ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2017/08/18〜2017/08/21

【　なぜNVIDEAが人工知能の真価を大きく左右するのか　】
実際、GPUで処理した場合とCPUで処理した場合では、最大で10倍近くもの速度差が現れる。新しいアリゴリズム（やり方、方法）を組み上げ、データーを処理させた結果を確認し、新たな推論を打ち立てる人工知能開発の現場において数週間かかっていたデーター処理が数日で終わることのアドバンテージ（優位性）は計り知れない。
インテルはCPU内蔵GPUに注力しており、単体で強力なGPUを開発していない。　AMDは単独のGPUシリーズを販売しているがNVIDEAの「テスラ」に相当するGPUコンピューティング向けの演算カードは販売していない。特にテスラのような演算カードの存在は、実際の研究機関などで採用されるにあたって大きなアドバンテージ(優位性）になる。開発環境の実績や充実度を見るとNVIDEA一強という状況だ。　またNVIDEAはテスラの高い処理能力を活用する場として自動車業界をターゲットに挙げている。　走行中に毎秒入力されるデーターは非常に莫大な量になる。自動運転車となるとカメラの映像や音波などセンサーの数も入力されるデーターの量も格段に跳ね上がる。こうした大量のデーターを処理し、事故を起こさずに走行するよう自動運転車には人工知能的なアプローチが行われているのだが、ここにテスラの強力な処理能力を生かそうというわけだ。
このように、人工知能や自動運転といった次世代の重要な技術においてはGPUコンピューティングが非常に大きな役割を持つ。　そしてGPUコンピューティングの進化を最前線で支えるNVIDEAの存在は、これからのIT分野や産業界において、その進化の速度を左右する、非常に重要なポジションを得ていくことは間違いない。

孫社長がNVIDEAの株式の4.9％を買った理由が分かるような気がしたわ。NVIDEAのディープランニング、人工知能と画像処理技術。株価はとんでもないことになるんじゃない？