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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2018/08/15〜2018/08/17

エヌビディア、5~7月期の純利益89%増 見通し慎重で株価は下げる
2018/8/17 6:07 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=滝口朋史】画像処理半導体(GPU)大手の米エヌビディアが16日発表した2018年5~7月期決算は、純利益が前年同期比89%増の11億100万ドル(約1200億円)だった。主力のゲーム向けが好調で、人工知能(AI)の「深層学習」でのGPUの利用拡大が続きデータセンター向けも伸びた。1株利益は1.76ドルと、QUICKファクトセットがまとめた市場予想(1.67ドル)を上回った。

売上高は40%増の31億2300万ドルで、市場予想(31億500万ドル)を上回った。ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は「AI、ゲーム、映像化、自動運転のすべてが成長した」と強調した。データセンター向けの売上高は前年同期比83%増えた。一方、仮想通貨向けの需要が後退したため「OEMその他」部門は54%の減収だった。

18年8~10月期の売上高は31億8500万~33億1500万ドルと、前年同期比で21~26%増を見込む。粗利益率は62.1~63.1%と予想。売上高は上限でも市場予想の33億3600万ドルに届かず、粗利益率の中央値(62.6%)も市場予想の62.8%を下回った。

16日の時間外取引でエヌビディア株には売りが膨らんでいる。前日比0.6%安の257.44ドルだった通常取引の終値を5%あまり下回る240ドル台前半で推移している。決算は予想を上回ったものの、業績見通しが慎重と受け止められた。今期中の仮想通貨向け製品の業績貢献は見込まないと説明したのも売り材料視された。