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  • [ⓒ中央日報] 韓国プルコギは、在日同胞が苦労して守った韓国の焼き肉



    2018年06月18日16時34分



    [ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]




    日本・大阪は南の難波と北の梅田に観光客が集まる。地図で見ると都市の右に生野区というところがある。

    こちらにマニアックな観光客が集まる。「プルコギ(焼き肉)ツアー」のためだ。韓国人よりも日本人観光客のほうが多い。

    大阪市内からも白ワイシャツ部隊が押し寄せる。服に煙がしみつくことを物ともせず、黙々とプルコギを焼く。

    ここが在日同胞が作り出した焼き肉、すなわちプルコギの聖地だ。一種の聖地巡礼客兼観光客が集まるのだ。

    電車に乗って、焼き肉タウンのある生野区鶴橋駅で降りると、韓国人ならなじみ深い匂いをかぐことができる。しょう油漬けされた肉が火に焼かれることで出る、あの香りだ。

    もうもうとした煙が駅舎の中まで入り込んでくる。駅舎を抜けると、早速客引きが次々と近づいてくる。1本の長い路地に焼き肉屋がこれでもかとひしめいている。

    焼き肉は日本全域で人気だ。人口3000~4000人の田舎にもいい感じの焼き肉屋がある。在日朝鮮人(韓国人)が元祖というのが公式的な事実だ。日本学界でも認めている。


    在日同胞の趙博(チョウ・バク)さん(58)に会った。安倍政権に反対する社会活動家であり、歌手であり、演技者だ。韓国にも何回も足を運び、公演もしている。

    最近では、韓国映画『朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト』に日本外務大臣役に出演した。

    趙さんの案内で焼き肉タウンを見て回った。数年前から焼き肉の取材をしている筆者を助けてくれている。鶴橋にある彼の事務室に立ち寄ると、大きな鍋で何かを煮ていた。

    「ホルモンです。いい匂いでしょう?」

    在日同胞の行事に使う食材を準備しているのだと説明してくれた。プルコギはホルモン、すなわち内蔵料理だ。それにはすべて理由がある。

    1945年8月、日本が崩壊して米軍政が入った。朝鮮人を祖国に帰還させたが、一部はそのまま居残った。

    1948年の済州島四・三事件の際、済州道から多くの人々が日本に逃避してきた。このようにして大阪の在日朝鮮人社会が形成された。

    問題はその間あった日本国籍がなくなったことだ。米軍政の措置であり、日本も植民地出身が国籍を維持することを望まなかった。

    彼らは突如、国際難民になった。国籍がないため公職や会社に就職することができなくなった。

    「長い間、在日朝鮮人と韓国人ができる職業は3種類あると言われてきました。医者、商売、でなければヤクザ(組織暴力団)です。医者は国籍を問わず資格を取れば可能だったから」

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