ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2016/11/16〜2016/11/24

ヤフーの安宅和人(あたか かずと)CSOのTED×Tokyo基調講演を見ました

ちょっと孫氏と似て面白かったので載せます

テーマは「シン・ゴジラ」をもじった「シン・ニホン」

安宅氏はその映画の中で気に入ってる台詞があると言います

「この国はスクラップ&ビルドでのし上がってきた。今度も立ち上がれる。」

ゴジラ=核(原子力放射能)なのですが

シン・ゴジラは2つの原爆と1つの原発事故に見舞われた日本を表現したのでしょう

特に後者を物語っていた映画のラストシーン

放射能漏れ(ゴジラ)を石棺(冷却)し被害をくい止めました

では

「シン・ニホン」は何をスクラップし、何をビルドするのでしょうか?

私は孫氏の理念である「情報革命で人々を幸せに」を思い起こしましたね

それはとてもシンプル(安宅氏の代表的著書『イシューからはじめよ』)です

まさに孫の二乗の法則の天辺に理念があるのと同じです

要するに、古いものを壊し、新しいものを作る

孫氏の理念の下、

アジアスーパーグリッド構想や超高速ブロードバンド構想やロボットGDP構想やIoTチップ1兆個構想などのビジョンが誕生

古いものをスクラップするためには

新しいものをビルドするために古い枠から飛び出さなければならない

これは、政治、経済、外交にも言えること

政治は経済であり、経済は外交なんですね

孫氏は各国要人と外交します

それでついに「新しい経済」をビルドしたんです

各国の政治も変わりました

シン・ゴジラの最後の最後のシーン

ゴジラの尻尾に人間の屍が浮かび上がっていました

それが何を意味しているのか映画では語られませんが

人間も古き者から新しき者へとスクラップ&ビルドされます

なので、私にはそのシーンが

「古き者の遺物を新しき者にかずけてはいけない」

(単刀直入に原発の解体技術が確立されて無い状態ってそうでしょ)

という訴えに見えてしまいました

各国首脳の経済政策は「〜ノミクス」と言われ持て囃されます

あれって目先の利益の追求ではなく

本来は持続可能な社会づくりのための経済政策なわけです

ソフトバンクが300年、500年、1000年持続可能な会社であるために

シン・ゴジラ=新エネルギー(新テクノロジー)を産み出し続け

各国と共存できるトッププレイヤーになろう

それが「シン・ニホン」だと思う


安宅和人 | TEDxTokyo 2016

安宅和人 – フューチャリスト

ビッグデータや市場インサイト、事業開発等の事業戦略とデータサイエンスに秀でている人物、それが安宅和人氏。

東大にて生物化学を専攻、イェール大学にて脳神経科学にてPh.D.を取得した後、マッキンゼーやヤフー株式会社での長年の勤務を経験し、多種多様なブランドの立て直しから商品開発、ビッグデータ戦略等と幅広く事業戦略に関わってきた人物である。

現在では慶応義塾大学大学院で政策・メディア研究科の特任教授、ヤフー株式会社のチーフストラテジーオフィサーをしている。

https://youtu.be/G6ypXVO_Fm0