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参考にならない独り言の掲示板

マークイットが14日発表した12月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.9と、前月の改定値(55.3)から1.4ポイント低下した。
市場予想は55.1。速報値は予想下限の54.0を下回った。
1カ月の落ち込みとしては2015年12月(1.6ポイント低下)以来の大きさで、13カ月ぶりの低水準となった。
米供給管理協会(ISM)製造業景気指数に換算した数値では、1.2ポイント低下の53.6となり、こちらも13カ月ぶりの低水準だった。
産出指数は0.1ポイント低下。3カ月連続の低下となり、9月の1.5ポイント上昇を全て吐き出した。四捨五入しない数値は54.27と15カ月ぶりの低水準だった。
新規受注指数、雇用指数はともに2.2ポイント低下し、それぞれ54.4(13カ月ぶりの低水準)、53.1(17カ月ぶりの低水準)だった。新規受注指数の低下幅は6カ月ぶりの大きさだったが、雇用指数の低下幅は28カ月ぶりの大きさだった。
購買在庫指数は0.1ポイント低下の50.7(8カ月ぶり低水準)。購買量指数は2.0ポイント低下の52.7(18カ月ぶり低水準)。完成品在庫指数は2.9ポイント低下し、前月の2.4ポイント上昇を全て失った。同指数の低下幅は2014年1月以来の大きさだった。
一方、投入価格指数は60.2に一段と低下し、1月(58.5)以来の低水準となった。10月は63.4、11月は61.1だった。産出価格指数も0.7ポイント低下の53.9となり、12カ月ぶりの低水準だった。
新規輸出受注指数は0.6ポイント上昇した。