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  •  巨人が契約交渉を開始した。初日となった20日は川崎市のジャイアンツ寮で若手中心の総勢28選手との契約を更改した。年俸の増減は下記の通り。

     今村信貴投手(23)は300万円減の1300万円。

     河野元貴捕手(26)は30万円増の700万円。

     青山誠投手(26)は現状維持420万円。

     吉川大幾内野手(25)は340万円減の1360万円。

     田中貴哉也捕手(25)は20万円増の440万円。

     松沢裕介外野手(25)は20万円増の260万円。

     廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(24)は80万円減の720万円。

     増田大輝内野手(24)は20万円増の440万円。

     柿沢貴裕内野手(23)は100万円増の650万円。

     吉川尚輝内野手(22)は200万円減の1300万円。

     山川和大投手(22)は10万円増の250万円。

     坂本工宜投手(23)は40万円増の280万円。

     高山竜太朗捕手(22)は40万円増の280万円。

     松原聖弥外野手(22)は50万円増の290万円。

     和田恋内野手(22)は50万円減の730万円。

     谷岡竜平投手(21)は160万円減の840万円。

     高井俊投手(22)は現状維持の240万円。

     田島洸成内野手(21)は20万円増の260万円。

     与那原大剛投手(19)は30万円減の580万円。

     橋本篤郎投手は35万円増の280万円。

     高田萌生投手(19)は20万円増の520万円。

     大江竜聖投手(18)は20万円増の500万円。

     加藤脩平外野手(18)は10万円増の250万円

     堀岡隼人投手(19)は10万円増の250万円。

     なお、下記の4選手は育成で再契約を結んだ。

     高木京介投手(28)は180万円増の410万円。

     田中大輝投手(25)は70万円減の650万円。

     成瀬功亮投手(25)は20万円増の310万円。

     巽大介投手(20)は70万円減の480万円。

    (金額は推定)

  •  考えるな、感じろ―。巨人・坂本勇人内野手(28)が24日、1月に合同自主トレを行う吉川尚輝内野手(22)にグラウンド内外で貪欲に吸収することを求めた。

     「言葉どうこうよりも、こういうふうにやっているんだな、と感じるもの。見て感じるのは本人の感覚」。主将自ら背中を見せ、若武者の成長を促すつもりだ。

     キャプテンとして、次世代の巨人を担う後輩の育成に責任感を抱いている。吉川尚は今季、故障で出遅れ1軍出場5試合も、最終戦の10月3日・ヤクルト戦(神宮)では3安打1盗塁。高い潜在能力を見せた。坂本勇は「期待していますし、二塁で若くて2、3年続けてレギュラーで出た人がいない」と、辻とともに吉川尚の伸びしろに期待を寄せ、自主トレに連れていく。

     村田ヘッドコーチも主将と若手2人の合同自主トレを歓迎した。「もう1500安打も打っている生え抜き野手のスター。技術だけでなく、オンオフの切り替えや野球論を自ら学んでほしい」と願った。吉川尚は現在、アジアウィンターリーグ参加のため台湾に滞在中。背番号6は「辻もそうですけど、二遊間の話だったりいろいろできるので、吸収してもらえれば」と自らの野球哲学を伝授する。

    できれば吉川は一人が良いなあ。日本を引っ張る選手なんだから・・・。

  •  巨人は地獄の秋から何を得たのか――。宮崎で行われていた秋季キャンプが19日終了。高橋由伸監督(42)は「よく投げて、よく振ってくれた」と厳しい練習に耐えた選手の踏ん張りに一定の評価を与えた。ただ野手では楽しみな素材が出てきた一方、投手陣では心配もチラホラ…。投打で明暗分かれる結果となった。

     19日間のキャンプは、異例の6勤1休。選手たちは早朝から、日暮れまで練習に明け暮れた毎日だった。1日1500スイングを課された野手陣は、17日間で2万5000スイング。投手陣で最も投げ込んだ高木勇の球数は1300球超に達した。

     練習の激しさから宇佐見ら脱落する者も出たが、由伸監督は、それなりの手応えを感じた様子。地獄の19日間を振り返り「よく投げて、よく振ってくれたかなと思う」と大きくうなずいた。

     若い選手と過ごす中で、新たな発見もあった。「やっぱり小林は体力の強さがある。岡本なんかも、動きの良い悪いは別として、野球をする体の強さはあるのかな。ヘトヘトになっても、結構ついてくる。吉川尚も体力がまだまだというイメージで見ていたところで、キャンプでそんなこともないなと」。レギュラー奪取を期待する若い力に意外なたくましさを見た。

     名前の挙がった3選手の他にも野手では山本、柿沢、田中の力強い打撃は目を引いた。“中堅メンバー”の中井、橋本も一軍実績があるなりの存在感は放っていた。

     一方、少々心配だったのが投手陣だ。ブルペンから期待と成長の声が聞かれたのは、指揮官に先発起用を直訴した2年目左腕の中川ぐらい。チームスタッフは「京介(高木京)が一番良く見えるようではね。桜井や高木勇も今のままだと厳しい。他も正直、パッとしないメンバーだったなという印象だね」と話した。

     池田が左肩違和感で離脱し、畠がコンディション不良で投げ込めなかったのも不安材料だ。ルーキー投手はドラフト1位の鍬原(中大)だけ。マイコラスとマシソンの流出危機を抱え、FA補強も混迷しているだけに既存戦力の底上げが課題だが、野手陣ほど若手のアピールは感じられなかった。

     猛練習に耐えたことは評価しつつ「それが評価される世界ではない。来年、結果として出してほしい」と求めた由伸監督。今回のキャンプメンバーが一軍をうかがう戦力となるか。そこに巨人の命運がかかっている。

  •  巨人・沢村拓一投手(29)が19日、来季の復活とキャリアハイへの意欲を口にした。この日は、G球場での秋季練習でブルペン入りし、リリーフ転向後最多の100球を投げ込んだ。今季は右肩のコンディション不良で1軍登板はなし。来季に向け、「1年間1軍を離れたことで、来年の自分の体にかかる負荷が厳しいものになるかもしれない。その中でも、キャリアハイを残せるように」と覚悟を示した。

     秋季練習では小谷2軍投手コーチの指導を受けながら、投球練習を行った。現在の状態について「より少ない効率で力強い球を投げられている。力を入れた感覚が少ないのに、良い球がいくことが理想。今はそこそこ良い」と振り返った。

     完全復活へ―。16年のセ・リーグセーブ王は「このオフから勝負するつもりでやっている。2月1日の春季キャンプ開始の時から、しっかりとアピールできる状態に持っていけたら」と決意を語った。(原島 海)

  • スポーツ報知
    【巨人】由伸監督、収穫は岡本&吉川尚のフィジカルの充実…秋季キャンプ打ち上げ
    秋季キャンプを打ち上げ、小林(中央)が円陣で手締めをする(左から4人目は高橋監督=カメラ・相川 和寛)
     巨人は19日、KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園での秋季キャンプを打ち上げた。チームの世代交代を図る高橋由伸監督(42)は、総括で三塁手候補の岡本和真内野手(21)と二塁手候補の吉川尚輝内野手(22)の体力面を収穫に挙げた。過酷なキャンプを乗り切ったホープに対し、レギュラーには不可欠なフィジカルに合格点をつけ、定位置奪取へ期待を大いに高めた。

    【写真】三塁でノックを受ける岡本

     由伸監督の肌は、選手と同じように真っ黒に日焼けしていた。19日間、新時代を担う若手の強化に尽力した。工夫を凝らし、数を振らせ、チームを前に進めようとした。過酷な日々を経て手応えはあったのか。世代交代の主人公は現れたのか。キャンプを総括した指揮官はまず、正三塁手を狙う大砲候補の名前を挙げた。

     「岡本は動きがいい悪い、速い遅いは別として、野球をする体力、体の強さはあると感じた。振ることにしても守備にしても、ヘトヘトになってもついてくる。振れるし、ボールも追いかけられる」

     打撃強化に主眼を置いた今キャンプ。岡本も例外なく、試合日をのぞき1日1500スイングを振り込んだ。守備では土まみれになりながら、ノックで守備力と足腰を鍛えた。握力が落ち、体が張ってもサク越えを放つスタミナに、フルシーズンを戦い抜く可能性を感じた。同様の発見は吉川尚にも共通していた。

     「体力がまだまだというイメージで見ていたけど、キャンプでそんなこともないなと思った。最後までしっかりついて来た。(来春の)キャンプ、オープン戦もしっかりやってくれたら、楽しみな一人になる」

     今季序盤は右肩の不調に加え、体力不足を露呈。2時間ぶっ通しの打撃練習を含むハードメニューをこなせるか不安があったが、春とは別人だった。振りには力強さが増し、二塁では連日、驚異の守備範囲を見せた。魅力がぎっしりと詰まった素材だと、指揮官は確信した。2人はキャンプを通じ、実に約2万5000スイングを積み上げた。

     フィジカルの充実は、年間143試合を戦うレギュラーに不可欠な要素。2人のホープが、その条件を満たしたことは大きな収穫だった。新しい力の成長を実感した由伸監督は、新シーズンを思い描き、来春は主力選手を巻き込んだサバイバルとなることを予告した。

     「全員が横一線とは言わないけど、(今季の主力を含めて)競争と思っている。主力のメンバーたちも、(オフは)のんびりはしない方がいい」

     退団した村田の背番号25を継ぎ、貴重なスラッガーとしてホットコーナーを狙う岡本は「来年は全試合レギュラーで出たい。出る、と思ってやってきた」と決意表明。正二塁手を狙う昨年のドラフト1位・吉川尚も「振る力がなかったけど、少しはついてきたと思う」と手応えを口にした。若い力が体力、技術、そして自信をつけた。世代交代の息吹を感じつつ、由伸監督は勝負の3年目へ向かう。(宮脇 央介)

  •  巨人が19日、宮崎秋季キャンプを打ち上げた。連日、徹底した打ち込みなどハードメニューを敢行。野手陣は手にマメをつくりながら各自が課題を持ってバットを振り込んだ。

    【写真】巨人小林イケメンすぎてトラ女子泣かせた

     今キャンプの主将に指名された手締めを行った小林誠司捕手(28)は「厳しいキャンプになりましたけど、充実したキャンプになったなと思っています。来年以降、結果として表さないと、このキャンプやった意味がないと思うので。しんどかったな、厳しかったな、で終わるのではなくて、これからオフに入っていく中で、若い選手が多いのでそれぞれが目的意識とか悔しかった思いを忘れずにやってほしいという思いを込めました」と話した。

     この日は午前中のみの練習で帰京し、20日からオフに入る。

  • 巨人は19日、宮崎での秋季キャンプを打ち上げた。

     打力向上を掲げて多くのスイングが課された19日間で、レベルアップへの糸口をつかんだ若手選手は少なくない。高橋監督は「よく投げて、よく振ってくれた」と充実感をにじませた。

     特徴的だったのは過酷で多彩な打撃練習だ。ティー打撃やフリー打撃は10種類近いメニューが用意され、選手は連日、最低約2時間は振り続けた。早出や夕方の居残り特打を含めると、キャンプ中の主将を務めた小林が初日に1784スイングしたように、1日1500を超える選手もいた。

     量をこなす中で飛躍へのヒントを得てほしいというのが、指揮官の狙いだった。小林は「漠然と練習するのではなく、ここだけを意識してやろうというものがつかめた」と手応えをつかんだ。24歳の山本は「ボールを(投手寄りのポイントとなる)前で捉える感覚が身に付き、安打性の当たりが増えた」と話した。

  • 巨人の宮崎秋季キャンプに参加している川相昌弘2軍監督(53)が18日、2017年ドラフト1位の吉川尚輝内野手(22)へ“定位置獲得への3カ条”を送った。

     「体も気持ちももっと強くなること。昔の0番と何が違うかといったら、そこじゃない?」

     ちゃめっ気を交じえ、自身の現役時代の背番号「0」を継ぐ後輩へ助言を送った。

     〔1〕波をなくせ-「動くときと動かないときの差が激しい。練習でも1球に最善を尽くせ」

     〔2〕闘志を見せろ-「内に持っていても表に出してもいい。1軍のレギュラーにあるのは闘志」

     〔3〕故障しない体を作れ-「強く動きすぎると故障するのでは、という気持ちがあったかも。体力的な面で自信を」

     キャンプは19日で打ち上げ。「(吉川尚は)いいものは持っている。よく頑張った。少しずつ積み上げて」と川相2軍監督。言葉には、期待が込められていた。

  •  巨人岡本和真内野手(21)が来季から村田の退団によって空いた背番号25を背負うことが18日、分かった。超高校級の長距離砲として14年ドラフト1位で入団。4年目を迎える来季は、1軍の主戦力として大きな期待がかかる。李承■、村田らかつての本塁打王たちが守ってきた背番号で飛躍を狙う。

    【写真】ジャイアンツクラブハウスから荷物を運び出す村田修一

     勝利をたぐり寄せる1発を打つことが使命になる。岡本が、球団から村田退団によって空き番号となった背番号25を用意された。日本ハムに入団する早実・清宮に負けじと、高校球界でスラッガーを張った長距離砲が覚醒のきっかけにする。3年間で1軍出場は35試合、わずかに1本塁打。来季こそは2軍戦中心の下積み生活に別れを告げる。その背中を押された。

     今季までは、尊敬する背番号25の背中を追いかけてきた。横浜(現DeNA)時代に2年連続で本塁打王を獲得した村田とは、15年オフに米グアムで合同自主トレを行った。当時、村田本人を前に「後継者は、修さんの後は、僕しかいないです。他のポジションに絶対に回されたくない。必死でやります」と約束し、村田からは「和真の打撃は長所。まず本塁打を打てるとアピールするのが一番」とエールももらった。

     球界を見渡しても「背番号25」の意味合いは明確に示されている。今や日本の主砲に成長したDeNA筒香が筆頭。米大リーグでは01年にシーズン73本塁打を放ち、ジャイアンツなどで活躍したメジャー通算762発のバリー・ボンズが象徴的だ。試合の流れを一振りで変えることができる本塁打には、野球の魅力と醍醐味(だいごみ)が詰まっている。

     今日19日で秋季キャンプを打ち上げる。この日は連日の居残り特守を敢行。ホットコーナーでユニホームを真っ黒に汚して打球を追った。高橋監督も「(体の)強さは最低限あるかなと思いますね。それが来年につながってくれればいいと思います」と期待を込める。球団では02年松井秀喜以来となる日本人本塁打キングへの序章が始まる。

     ◆巨人の背番号25 戦前に井上康弘が初代として25番をつけ、2代目は「塀際の魔術師」と称された平山菊二。大洋(現DeNA)で2000安打を達成し、81年にトレード移籍してきた松原誠も背負った。95~98年には広島からFA移籍の川口和久、05~06年に亀井善行がプロ入り2年間で担った。07~10年の李承■を経て、村田修一が12年から歴代3位の長さで6年間守り抜いた。

  • 巨人高橋由伸監督(42)が18日、「鍛錬の冬」を求めた。宮崎秋季キャンプは19日に打ち上げとなる。

     野手陣は1日1000スイングを越える打ち込みを敢行しているが、指揮官は12月以降の過ごし方について「同じように続けるのはなかなか難しいし、休むことも必要だと思う。ただせっかく良くなったものはマイナスにならずに、2月に来てほしい」と話した。

  •  巨人の宮崎秋季キャンプで18日、19日の打ち上げを前に最後の1日練習を消化した。岡本和真、増田大輝の両内野手は午前と午後に川相昌弘2軍監督からそれぞれ計600球以上のノックでしごかれた。

     午後の屋外球場で行われた2人へのノックは早いテンポで延々と続いた。岡本が思わず「(時間が)長い…」とつぶやくと、川相2軍監督が「何か言ったか?」とギロリ。「何も言ってません!」と答えた岡本に、球際を突く難しい打球が放たれ続ける場面も。熱のこもった猛特訓となった。

     1000球以上のノックのシャワーを浴びせ、振り込みが続く野手並みにノックバットを振った川相2軍監督は「増田はスピード、肩、テクニックは持っている。あとは球際と丁寧さ、足を使って追いかけること。岡本はだいぶ低く動けるようになっているし、いろんなボールに食らいつくようになった。気迫といういい部分は持っている」と2人の成長を認めた。

  •  巨人からドラフト4位で指名された亜大・北村が都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金5000万円、年俸800万円で仮契約を結んだ。

     武器は強打で「いつかクリーンアップを打ちたい」。24日からは富山県の不二越工で2週間の教育実習がスタートする。公民の授業を担当し、野球部の指導も行う予定で、北村先生は「準備で大変です」と苦笑いだった。

  •  巨人・宇佐見真吾捕手(24)の背番号が来季、「52」から「27」に変更されることが17日、わかった。巨人では、V9時代にチームの頭脳と呼ばれた森昌彦(祇晶)が背負っていた、捕手の代名詞ともいえる由緒ある番号。正捕手の小林を脅かす存在として、球団からの期待の高さが表れている。

    【写真】9月5日の中日戦で低めのボールを芸術的な打撃で本塁打にした宇佐見

     宇佐見は8月18日のDeNA戦(東京D)でプロ1号のサヨナラ2ランを放つなど、数々の劇弾でチームを救った。秋季キャンプ中に左手首を痛めたため、「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」は無念の辞退となったが、チームの先輩である阿部以来の「打てる捕手」として、稲葉ジャパンも注目する逸材だ。

     現在はジャイアンツ球場でリハビリを始めていて、この日は右手を使ってのティー打撃で動作をチェックした。宮崎で特訓中のライバル・小林を引きずり下ろすべく心機一転、再挑戦だ。

     ◆背番号27 巨人では1938年入団、野球殿堂入りの名捕手・吉原正喜が第1号。戦後は日本シリーズ9連覇を支えた森昌彦(後に殿堂入り)が55年から74年までつけ、名捕手の背番号として定着。前任者の実松一成も捕手だった。他球団ではヤクルト・古田敦也、西武・伊東勤も、この背番号で活躍し、後に殿堂入りした。

  •  巨人・長野久義外野手(32)が今オフの“雲隠れ”を予告だ。来季でプロ9年目を迎える背番号7は、相棒の坂本の“独立”に伴い、毎年グアムで行ってきた自主トレのコンビを解消。今オフはたった一人で放浪トレを敢行するという。本紙を通じ、球団内外に「僕を探さないで」と宣言した長野の謎行動に、周囲は困惑。いったい何を考えているのか――。

     若手が宮崎の秋季キャンプ地で厳しい練習に汗を流す一方、球団は主力に対して自由練習を許可。長野も例年通り秋季練習中のジャイアンツ球場には姿を見せず、現在は都内でトレーニングを続行している。だがオフの過ごし方にはどうやら大きな変化がありそうだ。

     長野のオフといえば年内は都内を中心に過ごし、年明けは入団以来の盟友である坂本らとグアムで始動するのが恒例だった。だが今オフは坂本が独立し、年内は陽岱鋼とハワイで自主トレを計画。北朝鮮情勢などもあり、年明けも国内での自主トレを予定している。片や長野の方は先月末に「今年は一人で過ごしたい」と話しており、その後の動向が注目されていた。

     しばらく姿をくらましていた長野だが、ようやく今回、本紙が接触に成功。改めて自主トレを含めたオフの予定を聞いた。すると長野は「今年は誰にも明かさないことにしたんです」と宣言。「いいですか、僕を探さないでください!」と一方的に言い放つと、その後は再び足取りがつかめなくなってしまった。

     球団内を取材しても「僕には『イタリアか熱海でやる』と話していましたけど…」というようなまったく信頼できない情報ばかり。チームメートにも、オフの予定は本当に明かしていないようだ。

     今オフは日大の先輩で兄のような存在だった村田が自由契約となり退団。同様に慕っていた実松もチームを去り、片岡は現役を引退してコーチとなった。長野の周囲は「理解者が急に減って、さすがのチョーさん(長野)もショックを受けているでしょう。危機感も相当感じているはずですし、古傷のヒザの治療やリハビリを真剣に考えているのでは。今年は静かなと
    ころでみっちり鍛え直したいのでしょう」と心中を推察する。

     チームは若返りを進めているが、長野は来季も主軸候補の一人。由伸監督も「アイツだけは何を考えているのか分からないんだよ。一人でちゃんと練習するのかな」と宮崎から心配しているが…。

     長野によれば23日の「ジャイアンツ・ファンフェスタ2017」や納会などの球団行事には参加するという。そこで“雲隠れ宣言”の真意が明かされるのか注目だ。

  • 宮崎の太陽に照らされる横顔には、覚悟の色がにじむ。橋本到は現在、秋季キャンプに参加中。野手では最年長の28歳・小林誠司、中井大介に次ぐ27歳。年下の選手も増え、中堅の立場になった。

    「自分が若手だという意識はないですし、結果が求められているのも分かっています。絶対に来年こそ、と思って、腹をくくってこの秋から練習していきたい」

     9年目の今季は開幕二軍スタート。その後も一軍に定着できずにいたが、7月の3度目の昇格以降は一軍に定着。8月4日の中日戦(東京ドーム)では1点を追う9回一死に代打で竜の守護神・田島慎二から同点の1号ソロを放つなど、7月以降の打率は.360と持ち直した。シーズン通算は78試合、打率.267、1本塁打、6打点とバラつきがあるのは確かで、年間通しての活躍が求められる。

     目標のレギュラー獲得
    へ、課題はある。先発起用は相手の先発が右投手の試合が大半だった。今季、対右の打率が.277に対し、対左は.211。「レギュラーを取るためには、どの投手からも打てないといけない」と語るとおり、苦手克服が課題の1つだ。

     チームトップクラスの強肩と俊足があるだけに、打力を向上させられれば主力になれる素材だ。実際、高橋由伸監督も原辰徳前監督も期待をかけてきた。8月には第1子となる長男が誕生。「僕だけの人生ではない。今まで以上に覚悟を持って野球に取り組みたい」と意気込む。10年目の節目を迎える来季は、レギュラー獲得と打率3割を自身に課して挑む。

  •  巨人からドラフト4位で指名された亜大・北村拓己内野手(22)が17日、東京・立川市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金は5000万円、年俸は800万円、背番号は今季宇佐見真吾捕手(24)がつけていた「52」に決まった。(金額は推定)

    【写真】今季「52」を背負った巨人宇佐見

     約40分の仮契約を終え「プロになるんだなという実感がわいてきた。打撃では打率と打点にこだわって、52番といえば北村だと言われるような選手になりたい」と目を輝かせた。

  •  宮崎秋季キャンプ中の巨人・岡本和真内野手(21)が17日、午後に行われたフリー打撃で快音を響かせた。由伸監督が打撃ゲージの後ろで熱視線を送る中、48スイングで7本のサク越えを含む安打性は24本を放った。

     「来年はずっと1軍にいてフル出場する気持ちでやらないといけない。そういう気持ちで今練習しています」と語っていた和製大砲候補は4年目の飛躍に向けて必死にバットを振り込んでいる。

  •  巨人から育成ドラフト4位で指名された羽黒高・田中優大投手(18)は山形・鶴岡市内のホテルで、支度金200万円、年俸250万円(いずれも推定)で仮契約。この日は自動車の仮運転免許試験も合格し、二重の喜びとなった。

     真新しいYGの帽子をかぶった田中の表情が、自然と笑顔に変わった。仮契約を終えると「これから巨人の一員になれるという思いになった。早く1軍にあがれるように頑張っていきたい」と決意を語った。高校2年春に中堅手から投手に転向。横手投げで最速143キロを誇る右腕に、吉武真太郎スカウト(42)も「うちにはいないタイプで、身体能力も高い。鍛えれば本当に楽しみ」と期待した。

     二重の喜びだ。仮契約の前には、羽黒高で自動車の仮運転免許試験にも合格した。同高は日本で唯一、自動車教習所が併設されており、希望者は放課後などを利用して免許取得が可能。田中も夏の大会が終わり、9月に誕生日を迎えるとトレーニングの合間を縫って通っていた。こちらにも「良かった」とホッとした表情を浮かべた。

     23日に都内で入団会見に臨み、プロの道に踏み出すが、課題は線の細さ。183センチの長身ながら75キロで「体作りからやっていきたい。85キロくらいに増やして、球速も150キロまで出せれば」と決意。山形有数の強豪校で一般入試から背番号1を勝ち取った右腕は、プロの世界でも自らの道を突き進み、1軍の座をつかむ。(遠藤 洋之)

     ◆田中 優大(たなか・ゆうだい)1999年9月14日、山形・鶴岡市生まれ。18歳。温海小3年で野球を始め、温海中では軟式野球部に所属。羽黒高2年時から本格的に投手となり、2年秋から背番号1。3年春は県大会準優勝、東北大会8強。3年夏は山形大会8強。183センチ、75キロ。右投右打。家族は両親と姉、妹。


  • 仮契約を終え東京ドームを背にポーズをとる中大・鍬原拓也
     巨人からドラフト1位指名を受けた中大・鍬原拓也投手(21)が15日、都内のホテルで交渉に臨み、契約金1億円、年俸1500万円、出来高5000万円(金額は推定)の最高評価で仮契約を結んだ。「ホッとしています。親に旅行なりなんなり買ってあげたいなと思います。ここからがスタートラインだと思っているので、親に恩返しできたらと思います」と話した。

     1996年3月26日、岡山・玉野市で生まれた。母・佐代子さんが元SMAP・木村拓哉の大ファンで「拓也」と命名。「自ら道を切り拓(ひら)いてほしい」との願いも込められた。3歳の時に両親が離婚。母と妹と、母の実家がある奈良・橿原(かしはら)市に移住し築50年、3K、家賃4000円ほどの市営住宅で育った。福井・北陸高、中大を経て夢を実現した。

     直球の最速は152キロで、鋭く落ちるシンカーが武器。スライダー、カーブ、フォークも操り今春の東洋大戦で14奪三振完封勝利を挙げるなど、高い奪三振率を誇る。大学では先発もリリーフも経験した。

     この日、担当の柏田スカウトと一緒に同席した岡崎スカウト部長は「投手としてはすごくしなやかで素晴らしい投球をする。明るくて朗らかな好青年。ドラフト1位の契約ということで少し緊張するのかと思いましたが、終始ニコニコしていて度胸があると思いました」と大きな期待を寄せた。

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