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通信再編に再挑戦か 孫社長の先手
トランプ氏に「米で5.7兆円投資」

 ソフトバンクグループの孫正義社長が6日午後(日本時間7日未明)、ニューヨーク市内でトランプ次期米大統領と会談した。孫氏は4年で500億ドル(約5兆7000億円)を投資し5万人の雇用を創出すると約束。トランプ政権下のIT(情報技術)政策で先手を打った。オバマ政権下の2014年に失敗した米携帯3位、TモバイルUS買収への再挑戦の布石ともみられるが、まだ先行きは読み切れない。


6日、ニューヨークで会談したトランプ氏と孫社長=ロイター
 「我々はもう一度、米国で積極的に投資する」

 トランプ氏と同じ共和党カラーの赤のネクタイを身にまとった孫氏はこう話した。トランプ氏も孫氏を「マサ」と愛称で呼び、初対面ながら実業家同士で息の合ったところをアピールした。

 孫氏が米国で勝負を懸けたのは13年。米携帯4位のスプリントを1兆8000億円かけ買収し、返す刀でTモバイルの買収にも動いた。だが、米連邦通信委員会(FCC)が反対に回り2社のセット買収は宙に浮いた。

 慌てた孫氏は米グーグルのエリック・シュミット元最高経営責任者(CEO、現持ち株会社会長)やケネディ駐日米大使などの人脈を駆使してオバマ大統領に会い、直訴したものの事態は打開できず、一時はスプリントの売却を考えるまで追い詰められた経緯がある。

 「もう一度」という言葉は、Tモバイル買収に再挑戦する意欲を示唆したとも受け取れる。米政権交代によりTモバイル買収に反対したFCCのトム・ウィーラー委員長の交代が確実で、後任人事次第では再編に打って出る余地が出てくる。

 トランプ政権下で同じ失敗を繰り返さないため、まずは大盤振る舞いで先手を打った格好だ。


 そのスキームは巧妙で500億ドルの内訳は示していないが、およそ半分はスプリントの設備投資が占めるとみられる。

 さらに、ベンチャー企業への投資などはサウジアラビアの政府系ファンドなどと設立する1000億ドル規模の投資ファンド経由になる。ソフトバンクの懐はほとんど痛まない仕組みを作ったうえで、トランプ氏の懐に食い込んでみせた。

9984 - ソフトバンクグループ(株)  通信再編に再挑戦か 孫社長の先手 トランプ氏に「米で5.7兆円投資」   ソフトバンクグループの孫

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