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実り子のFXのためのMEMOの掲示板

ウクライナ情勢の再緊迫化も手伝って「米ドル/円」、クロス円の上値は重い。来週行われる日米の金融政策発表を前に様子見ムードも強い。
 依然、「米ドル/円」は2月初旬から形成されている上昇チャネルのレンジ内で推移しているが、いずれはいったん下放れるものと考える。
 目下は、日銀による追加緩和実施の思惑が下値を支えている部分もあろう。
 4月初旬に一時盛り上がった追加緩和期待も日銀会合前には萎み、会合後は失望の反応となったことが想い起こされる。
 今週22日、「米ドル/円」は102.72円まで上値を伸ばしたが、同水準は4月4日高値から11日安値までの下げに対する50%戻し=102.73円に近く、目先の戻りは一巡した可能性もある。
 日経平均株価の戻りも目先一巡した感があるうえ、「豪ドル/円」をはじめクロス円全般の上値余地も限られてきているように見られる。
 当面、「米ドル/円」に関しては一段の下値リスクに対する警戒が怠れないものと考える。
http://fx-koryaku.com/articles/number/1332