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ジャスダックインデックス【23337】の掲示板 2015/04/01〜2020/11/29

【こんな意見もある②】
 この筋道の中で、イギリスのEU離脱をめぐる国民投票は「第三段階」と言えましょう。ネイションとしてのイギリスの再浮上です。イギリスは、ネイションへの回帰において先陣を切ったわけではありませんが、おそらく最重要の段階を体現しています。なぜならイギリスは、グローバル化を主導した二国のうちの一国だからです。マーガレット・サッチャーの登場で、イギリスはネオリベラル革命においてアメリカに一年先行しました。新自由主義の論理を最初に推進した二国のうちの一国なのです。
…この文脈において、EUに真に影響を及ぼす初めての国民投票、その意味で「歴史的」と言える国民投票がイギリスで行われたのは、理に適っていたと言えます。国民投票は、イギリスではあまり馴染みのない手続きです。しかし、このたびの国民投票が示したものは非常に明らかです。出口調査によれば、EU離脱の第一の動機は、移民云々ではなく、イギリス議会の主権回復でした。イギリス人にとって政治哲学上の絶対原則は議会の主権にあるのですが、EU離脱を選択するまで、イギリス議会は主権を失っていたのです。
 結論を言います。ドイツ、ロシア、イギリスの目覚めに続く「第4段階」は、論理的にはフランスの目覚めでなければなりません。イギリス人の後に続くというのは、われわれの革命的伝統にマッチしています。
(エマニュエル・トッド)
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4月にフランス大統領選挙が始まる。極右政党が支持を伸ばしており、結果次第で大きな変革が生まれそう。
日本でも隣国で政治的、経済的に激変が起きてその影響を受けることになったり、あるいは外国向け優先、国内向け道半ば政策の継続で、格差拡大や低所得者層の行き詰まり感が蔓延してきたり、急増する外国人の影響を受けたりしてくると、日本回帰の気運がもっと高まってくると思う。