ極東のいち通信事業者であるソフトバンクに買収されてしまったのか」というのが世界の関心事であろう。そして、電子産業や半導体産業にとっては、ソフトバンクがARM社をどう生かすかより、ARM社の強みは今後も継続するのかといった点こそが気になる。

     そもそもARMコアは、なぜこれほど広く普及したのか。IoT時代にもその強みが生かされると目されるARMの真価を測るため、強さの原点を解き明かしたい。今回の回答者であるテカナリエの清水洋治氏は、マイコンメーカーの中で、ARMコアと市場で対峙する立場にいた。同氏は、ARM社の強みを、CPUというチップを構成するコアとはどのような存在なのかといった本質論からARM社の課金モデルまで、広範囲の視点からこと細かに分析した。そのうえで、IoT時代にARM社の強みが継続できるのかを検証した。(記事構成は伊藤元昭)

    清水洋治(しみず ひろはる)
    技術コンサルタント

    ルネサス エレクトロニクスなど半導体メーカーにて、1984年から2015年まで30年間にわたって半導体開発に従事した。さまざまな応用の中で求められる半導体について、豊富な知見を持っている。2015年から、半導体、基板、およびそれらを搭載する電気製品、工業製品、装置類などの調査・解析、修復・再生などを手掛けるテカナリエの上席アナリスト。

    【質問1】ソフトバンクは、IoTに関連する業種、企業が数ある中で、なぜ半導体業界のARMを買収したいと思ったのでしょうか。

    【回答】下木も茂る森だから

    【質問2】ソフトバンクがARMを買収することで、最も影響を受ける企業はどこでしょうか。

    【回答】 CPUがこの先も進化すれば誰も影響は受けない

    【質問3】ソフトバンクによるARMの買収は、半導体業界にとって幸せな結果をもたらすのでしょうか。

    【回答】CPUを使いこなすにはARMだけでは不十分


    【質問1の回答】下木も茂る森だから


     ARMコアを搭載したチップは、膨大な数ほどある。このようにARMが、“CPUの森”と呼べるほど大きく育った過程には、大きく2つのステップがあった。2000年初頭のNokia社らによって、ベースバンドチップに用いられた第1ステップ。2010年前後のスマートフォンでのAndroid OSを実装するCPUとして広く普及した第2ステップである。共にARM CPUでなくても実現できたことだ。事実、他のCPUで上記を実行できるものも多々存在した。しかしARMの飛躍を後押しする有力プレーヤーがいた。第1ステップでその役割りを演じたのがNokia社であり、Texas Instruments社であった。共にARMをメインコアとし、携帯電話という当時の最先端の市場をけん引した。
     第2ステップでは、2008年に登場したAndroid(T-Mobileの「Dream G1」)で、Qualcomm社のチップセットを採用した。携帯電話、スマートフォンという2つの応用機器が、ARMの森を大きく成長させた。しかも強力な後押しを得たARMは、いつしかエンジンを持つようになった。チップの設計・開発に必要な、ライブラリと呼ばれるCPUを構成する部品、またライブラリを使って完成させたCPUコア自体を提供できる完成品モデルまで持つに至った。これによって、ARMの森はさらに大きくなり、森を育むための川や土壌さえも完備させたといえる。

     その後、ARM社は、ライブラリを充実させるためにライブラリの専門会社であったArtisan社を買収。ライブラリを持つことで、TSMCやUMC、GLOBALFOUNDRIESなどの幾多あるファブにも、容易にARMコアを移植できるようになった。これは森を育てる土壌となってARMに豊富な水分を補給した。

     森は茂ったがそれを、さらに容易に「性能を最大化するため」にARMは「POP(Processor Optimization Pack)サービス」を開始する。POPとは、完成させた物理CPUをセットで提供するサービスであり、そのままシリコンに実装すればARMコアを最大限のパフォーマンスで実現できるかたちで提供するための仕組みである。熟練したエンジニアがいなくても、POPを手に入れれば、ARMコアの性能を引き出せる。ただし、このサービスを利用するのには、若干の上乗せ費用が必要となる。

     ARMの森は3つの階層によって分かれている(図1)。費用が最も掛からないARMコアの使い方は、機能記述というARMコアの基本動作だけを買うことだ。それをユーザーであるチップメーカーがインプリメントすれば、ARMコアは完成する。しかしインプリメントの腕前によっては性能も面積もマチマチになってしまう。2番目はPOPサービスを活用する階層だ。ARMコアが同一記述されて、性能が最初から最大化されている。さらにはシリコンでの検証も終わっている。そのままブラックボックスとして使える完成品だ。最上位にはARMの命令セットを購入し自前で改良する可変モデルがある。可変モデルはApple 社、Qualcomm社、NVIDIA社らが用いている。Apple社は独自のCPU「Twister」を、Qualcomm社は「Kyro」を、NVIDIA社は「Denver」を作り上げ、ARMオリジナルに比べて2倍というCPUの高効率化を果たしている。半導体メーカーの実力に応じての「階層的」なモデルがARMの森を大きく茂らせた。

    図1 ARMの森は階層化されている

     こうしたモデルこそが、ソフトバンクの購買を誘引したのではないかと筆者は考えている。なぜならば階層化によって、さまざまなレベルからの収入が期待できるからである。ライブラリで課金、POPで課金、ARMの可変でも課金。このモデルはまるで豆腐屋のような、にがりも売れば、豆腐も売る、さらには油揚げまで商品とするモデルに見えなくもない。だからこそARM社のモデルは、ソフトバンクにとって、最終製品プロダクトを売る従来の半導体メーカーのビジネスよりも魅力的に見えたのではなかろうか。


    【質問2の回答】CPUがこの先も進化すれば誰も影響は受けない


     CPUは手段の一つにすぎない。一つのCPUが半導体業界を完全に支配したことは一度もない。長らく、プロセッサーとコントローラー(組み込み)というCPUの大きな区分があった。前者はIntel社やAMD社、台湾VIA社のプロセッサーが使われてきた。後者はMicrochip社やAtmel社、ルネサス エレクトロニクス、Freescale Semiconductor社(現NXP Semiconductors社)らの強大なマイコン市場を作り上げた。しかし後者の中には「8051」のような“無償”で広がりを作ったものもある。今でも8051は広く使われるCPUだ。
     ARMが支配力を高めたとはいえども、あくまでも携帯電話、スマートフォンという大きな2つの成長産業に乗った結果にすぎない。さらに広大な領域を予感させるIoTという文脈の中では、ARMが現時点で今後も優位でありそうだという予測があるだけだ。

     IoTという言葉が語られ始めてから、そこそこの時間がたつ。しかしターンキーもプラットフォームも共に決定打が存在していない。スマートフォンのような分かりやすいチップセットが存在しないからだ。スマートフォンでは、通信と情報の融合という必須の課題があった。そのためモデムとプロセッサーを一体化させ、その上で電源制御IC(電池の制御)と通信用のトランシーバーの3点セットを持てば、プラットフォーマーとして半完成品を作ることができた。その上でAndroidを動かすためのプロセッサーをOSのロードマップに合わせてアップデイトすればよかったのだ。

     しかしIoTでは主役が3つ存在する。データを集める側(センサー寄り)、データが集まる側(クラウド側)、それとネットワークだ。その各々は、高度なソフトウエアを駆使したセンシング、ビッグデータを扱うコンピューティングという、さらに進化した形態へと変じていく。この変化が人工知能などのキーワードで表現される、高度なパワーコンピューティング、5Gなどのデータ通信になっていく。こうした要求に応えられるチップ、CPUが現れれば、瞬く間に新たな流れが起こると思われる。

     森が茂るには川や土壌が必要である。しかし、IoTの川や土壌は、まだ見えていない。ARMの森の上位にいて、自らがARMオリジナル以上の高度なCPUを作れる面々が、ARMという森の定義をエコシステムとして活用することで、ARMの森は大きくなった。しかし大きくなりすぎたことで森はますます階層化され、下木の場所では差異化できなくなっている。新たなCPUの森は、IoT時代、十分に生まれ育つ可能性があると捉えている。ARMの森のどの階層のCPUにも、まだまだ十分な改良の余地がある。その余地(隙)が他社の進化、参入を十分に生む可能性を持っていると考えている。

    (つづく)

    ソフトバンクグループ(株)【9984】 テクノ大喜利 日経テクノロジー  検証、これほど広くARMが普及した理由と強さの継続性 【ARMの買収で笑うのは誰か】清水洋治氏 2016/09/21 00:01    今回の買収に際して、日本の一般紙やテレビなどの報道の中には、「ソフトバンクはARM社のような無名の企業をなぜ3.3兆円も出して買ったのか」という切り口からの報道が多くあった。しかし、電子業界や半導体業界にとっては、ARM社の方がよほど身近で巨大な存在だ。「ARM社は、なぜ極東のいち通信事業者であるソフトバンクに買収されてしまったのか」というのが世界の関心事であろう。そして、電子産業や半導体産業にとっては、ソフトバンクがARM社をどう生かすかより、ARM社の強みは今後も継続するのかといった点こそが気になる。   そもそもARMコアは、なぜこれほど広く普及したのか。IoT時代にもその強みが生かされると目されるARMの真価を測るため、強さの原点を解き明かしたい。今回の回答者であるテカナリエの清水洋治氏は、マイコンメーカーの中で、ARMコアと市場で対峙する立場にいた。同氏は、ARM社の強みを、CPUというチップを構成するコアとはどのような存在なのかといった本質論からARM社の課金モデルまで、広範囲の視点からこと細かに分析した。そのうえで、IoT時代にARM社の強みが継続できるのかを検証した。(記事構成は伊藤元昭)  清水洋治(しみず ひろはる) 技術コンサルタント  ルネサス エレクトロニクスなど半導体メーカーにて、1984年から2015年まで30年間にわたって半導体開発に従事した。さまざまな応用の中で求められる半導体について、豊富な知見を持っている。2015年から、半導体、基板、およびそれらを搭載する電気製品、工業製品、装置類などの調査・解析、修復・再生などを手掛けるテカナリエの上席アナリスト。  【質問1】ソフトバンクは、IoTに関連する業種、企業が数ある中で、なぜ半導体業界のARMを買収したいと思ったのでしょうか。  【回答】下木も茂る森だから  【質問2】ソフトバンクがARMを買収することで、最も影響を受ける企業はどこでしょうか。  【回答】 CPUがこの先も進化すれば誰も影響は受けない  【質問3】ソフトバンクによるARMの買収は、半導体業界にとって幸せな結果をもたらすのでしょうか。  【回答】CPUを使いこなすにはARMだけでは不十分   【質問1の回答】下木も茂る森だから    ARMコアを搭載したチップは、膨大な数ほどある。このようにARMが、“CPUの森”と呼べるほど大きく育った過程には、大きく2つのステップがあった。2000年初頭のNokia社らによって、ベースバンドチップに用いられた第1ステップ。2010年前後のスマートフォンでのAndroid OSを実装するCPUとして広く普及した第2ステップである。共にARM CPUでなくても実現できたことだ。事実、他のCPUで上記を実行できるものも多々存在した。しかしARMの飛躍を後押しする有力プレーヤーがいた。第1ステップでその役割りを演じたのがNokia社であり、Texas Instruments社であった。共にARMをメインコアとし、携帯電話という当時の最先端の市場をけん引した。  第2ステップでは、2008年に登場したAndroid(T-Mobileの「Dream G1」)で、Qualcomm社のチップセットを採用した。携帯電話、スマートフォンという2つの応用機器が、ARMの森を大きく成長させた。しかも強力な後押しを得たARMは、いつしかエンジンを持つようになった。チップの設計・開発に必要な、ライブラリと呼ばれるCPUを構成する部品、またライブラリを使って完成させたCPUコア自体を提供できる完成品モデルまで持つに至った。これによって、ARMの森はさらに大きくなり、森を育むための川や土壌さえも完備させたといえる。   その後、ARM社は、ライブラリを充実させるためにライブラリの専門会社であったArtisan社を買収。ライブラリを持つことで、TSMCやUMC、GLOBALFOUNDRIESなどの幾多あるファブにも、容易にARMコアを移植できるようになった。これは森を育てる土壌となってARMに豊富な水分を補給した。   森は茂ったがそれを、さらに容易に「性能を最大化するため」にARMは「POP(Processor Optimization Pack)サービス」を開始する。POPとは、完成させた物理CPUをセットで提供するサービスであり、そのままシリコンに実装すればARMコアを最大限のパフォーマンスで実現できるかたちで提供するための仕組みである。熟練したエンジニアがいなくても、POPを手に入れれば、ARMコアの性能を引き出せる。ただし、このサービスを利用するのには、若干の上乗せ費用が必要となる。   ARMの森は3つの階層によって分かれている(図1)。費用が最も掛からないARMコアの使い方は、機能記述というARMコアの基本動作だけを買うことだ。それをユーザーであるチップメーカーがインプリメントすれば、ARMコアは完成する。しかしインプリメントの腕前によっては性能も面積もマチマチになってしまう。2番目はPOPサービスを活用する階層だ。ARMコアが同一記述されて、性能が最初から最大化されている。さらにはシリコンでの検証も終わっている。そのままブラックボックスとして使える完成品だ。最上位にはARMの命令セットを購入し自前で改良する可変モデルがある。可変モデルはApple 社、Qualcomm社、NVIDIA社らが用いている。Apple社は独自のCPU「Twister」を、Qualcomm社は「Kyro」を、NVIDIA社は「Denver」を作り上げ、ARMオリジナルに比べて2倍というCPUの高効率化を果たしている。半導体メーカーの実力に応じての「階層的」なモデルがARMの森を大きく茂らせた。  図1 ARMの森は階層化されている   こうしたモデルこそが、ソフトバンクの購買を誘引したのではないかと筆者は考えている。なぜならば階層化によって、さまざまなレベルからの収入が期待できるからである。ライブラリで課金、POPで課金、ARMの可変でも課金。このモデルはまるで豆腐屋のような、にがりも売れば、豆腐も売る、さらには油揚げまで商品とするモデルに見えなくもない。だからこそARM社のモデルは、ソフトバンクにとって、最終製品プロダクトを売る従来の半導体メーカーのビジネスよりも魅力的に見えたのではなかろうか。   【質問2の回答】CPUがこの先も進化すれば誰も影響は受けない    CPUは手段の一つにすぎない。一つのCPUが半導体業界を完全に支配したことは一度もない。長らく、プロセッサーとコントローラー(組み込み)というCPUの大きな区分があった。前者はIntel社やAMD社、台湾VIA社のプロセッサーが使われてきた。後者はMicrochip社やAtmel社、ルネサス エレクトロニクス、Freescale Semiconductor社(現NXP Semiconductors社)らの強大なマイコン市場を作り上げた。しかし後者の中には「8051」のような“無償”で広がりを作ったものもある。今でも8051は広く使われるCPUだ。  ARMが支配力を高めたとはいえども、あくまでも携帯電話、スマートフォンという大きな2つの成長産業に乗った結果にすぎない。さらに広大な領域を予感させるIoTという文脈の中では、ARMが現時点で今後も優位でありそうだという予測があるだけだ。   IoTという言葉が語られ始めてから、そこそこの時間がたつ。しかしターンキーもプラットフォームも共に決定打が存在していない。スマートフォンのような分かりやすいチップセットが存在しないからだ。スマートフォンでは、通信と情報の融合という必須の課題があった。そのためモデムとプロセッサーを一体化させ、その上で電源制御IC(電池の制御)と通信用のトランシーバーの3点セットを持てば、プラットフォーマーとして半完成品を作ることができた。その上でAndroidを動かすためのプロセッサーをOSのロードマップに合わせてアップデイトすればよかったのだ。   しかしIoTでは主役が3つ存在する。データを集める側(センサー寄り)、データが集まる側(クラウド側)、それとネットワークだ。その各々は、高度なソフトウエアを駆使したセンシング、ビッグデータを扱うコンピューティングという、さらに進化した形態へと変じていく。この変化が人工知能などのキーワードで表現される、高度なパワーコンピューティング、5Gなどのデータ通信になっていく。こうした要求に応えられるチップ、CPUが現れれば、瞬く間に新たな流れが起こると思われる。   森が茂るには川や土壌が必要である。しかし、IoTの川や土壌は、まだ見えていない。ARMの森の上位にいて、自らがARMオリジナル以上の高度なCPUを作れる面々が、ARMという森の定義をエコシステムとして活用することで、ARMの森は大きくなった。しかし大きくなりすぎたことで森はますます階層化され、下木の場所では差異化できなくなっている。新たなCPUの森は、IoT時代、十分に生まれ育つ可能性があると捉えている。ARMの森のどの階層のCPUにも、まだまだ十分な改良の余地がある。その余地(隙)が他社の進化、参入を十分に生む可能性を持っていると考えている。  (つづく)

  • >>1109

    少し前に孫さんが次の社長は10年で5倍の規模になれるような人といっているらしい。そうなると20年後には200兆円と言う規模になっていなければならないね。

  • >>1107

    他社も動いてましたが

    ソフトバンク勝利です

    おそらくこれからは

    投資家も予想だにしない技術革新で

    思い掛け無い株価を見ると思います

    わたしは

    想像力豊かな人たちが勝ると思います

    その代名詞が孫氏なのです

    おまけは我々株主


    ルネサス米社買収の裏に英アーム「車載」侵攻
    2016/9/17 6:30 日経産業新聞

     半導体大手のルネサスエレクトロニクスは13日、米同業のインターシル(カリフォルニア州)を買収すると発表した。買収金額はルネサスの2016年3月期の連結純利益の約4倍にあたる約3250億円。巨額買収に駆り立てた要因のひとつに、じわじわと半導体業界への支配力を強める設計専業の英アーム・ホールディングスの存在がある。


    インターシル買収について記者会見するルネサスエレクトロニクスの呉社長(左)ら(13日、東京都江東区)

     「両社の製品は相互補完的で、組み合わせれば競争力の高い製品ができる。既存顧客に対しても強い提案力を発揮できる」。この日、都内で記者会見したルネサスの呉文精社長兼最高経営責任者(CEO)はインターシル買収の意義を語った。

     呉社長は「インターシルの(主力製品である)電源制御用のアナログ半導体は(ルネサスにとって)欠けていたパズルのピース」と説明する。

     ルネサスの競争力の源泉になっているのが車載や産業機器向けのマイコンだ。呉社長はこれにインターシルのアナログ半導体を組み合わせた製品開発を急ぐ方針を示した。そこには既存事業の延長線をたどるだけではやがて競争力を保てなくなるとの危機感がにじむ。

    ■自動運転が契機

     ルネサスは円高進行や5年半前の東日本大震災で主力工場が被災し、経営危機に陥った。危機から脱するために不採算事業から相次ぎ撤退した。受注変動の激しいスマートフォン(スマホ)や家電向けのマイコンから、高い信頼性が求められる自動車や産業機器向けのマイコンに経営資源を集中していった。

     ルネサスが再建に追われている間、車載用半導体を巡って2つの大きな変化があった。ひとつは自動車産業が自動運転技術の開発にカジを切ったこと。そしてスマホ用CPU(中央演算処理装置)を制したアームが車載分野にも浸透し始めていることだ。


     アームのサイモン・シガースCEOは「次の成長分野は自動車」と明言する。未来の車を「走るスーパーコンピューター」と位置付け、自動運転分野の研究開発費を積み増す方針も示している。アームは、孫正義社長が率いるソフトバンクグループの買収で非上場会社になり、投資家の意向を気にせずに研究開発に取り組める状況にある。

     エンジンを制御するマイコンや大規模集積回路(LSI)はわずかな遅延も許されない高いデータ処理性能が必要だ。新規参入は難しく、ルネサスのほかオランダのNXPセミコンダクターズ、独インフィニオンテクノロジーズが依然強い。

     ただ、自動運転技術の普及で需要が高まるとみられるのは、データを処理するための半導体だ。カメラやセンサーで集めた膨大なデータを高度なソフトウエア技術で処理しなければならないからだ。ここではスマホで鍛えられたアーム設計の半導体が強みを発揮する。


     アームが用意する豊富なソフトによって安価にシステムを設計することも可能だ。自動車部品メーカーも「自動運転関連の情報処理用の半導体はアームが標準となりつつある」と口をそろえる。アームは車載用半導体の成長領域を支配し始めているというわけだ。

     アームの設計仕様が席巻すれば、ルネサスが独自に磨いてきた機能を搭載できなくなり、競合他社との違いが打ち出しにくくなる。しかも、アームの設計仕様に準拠した半導体を作ることになり、アームにライセンス料(設計料)を支払わなければならなくなる。これまで注力してきた車載分野が競争力を保てる安定収益源ではなくなる。

    ■千載一遇の機会

     ルネサスが買収するインターシルは、電圧制御用のアナログ半導体に強みを持つ。バッテリーなど電源から出力した電圧をきめ細かく調整することでルネサスが得意なマイコンやLSI、センサーなどの半導体を省電力で安定的、かつ正確に動作させる役割を果たす。

     アナログ半導体は参入障壁が高く、ルネサスが求める安定収益を生み出しやすい。また設計技術者のアイデアやノウハウが半導体性能を大きく左右するため標準化が難しく、アームの支配力が及びにくい分野でもある。

     競合が少なく、米テキサス・インスツルメンツ(TI)や米アナログ・デバイセズなどが米インテルを上回る高収益を維持する。アナログ半導体の設計技術者は「他の半導体分野の技術者の3倍の給与水準で囲い込まれている」(大手半導体メーカー幹部)という。

     ルネサスの呉社長は「アナログ半導体の市場は寡占化に近づいており、(今がインターシル買収の)千載一遇のチャンスだった」と述べる。

     車載用半導体にも押し寄せるアームによる標準化の波。ルネサスはインターシル買収でアームの標準化に対抗する。それにはインターシルとの技術的融合が不可欠だ。

    ■「1+1」まず「2」に

     「ルネサスは結果的に『1+1+1=1』にしかならなかった」。14年に外資系半導体メーカーに転じたルネサスOBは自嘲ぎみに振り返る。


     日立製作所と三菱電機とNEC、3社の半導体部門が統合し10年に発足したルネサス。しかし、16年3月期の連結売上高は7000億円弱と、発足初年度の11年3月期の1兆1400億円弱を下回る。主要顧客だった国内の家電やパソコン、携帯電話メーカーの事業が縮小し、円高や東日本大震災で陥った危機を乗り切るために不採算事業撤退を繰り返したためだ。

     経営再建期にトップを務めた作田久男元会長は「成長へのギアチェンジ」を後任に託して15年6月にルネサスを去った。それから1年余り。呉社長を中心とする現経営陣は、作田氏の「宿題」に対し、アナログ半導体の米社買収という「回答」を提示した。

     16年6月に就任した呉社長は日本電産の副社長だったときに海外の買収先企業の再建・融合を担ってきた人物だ。呉社長自身も周囲に「自分の最大の強みはポスト・マージャー・インテグレーション(PMI=買収後の統合)」と語っている。

     呉社長は買収の副次効果として「ルネサス自身の経営のグローバル化につなげ、(顧客別に作り込まない)汎用品で効率的に稼ぐ手法を学ぶ」と語る。インターシル買収には長く続いた縮小均衡から脱するきっかけをつかむ狙いもある。

     「小粒でも世界一の製品分野を積み上げていく」という経営戦略を描く呉社長。インターシルとの融合が「1+1」をまず「2」に、そして「3」へと引き上げていくことが、自らに課した次の「宿題」となる。

    ソフトバンクグループ(株)【9984】 他社も動いてましたが  ソフトバンク勝利です  おそらくこれからは  投資家も予想だにしない技術革新で  思い掛け無い株価を見ると思います  わたしは  想像力豊かな人たちが勝ると思います  その代名詞が孫氏なのです  おまけは我々株主   ルネサス米社買収の裏に英アーム「車載」侵攻 2016/9/17 6:30 日経産業新聞   半導体大手のルネサスエレクトロニクスは13日、米同業のインターシル(カリフォルニア州)を買収すると発表した。買収金額はルネサスの2016年3月期の連結純利益の約4倍にあたる約3250億円。巨額買収に駆り立てた要因のひとつに、じわじわと半導体業界への支配力を強める設計専業の英アーム・ホールディングスの存在がある。   インターシル買収について記者会見するルネサスエレクトロニクスの呉社長(左)ら(13日、東京都江東区)   「両社の製品は相互補完的で、組み合わせれば競争力の高い製品ができる。既存顧客に対しても強い提案力を発揮できる」。この日、都内で記者会見したルネサスの呉文精社長兼最高経営責任者(CEO)はインターシル買収の意義を語った。   呉社長は「インターシルの(主力製品である)電源制御用のアナログ半導体は(ルネサスにとって)欠けていたパズルのピース」と説明する。   ルネサスの競争力の源泉になっているのが車載や産業機器向けのマイコンだ。呉社長はこれにインターシルのアナログ半導体を組み合わせた製品開発を急ぐ方針を示した。そこには既存事業の延長線をたどるだけではやがて競争力を保てなくなるとの危機感がにじむ。  ■自動運転が契機   ルネサスは円高進行や5年半前の東日本大震災で主力工場が被災し、経営危機に陥った。危機から脱するために不採算事業から相次ぎ撤退した。受注変動の激しいスマートフォン(スマホ)や家電向けのマイコンから、高い信頼性が求められる自動車や産業機器向けのマイコンに経営資源を集中していった。   ルネサスが再建に追われている間、車載用半導体を巡って2つの大きな変化があった。ひとつは自動車産業が自動運転技術の開発にカジを切ったこと。そしてスマホ用CPU(中央演算処理装置)を制したアームが車載分野にも浸透し始めていることだ。    アームのサイモン・シガースCEOは「次の成長分野は自動車」と明言する。未来の車を「走るスーパーコンピューター」と位置付け、自動運転分野の研究開発費を積み増す方針も示している。アームは、孫正義社長が率いるソフトバンクグループの買収で非上場会社になり、投資家の意向を気にせずに研究開発に取り組める状況にある。   エンジンを制御するマイコンや大規模集積回路(LSI)はわずかな遅延も許されない高いデータ処理性能が必要だ。新規参入は難しく、ルネサスのほかオランダのNXPセミコンダクターズ、独インフィニオンテクノロジーズが依然強い。   ただ、自動運転技術の普及で需要が高まるとみられるのは、データを処理するための半導体だ。カメラやセンサーで集めた膨大なデータを高度なソフトウエア技術で処理しなければならないからだ。ここではスマホで鍛えられたアーム設計の半導体が強みを発揮する。    アームが用意する豊富なソフトによって安価にシステムを設計することも可能だ。自動車部品メーカーも「自動運転関連の情報処理用の半導体はアームが標準となりつつある」と口をそろえる。アームは車載用半導体の成長領域を支配し始めているというわけだ。   アームの設計仕様が席巻すれば、ルネサスが独自に磨いてきた機能を搭載できなくなり、競合他社との違いが打ち出しにくくなる。しかも、アームの設計仕様に準拠した半導体を作ることになり、アームにライセンス料(設計料)を支払わなければならなくなる。これまで注力してきた車載分野が競争力を保てる安定収益源ではなくなる。  ■千載一遇の機会   ルネサスが買収するインターシルは、電圧制御用のアナログ半導体に強みを持つ。バッテリーなど電源から出力した電圧をきめ細かく調整することでルネサスが得意なマイコンやLSI、センサーなどの半導体を省電力で安定的、かつ正確に動作させる役割を果たす。   アナログ半導体は参入障壁が高く、ルネサスが求める安定収益を生み出しやすい。また設計技術者のアイデアやノウハウが半導体性能を大きく左右するため標準化が難しく、アームの支配力が及びにくい分野でもある。   競合が少なく、米テキサス・インスツルメンツ(TI)や米アナログ・デバイセズなどが米インテルを上回る高収益を維持する。アナログ半導体の設計技術者は「他の半導体分野の技術者の3倍の給与水準で囲い込まれている」(大手半導体メーカー幹部)という。   ルネサスの呉社長は「アナログ半導体の市場は寡占化に近づいており、(今がインターシル買収の)千載一遇のチャンスだった」と述べる。   車載用半導体にも押し寄せるアームによる標準化の波。ルネサスはインターシル買収でアームの標準化に対抗する。それにはインターシルとの技術的融合が不可欠だ。  ■「1+1」まず「2」に   「ルネサスは結果的に『1+1+1=1』にしかならなかった」。14年に外資系半導体メーカーに転じたルネサスOBは自嘲ぎみに振り返る。    日立製作所と三菱電機とNEC、3社の半導体部門が統合し10年に発足したルネサス。しかし、16年3月期の連結売上高は7000億円弱と、発足初年度の11年3月期の1兆1400億円弱を下回る。主要顧客だった国内の家電やパソコン、携帯電話メーカーの事業が縮小し、円高や東日本大震災で陥った危機を乗り切るために不採算事業撤退を繰り返したためだ。   経営再建期にトップを務めた作田久男元会長は「成長へのギアチェンジ」を後任に託して15年6月にルネサスを去った。それから1年余り。呉社長を中心とする現経営陣は、作田氏の「宿題」に対し、アナログ半導体の米社買収という「回答」を提示した。   16年6月に就任した呉社長は日本電産の副社長だったときに海外の買収先企業の再建・融合を担ってきた人物だ。呉社長自身も周囲に「自分の最大の強みはポスト・マージャー・インテグレーション(PMI=買収後の統合)」と語っている。   呉社長は買収の副次効果として「ルネサス自身の経営のグローバル化につなげ、(顧客別に作り込まない)汎用品で効率的に稼ぐ手法を学ぶ」と語る。インターシル買収には長く続いた縮小均衡から脱するきっかけをつかむ狙いもある。   「小粒でも世界一の製品分野を積み上げていく」という経営戦略を描く呉社長。インターシルとの融合が「1+1」をまず「2」に、そして「3」へと引き上げていくことが、自らに課した次の「宿題」となる。

  • 馬鹿に言わずとも誰もが、買いたがっていたソフトバンクが、素直に、いくかな。。。また、下げ狙いで買いには行くしかないけどね。。。

  • ソフトバンクが過去の高値21996円を抜いてくるのは時間の問題でしょう。長期投資家はもっとその先に目標を設定しているのではないでしょうか。

    孫さんは自身は、時価総額200兆円、株価で言うと約166500円を本気で達成するつもりのようだ。恐らくずっと先の未来のことになるのだろうがね。とにかく、世の中を変える巨大なプロジェクトが目白押しだから、案外現実的な目標かもしれない。

    現在世界最大の時価総額60兆円はアップルのものだが、20年後30年後ソフトバンクの時価総額は・・・・・・

  • >>1107

    FTの同記事です。再掲しておきます^^

    「Arm's next chips to drive autonomous cars」

    Chip designer expanding into growing market with first product since
    SoftBank takeover.

    Certainly there are lots of potential projects we are looking at with our new owners, including projects on robotics and automotives, Richard York, Arm's vice-president of embedded marketing, said.


    https://www.ft.com/content/94dcc590-7e72-11e6-bc52-0c7211ef3198

  • 16/09/20 23:09
    ソフトバンク傘下の英アーム、無人運転向けプロセッサーを発表

    [ロンドン 20日 ロイター]
    ソフトバンク<9984.T>傘下の英半導体設計アーム<ARM.L>は、無人運転車
    向けの新たな処理装置「コーテックス━R52(Cortex─R52)」
    を発表した。

    複雑さを増すシステムにおいて安全性を高めるのが特徴で、自動運転車か
    ら産業、医療用ロボットまで多岐にわたる分野で活用できるとしている。
    第一弾として、パートナーでもある仏伊系半導体大手STマイクロエレク
    トロニクス<STM.PA>とライセンス契約を結んだ。

    ARMによると、コーテックス━R52は、プラットフォームの稼動状況
    に支障をきたさないよう、重大なソフトウエアコードを分離しておく設計
    になっている。こうすることで、追い越しや加速、急ブレーキといった場
    面で車の安全性を高めることができるという。

    アームの技術は、米アップル<AAPL.O>の「iPhone(アイフォーン)」
    や韓国のサムスン電子<005930.KS>の「ギャラクシー」など、ほぼすべて
    のスマートフォンに搭載されている。

    テクノロジー産業の軸足が、機器や車などあらゆるものをネットに接続す
    る「インターネット・オブ・シングス(IoT)」へと移る中、アームは
    この新たな成長分野でも中心的な役割を果たすことを目指している。

  • >>1100

    ストップの無い米株で
    スプリントに
    びっくり記録を作って欲しい気もします。
    どれほどが、びっくり記録なのか存じませんが(≧∇≦)

  • >>1099

    tomoさん、こんばんは^^

    さっき、6.94にタッチしました。一度に上げずとも、下値さえ切り上げて行ってくれれば良いんですが^^

    野球は、なかなかリアルタイムで見れないですが、アンテナを張っておきます(^^)v

  • >>1097

    begさんこんばんは。
    スプリントはぴょんぴょん。
    大きな気持ちで眺めましょう。

    それより
    明日の
    ソフトバンク日ハム戦
    千賀さん大谷君
    凄く面白くなりそうですよ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

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