めでぃしのば応援の掲示板
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11406
>>11405
ストックオプションの付与は、営業CFに非資金項目の一つとして表示はされるんです。
間接法のCF計算書の営業CF部分は、税引前当期利益に、非資金項目というキャッシュを伴わない損益の調整と、理屈上キャッシュがプラスまたはマイナスになるBS残高の増減を、あたかもキャッシュインやキャッシュアウトがあったかのように足し引きして作成します。
当期利益は、理屈の上ではキャッシュがプラスになる項目ですから、のっけから利益計上分のキャッシュインがあったとみなしているわけです。
ところが、ストックオプションの付与は費用計上されるので当期利益を押し下げています。
付与時点では実際にはキャッシュインもアウトもないのに、キャッシュがプラスの項目を押し下げている=キャッシュアウトがあったとみなしている。
これでは正しくないので、付与の費用計上額を非資金項目としてキャッシュプラスの調整をいれて修正する。
こういうことをするので、付与時点で営業CFに表示される、というのは正しくなくはないのですが、実際には税引前当期利益と非資金項目とで相殺しあっているわけで、CFの計算結果には何の影響もありません。
これに対し、ストックオプション行使時には行使代金の払い込みが行われるわけですから、増資と同じです。
よって、財務CFに堂々と(笑)何の調整・修正も行われることなくキャッシュインとして表示されます。
takarazimaniiku 2019年1月20日 06:50
ありがとうございます!
ネットの
QアンドAで、投稿のヤツ
@付与時点で営業キャシュ
@行使したら財務キャシュ
みたいな感じだったので(^^)
付与では『キャシュの移動』はないので
おかしい?と思いながら聞きました。