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    作品は新作・旧作また邦画・洋画を問いません。

    場所は映画館・試写会・TV・VTR・DVD・PCなどすべてOKです。

    少しネタバレあっても良いのです。

    楽しく感想などを交換しましょう。

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    hym***** 8月4日 17:39

    アゲイン
    100回を迎えた高校野球大会も各地で盛り上げりを見せている。
    この作品を観る機会を得て、高校野球球児達の甲子園に懸ける思いを改めて感じた。

    ストーリーは、県大会で決勝まで行きながら、部員の暴力沙汰で辞退せざるを得なくなった元球児達の物語。
    不祥事を起こした部員が東日本大震災で亡くなり、その娘が同僚元球児たちを訪ねて詫びを入れ、同時に「マスターズ甲子園」への出場を勧める。
    一時は反発が強く拒否されるが、事件の全貌が明らかになり前向きに参加に踏み切る。
    決勝では形勢が悪く負け試合かと思われたが、奮起して逆転勝利を収め県代表になる。
    念願の甲子園で野球が出来て満足するシーンが印象的。

    「マスターズ甲子園」の存在は初めて知り、毎年県代表のOB達が参加している様である。
    個人の感想としては、不祥事でない決勝の逃し方にして欲しかったと思う。
    中井貴一主演、野球は未経験ながらそれを感じさせないのは演技力だろう。

  • セールスマン
    イラン製作、アカデミー賞外国語映画部門受賞。
    監督がアカデミー受賞式にトランプ政権の移民政策に抗議して出席を辞退した。

    ストーリーは演劇俳優の二人が主人公、無理な都市計画により転居を余儀なくされ、新居で起きた事件が作品の主題になっている。
    以前住んでいた女と間違われた妻が暴行され、夫婦で対応を話し合うが平行線で折り合わない。
    警察沙汰を避ける妻、復讐に訴える夫との交錯が二人の距離を離れさせる。

    二人が上演中の「セールスマンの死」は米国・アーサー・ミラーの名作である。
    米国の繁栄に一石を投じたテーマの作品と思っている。

    米国・イランの関係でこの作品を選んだ意味が、この映画の意図に繋がる。
    ミステリー調から意外な真犯人を見つけ、夫婦で処置の違いを見せる。
    ラストの二人の芝居前の化粧時の無表情が印象に残る。

    イラン最高の監督作品と言われているが、国内部の状況が垣間見える。
    心理描写の妙がこの作品の心髄かも知れない。

  • 裁き
    インド映画は以前からレベルの高さを言われていて観たことはあるが、久し振りに観賞した。
    下級裁判所に於ける裁判の模様を描いているが、インドの庶民生活の一端を見た思いである。

    老人歌手が町で唄った歌詞によって下水管労務者が自殺に追い込まれた、と言う事で逮捕される。
    検事側は偽証する証人を立ててまで有罪に持って行く工作をし、弁護側はそれに反証すると言う展開。
    自殺者の妻の無関心さ、100年前の法律を盾に論旨を述べる検事、自殺者の貧しい生活内容に言及する弁護士などが絡み合って裁判は進む。
    結局弁護側の主張が認められて裁判長の判断で被告は釈放されるが、後になってテロ容疑で再度拘束される。

    裁判を通してインドの生活は貧富の差、宗教・言語の違いなど複雑な人間模様があり、更に驚くことに法律の曖昧さをも描いている。
    ロングの撮影が多いが、それなりに実感を伴う効果を上げている。

    アカデミー賞外国語部門、ヴェネティア映画祭での受賞も果たしている。

  • JFK
    米国最大のミステリーと言われる「ケネディ大統領暗殺事件」を扱ったオリバー・ストーン監督作品。
    91年に製作されたが、公開後メディアを含めて各方面から批判を受けた。
    事件の全貌が未だに明らかでなく多くの憶測が飛び交っているだけに、嫌がらせや批判も当然予想される。

    一地方検事による法廷で真相を堂々と述べるシーンは、クライマックスとして見ごたえがある。
    「真実は権力にとってしばしば脅威となる、我々は真実の為危険を冒しでも闘わねばならない。国が真実を抹殺するなら、それは我々が生まれた国ではない」と言う内容の台詞が印象的である。

    この作品で、後任大統領の実名、CIA、FBI、マフィアなどの陰謀を述べるが、自由の国ならではと思わせる。
    併し、ウオーレン調査報告も明確でなく、真相は2039年の報告を待つしかないと言う事がこの国の二面性とも言える。

    ケヴィン・コスナー、ドナルド・サザーランド他名優たちの共演で、特にサザーランドが秀逸である。

  • インサイダー
    アル・パチーノ、ラッセル・クロウ、クリストファー・プラマーと言ったオスカー俳優の共演で骨太の作品になっている。

    内容は、たばこ会社への内部告発とそれを扱う放送会社の展開が主題になっている。
    メディアに対する圧力は色々な形で行われ、民主主義の下でも自由がままならない恐怖すら感じる。
    実話に基づいているので迫力あり、出演者の演技も更にリアルさを感じさせる。

    テーマがたばこ公害を正面から取り上げている事、放送会社を実名で登場させている事がさすが米国ならではと思わせる。
    旧作ではあるが、決して違和感を感じさせない印象深い作品と言える。

  • ** 万引き家族 **
                
    監督 是枝裕和
    出演 リリーフランキー 安藤サクラ 松岡茉優 池松壮亮 樹木希林

    (一行の文章を9割がたのショットで繋いでゆく手法だったし、家族構成の成り立ちの説明が乏しくて、違法年金取得・子供虐待・見えない隅田川花火大会・貧困など世相の取り込みもあるが、パルム・ドールを受賞したことは「貧しいけど幸せな日々を送る疑似家族」の評価でどこまで現代日本を見たのだろうか?

    「本当の家族とは何か」あるいは「“本当の家族”とは幻想に過ぎないのではないか」という問いを持つ監督らしさ充満だった。)

  • 大空港
    パニック映画の先鞭と言われる本作品。
    ハリウッドのニューパワーが台頭しつつある時期に対抗するように作られた。
    所謂大作主義としてオールスターキャストを組み、それぞれの個性を生かしたものとなっている。

    ストーリーはパニック優先ではなく、それぞれの置かれた生活状況を取り上げている。
    当時の空港チェックの大らかさが、現実との対比で見ると良き時代の懐かしさをも感じさせる。時代の変遷と言ってしまえばそれだけだが、やはり現状の生活空間の狭さを感じざるを得ない。
    この作品で現代との対比を再認識させられるとは皮肉なものであった。

    バート・ランカスター、ディーン・マーチン、ジョージ・ケネディ、ジーン・セバーグ、ヴァン・ヘフリン他往年のスター達が顔を揃えている。

  • アメリカ、アメリカ
    奇抜な題名に興味があったが、巨匠監督エリア・カザン自身の祖先の物語である。
    トルコ生まれでギリシャ系移民のカザンは、この作品でも主人公を同じ設定にしている。
    オスマン帝国下でギリシャ系民族は迫害されており、主人公はアメリカに向かって幾多の苦難を乗り越えて目標を達成する。アメリカ、アメリカを口癖にしている所から題名に繋げている。
    全編はモノクロで内容的にも明るさはないが、この時期のアメリカに向けての移民の状況を描けている。

    カザンは、二度のアカデミー監督賞を受賞し名誉監督としても表彰されているが、1940年代後半から50年代前半にかけての「赤狩り」で告発者としてハリウッドの何人かを密告している。その為に後年彼に反発する人も少なくない。

    併し、ハリウッドの映画製作では数々の名作を残しており、俳優もジェームス・ディーン、マーロン・ブランドなど名優を誕生させている。
    「紳士協定」「欲望と言う名の電車」「波止場」「エデンの東」などは今でも印象に残る作品である。オールドファンには懐かしい作品群と思う。

  • 第十七捕虜収容所
    ビリー・ワイルダーと言えば、かつてハリウッドの名匠と言われた監督。
    名作と言われた作品も数多く残している、本作品もアカデミー賞にノミネートされたが主演のウイリアム・ホールデンのみ主演賞を受賞した。

    二次大戦末期にナチに捕虜として収容された米兵達のエピソードが主体である。
    併しシチュエーションは暗く成り勝ちだが、明るさを取り込んでいて異色の収容所生活振りでもある。これはワイルダー流なのであろう、音楽も適所に流して効果を上げている。 脱出とスパイ探しがストーリーの大半だが、ラスト迄に持って行くテンポは流石と思わせる。冷酷なシーンもあるが、銃撃シーンは少なく殆んど会話に費やされる。

    ホールデンはワイルダー作品の他にも出ているが、本作は余り目立たない、むしろ脇のロバート・ストラウス、オット・プレミンジャーなどが演技の冴えを見せている。
    モノクロではあるが、当時の映像を振り返るのも一興と思う。

  • 山猫
    イタリアのかつての巨匠ヴィスコンティの作品で、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した。最近では日本の監督が受賞しているが、この時は小林監督の「切腹」と最後まで争ったエピソードがある。作風としてヨーロッパが有利になった。

    イタリアは南と北に分裂していたが、19世紀に統一されている。その当時のシチリアでの貴族社会を描いている。
    3時間に及ぶ大作であるが、ストーリーとしては飽かせない。歴史を背景に貴族社会の凋落を暗示して終息する。

    何と言っても舞踏会の絢爛豪華さ、シチリアの風景の美しさが画面一杯に広がるのでそれに惹きつけられる。
    ヴィスコンティの作風であろうか集団描写が戦闘シーンも含め多く見られる。

    バート・ランカスター、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレなど豪華な俳優陣で、当時の新進アラン・ドロンが際立つ。

    「シチリアも獅子の時代は終わり山猫の時代が来る」とランカスター扮する公爵が述べるシーンがこの作品のテーマであろう。

  • ** 妻よ薔薇のように 家族はつらいよ Ⅲ **

    監督 山田洋次
    出演 橋爪功 吉行和子 西村まさ彦 夏川結衣 
       中嶋朋子 林家正蔵 妻夫木聡 蒼井優 小林稔侍


    (西村の妻・夏川が不満を爆発させて家出。主婦不在となった平田家が大混乱に陥るさまをコミカルに。
    夫婦で見ると同感!と絶賛したり、夫には辛いところもあり、主婦には自分の生活にさぼりはないのかなど、
    それぞれ反省点が見えるでしょう。
    三家族同居とか事があれば嫁も含め家族中が集合して話し合うなど、地理的にも環境的にも今は憧れに近いのではないかな。
    加えて小林稔侍のような独り者高齢者などを無理に押し込んで現代を示唆するのは欲張った印象でした。

    寅さんシリーズみたいに続いていきそうですね。)

  • 海よりもまだ深く
    是枝監督作品、自身原案、脚本、演出、編集を手掛けている。

    駄目な主人公を中心に描いている。
    数年前に文学賞を受賞した主人公が夢を追いかけているが、生活力に欠け妻にも愛想をつかされ離婚する。私立探偵社に勤めているが、好きなギャンブルにつぎ込む生活。
    養育費を払うお金にも事欠き母、姉にせびる状態で、救い様のない人物に特化している。 
    息子に靴を買うシーンでも、靴をこすり傷つけて値段をまけさせる様な事をする。

    駄目人間を中心に生活の日常を描いているが、現代の一断面を見せている。
    母親の暮らす団地で出会った妻息子、主人公4人が台風の夜に一夜を明かす。そこでそれぞれの思いを語る。この場面が本作品のテーマであろう。
    母親の「海より深く人を好きになった事がないから生きていける」と言う台詞は人、ものに執着しないから生きられる、と言う事であり印象的。

    阿部寛、樹木希林、他俳優陣の演技ぶりも見応えがある。
    是枝監督のテーマの取り上げ方が作品ごとに惹かれる。

  • ** のみとり侍 **

    監督 鶴橋康夫
    出演 阿部寛 寺島しのぶ 豊川悦司 斎藤工 風間杜夫 松重豊 桂文枝 

    (老中・田沼意次(桂)の規制緩和によって賄賂も横行するが、景気は上向いてた中、長岡藩の真面目すぎるエリート藩士(阿部)は、藩主(松重)の怒りを買い、左遷され、“蚤とり”商売をすることに。しかし猫の蚤とりは表向きで、実態は女性に愛を届ける“添寝業”だった。前半は予告編やらCMで更にはR-12なので、悲しい思いのラストになるかなと考えたが、後半謎解きめいて、市井の繁栄に門戸開放すべしとか、異常者的藩主が殺害されるのを防ぐ為であったとかで、物語に重厚さが出来た。寺島の熱演が最後に籠に乗ってのシーンにつながり暖かい気持ちにさせられた。

  • 泥棒成金
    アルフレッド・ヒッチコック監督作品。
    一時代を作った名匠ヒッチコックであるが、今の若者には馴染みは薄いと思う。
    サスペンスと言う言葉は、この人によって作られたと言っても過言ではない。

    本作品はあの「グレース・ケリー」が人気絶頂時の容姿を見せる、「ケーリー・グラント」共演でヒッチコックのお気に入りのスター達である。

    ストーリーは、宝石泥棒のプロを卒業したグラントが、自分に似せて宝石泥棒を行う真犯人を捕らえると言う内容。

    例によって監督自身が冒頭のシーンでエキストラとして登場するが、何ともユーモラスな演出である。
    この頃の作品は展開にも余裕が感じられるが、現代のものはその辺が希薄に感じられ
    る。
    観て楽しい余韻を残してくれたヒッチコックが懐かしい。

  • 北の零年
    吉永小百合主演作品、北シリーズ第一作目。
    東映も社運をかけての膨大な経費を投じて製作した。

    北海道を舞台として、淡路より転地を明治政府から言い渡された稲田家家臣領民の物語。実話に一部基づいているが、寒冷地での苦労エピソードは少ない。
    むしろ人間の生活、権力に対する弱さが強調される。
    その中で、吉永扮する家臣小松原の妻は気丈に生きる。

    夫・小松原は使命を全うせずに行方不明、妻は留守を守るが限界にきて土地を離れるが、途中の吹雪でロシア人に助けられる。
    5年後牧場を預かる身分となる。
    限界状況から一転、5年経過と言うプロセスが理解し難い。
    家臣たちも役人となった行商人{この経過も不明)の下で使われている。

    馬を調達に来た役人が行方不明の渡辺謙で、これも何か不自然さを感じる、運命と言う事なのか。
    馬は豊川悦司扮する元会津藩士よって放たれ、藩士領民の抵抗もあって役人たちは引き下がる。
    土地を離れず開拓の意志を新たにして、一同団結して土地に向かう。

    個々に見るとシナリオに不自然さが見える、開拓に伴う苦難、自然との闘いなどを期待したが外れた。渡辺の役柄も中途半端で終わる。
    やはり小百合念頭の作品として一途に観るべきなのかも知れない。

  • ** 孤狼の血 **

    監督 白石和弥
    出演 役所広司 松坂桃李 真木よう子 駿河太郎 江口洋介 石橋蓮司

    (昭和63年。暴力団同士の抗争が激化する広島の地方都市を舞台に、暴力団が絡む事件の解決に乗り出したマル暴刑事役所が己の信念のみに従って進める法律無視の過激な捜査の行方を壮絶なバイオレンス描写。

    新任のエリート刑事に松坂。どんなにダーティな役をしてもどこかチャーミングな役所。

    血と汗とタバコと酒とメンツと組織に美人局・豚糞・広島弁など盛り沢山で出演者それぞれ面白い。

    組の抗争がもっと過激に描かれていたら役所の市民に迷惑かからずに平安になることを願う気持ちが
    強く現れたのにとも思う。

    松坂の娼年の演じ方と違い男に成れたかな。

    続編製作が決定したようです。)

  • 三度目の殺人
    是枝監督作品を観るのは三番目になるが、それぞれのテーマは時局性に絡んでいた。
    本作品も幾らか裁判制度絡みの所がある。

    殺人犯と弁護士の心理葛藤が主体で描かれる。
    殺人証拠が揃わぬ中で自白に頼る裁判のあり方、ノルマを終えれば早期判決に持って行こうとする判事など問題点を印象づけられる。
    終盤になって被告が無罪を訴える、警察も検事も弁護士も聞いてくれなかった無罪の訴え、と言う。
    担当弁護士は真実を知ろうと悩むが、決定打にならない。
    結局判決は有罪、死刑の宣告を受ける。

    ここで終わるが何とも後味の悪い結末になる、どんでん返しを期待する観客も少なからずいたと思う。併し考えさせられる結びになっている。
    判決後犯人と弁護士の対話が二人の顔の二重画面で続く、お互いの主張が交差して行く。
    併し、犯人の平然とした表情は悩む弁護士との対比で映る、善と悪の対比にも見える。

    役所広司、福山雅治両者の演技が見どころになっている、犯人役の役所の存在感は重みを感じさせる。

  • ローマ法王になる日まで

    現法王の伝記映画。
    266代のローマ法王・フランシスコは、南米から初めて選出された。
    若かりし頃のアルゼンチンでの出来事を描いている。

    当時アルゼンチンは独裁・恐怖政治体制下で抵抗運動は許されていなかった。
    その為に行方不明者は後を絶たずに、獄に送り込まれる人も多く暗い時代であった。
    彼は司祭として庶民の味方にあり、折に触れて抵抗運動家たちを匿う。この頃危険を伴う行為で、身の危険を感じた事もしばしばあった。
    信仰の道を説き、終始自分の行動に責任を持っていたことが描かれていている。

    法王の引退に伴い、コンクラーベで法王に選ばれる。
    コンクラーベの経緯は法王庁内部の事なので触れていないが、カトリックの頂点に立つ事の意味が関係者には大きな出来事と思う。
    庶民派の法王として親しまれている事は、報道などで知られている。

  • ある愛の詩(LOVE STORY)

    懐古趣味かも知れぬが、この映画はバックに流れる曲と共に忘れられぬ作品。
    ストーリーは富豪の息子と庶民の娘との恋物語で、当然格式に拘る父親と息子との対立がある。
    併し、愛情を優先する息子は親と断絶し、経済的に苦しくても二人の生活を選ぶ。
    二人だけの会話、行動シーンが主体を占めて強調される。
    それだけに、限りある命の通告は一層悲しみとして印象づけられる。

    当時米国ではべトナム戦争真っ只中にあり、若者が不安を抱えていた時期だけにこの作品はヒットした。彼らの心を捉えたのかも知れない。

    別れにジェニファーがオリバーに「愛とは決して後悔しない事」と言う台詞は、ラストで彼が父親に話す言葉にもなっている。終始父親に対する毅然とした息子の態度は、共感する人も少なからずいたと思う。
    この時期の傑作として印象に残り続ける作品と言える。

  • 岸辺の旅
    黒沢清監督作品。
    初めて黒沢作品を観たが、光と影の演出に特異性を見た。

    行方不明の夫が3年ぶりに帰宅するが、既に死人となっている。失った時を取り戻す為に夫婦で旅に出る。夫が滞在した三か所を訪ね、それぞれの人生を見つめる。
    悲しみ、悔い、罪などがあり、人間の弱点を感じさせる。
    生と死、表裏一体とも言える世界を描いていて、この作品の特殊性に惹かれる。

    深津絵里、浅野忠信が主役で脇には達者な顔ぶれを揃えていて、中でも僅かな場面しか出ないが蒼井優の演技が光っている。

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