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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2017/03/10〜2017/03/14

「のれん代」は営業権という項目になって無形固定資産に計上されます。

そもそも無形固定資産とは、有形固定資産のように目に見える具体的な
ものではありません。しかし企業が長期間にわたって他社と競争してゆ
く上で、欠かすことのできない保有財産と位置づけられているものです。
具体的には、特許権、地上権、商標権、実用新案家、意匠権、鉱業権、
ライセンス契約、ロイヤリティ契約などの法律上の権利や、文学作品、
音楽的作品、絵画、写真などの芸術的価値、顧客リストや顧客との契約
など営業上の顧客との関係、それに「のれん代」(=営業権)のような
経済的な財産があります。

「のれん代」は、企業の合併や買収、営業の譲り受けの時に限って資産に
計上されます。「のれん代」に限らず無形固定資産というものは、企業に
とってビジネスの上では不可欠のものです、
「のれん代」の金額決定は、企業結合会計においてパーチェス法による評
価を用いた場合に、現在の市場での価格と簿価との差額で決まる、という
ことになります。

米国の会計基準や国際会計基準では、持分プーリング法を廃止してパーチ
ェス法を用いる傾向が強くなっています。