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  • だれもが騙される騙しの手口・・しかし裁判でもこの手口は認められます!

    もっともらしいというだけで、はたして科学は成り立つか

    歴史学、政治学や社会学は帰納法での結論、
    法則や定理の証明法には大きく分けて2種類あります。演繹法と帰納法ですよね。

    しかし、昔より、帰納法は本当に証明方法として正しいのかという疑問が消えませんでした。
    特に、デカルトと並ぶイギリスの代表的な懐疑論哲学者のヒュームは、帰納法を徹底的に攻撃しました。

    帰納法で得られた結論は、蓋然性が高いというか、平たく言えば、もっともらしさが高いというだけであり、そうなるという必然性が何も証明されていない!と。

    人間理性を重視するドイツの偉大なる哲学者カントも、ヒュームのこの帰納法攻撃には、ほとほと手を焼いた感じですね。

    実は、完璧な論理構成を誇るとされる数学にも、証明方法として“数学的帰納法”と呼ばれる帰納法があるのです。

    出発点でこうでした、 次の点(ある点、任意の点)でもこうでした 従ってどこまで行ってもこうです  という証明方法です。

    これって、もっともらしさが高いというだけであり、そうなるという必然性が何も証明されていないことになるのでしょうか

    皆さん、何も心配はいりません
    20世紀前半の世界の数学界をリードしたドイツの偉大な数学者ヒルベルトは、数学的帰納法の正しさをものの見事に証明することに、世界で初めて成功しました。

    なんと、数学的帰納法の正しさを、数学的帰納法を使って証明したのです。お見事

    早速、これに横から突っ込みを入れるヒマ人がいました。ポアンカレ予想で有名なフランス人数学者のポアンカレです。彼も20世紀前半の数学界の巨匠と呼ばれた人です。

    曰く;「バカか! あんた! それって、循環論法じゃないか!」
    帰納法の正しさを帰納法を使って証明する 循環論法でダメ とは

    では、なぜ、循環論法がダメなのでしょうか

    それは、ギリシャ哲学界に燦然と輝くアリストテレス先生が、論理学構築の時、循環論法を禁じ手とすると、独断で決めてしまったのです。

    アリストテレス先生は、循環論法が偽なる結果・結論を導くから禁じたのではなく、当時ギリシャで猖獗を極めていた詭弁論理学を、何としても封じ込めたいとの一心から決めたものなのです。

    ですから、循環論法が必ず偽なる結果・結論を導くと証明できた人は、今のところ一人もいません。

    なのに、論理学や数学の世界では、アリストテレス先生以来循環論法は禁じ手となっているのです。

    わたしは、ことさら循環論法を排除すべきではないと思っております。
    アリストテレス先生の鶴の一声で、世界はそれに無批判、無原則的に従わなければならないのでしょうか

    帰納法の正しさを帰納法を使って証明する
    なんともロマンティックじゃないですか

    皆さんはどう思われますか

    一般の、普通の商売でもよく見かけますよね
    循環取引=架空取引ってのを
    よくマスコミのスキャンダル的ネタになりますが
    詐欺師みたいな連中がよくやってますよね
    https://youtu.be/fvcHuIfUbyw

    余談
    歴史学も帰納法一本やりの学問といえるでしょう。

    政治学や社会学で、歴史学も含め、帰納法を使って結論を得ようとするとき、サンプリング行為がよく問題となります。

    サンプル サンプルとして何を対象とするのか、何を取り上げて何を捨てるのか、抽出過程に恣意性はないか 要約過程に恣意性が入り込んでいないか
    やる人によって、てんでバラバラ

    だから、歴史学や社会学や政治学には有象無象の結論や正反対の結論が乱立、林立する。
    一種のプロパガンダ合戦になる。

    まああ、そこんとこが人間味があって面白いといえば面白いんですが
    歴史学者や社会学者や政治学者は、だからメシが食っていけるのでしょうね

    あなたもよくやっていませんか
    帰納法によって得た結果、結論を、帰納法によってその正しさ、正当性、妥当性を証明して見せる あるいは、補強して見せる、っていう騙しの手口を

    だから私は、循環論法はことさら排除すべきではないと、言っているのです

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