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  • 観艦式で「帥子旗」を掲揚… 文氏は“抗日将軍”の哀れな末路を知らないのか

    2018.10.18 


     韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権はいま、国内の「反日ボルテージ」を高めようと画策している。何をしてもうまくいかない状況の中で、世論が「反政権」に向かい出したときに「国民の目線」を変える準備なのかもしれない。
    韓国・文在寅大統領

     背景には、すでにうっそうと堆積している「反日」の土壌がある。それに加えて、何をしても日本政府はせいぜい「遺憾」と言うだけという“正しい見切り”がある。

     同国南部・済州(チェジュ)島沖で行われた国際観艦式で、文大統領が乗船する査閲艦に、豊臣水軍と戦った李舜臣(イ・スンシン)将軍由来の「帥子旗」が掲揚された。参加国には「自国の国旗と韓国旗の他は掲揚しないように」と要請しておきながら…。

     これは、韓国が国際スポーツ大会のたびに見せる国技「ホームの権利(わがまま)行使」によく似ている。

     帥子旗の由来が正しいのか、あるいは李将軍が豊臣水軍に勝ったのかどうかは、さておく。問題は「抗日の旗」と認識されている帥子旗を、各国海軍の親善行事であえて掲揚したことだ。

     もちろん、国内向けだ。政権として「反日の意欲」を示したのだ。

     観艦式で査閲があった翌日、韓日文化交流会議の主催で学術会議が開かれた。韓国側は基調講演で「1965年の韓日基本条約に基づいた体制は限界に直面した」「限界となった要因を積極的に克服しようとする努力が必要」と述べた。

     基本条約と付属協定の見直しを提起したと見るべきだ。徴用補償に関する韓国最高裁の判決が出る前に、「基本条約や付属協定など、もう意味がない」という空気を国内にみなぎらせたいのだろう。

    小渕恵三首相と、金大中(キム・デジュン)大統領(ともに当時)による「日韓共同宣言」20周年を記念して、ソウルで開かれた晩餐(ばんさん)会では、韓国の民謡歌手が、歌詞に「独島」(=竹島の韓国名)、「東海」(=日本海の韓国名。国際統一名称をめぐり日韓が争っている)が入った曲を歌った。

     韓国のマイナーサイトに「あまりにも無礼だ」という投稿があった。が、日韓議連の額賀福志郎会長ら日本側出席者は誰も席を立たなかったらしい。

     帥子旗に関しては、外務省が一応抗議したが、岩屋毅防衛相は「非常に残念だが、それを乗り越え、さらに韓国との防衛交流、安全保障交流を進めたい」と、キリストも驚くような寛容なコメントを発した。
    https://youtu.be/MTECy7cFuLE


     韓国政権の「日本政府観」は正しい。だから、国内事情による「反日増進」があるのだ。

     韓国大統領府は、帥子旗の掲揚について「将来の海洋強国・大洋海軍への意志を表明」(ヘラルド経済・韓国語サイト、10月11日)と述べたそうだ。李将軍が日本と明国との停戦合意を無視して、撤収する日本船を追撃し、流れ弾に当たって死んだ歴史を知らないのだろうか。

     合意を無視して図に乗って…まさに、どこかの国の行動そのものだ。

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