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>>29162

こんばんは。

昨日、本屋で熊研究家（熊を追って46年間とか）の本を立ち読みしました。

熊との遭遇例の症例報告＆それぞれの考察でした。

アニキも既に読まれたかもしれませんが、いくつか内容を。

山歩きの際には、熊に食われないように気を付けて下さいｗ


・危険な月は、5月・6月・9月・10月とのこと

・熊の性別・年齢あるいは子連れか否かなどの条件で、危険度が異なる（成獣の巨大な雄ゆえ無条件に危険というわけではない）

・熊は、猫同様、動くものに鋭敏に反応する（動体視力は良い）

・ただし、左右への動きへの反応度は高いが、奥行きを視認する能力はそれほどでもない（＝ゆっくり後ずさりが有効＆体幹とほぼ同じ幅の木の幹などの後ろに身を隠しながら、熊を観察しつつゆっくり後退出来ればベスト）

・人間が上下肢や顔面頭部を動かせば、そこに攻撃を仕掛けて来る可能性が高い（＝熊への反撃が逆に致命的になる可能性があり）

・熊が人間に一撃を食らわせ、その倒れた人間の周囲で熊が人間をずっと見張っていることがあり、この時に人間が立ち上がると再び攻撃を受ける可能性が高い（ただし、熊が立ち去るまで1時間以上かかることあり、我慢出来ずに逃げ出して重症を負う人が多いよう）

・熊が、倒れた人間の上でマウントポジションを長時間取ることもあるそう（オス熊の交尾的行動のよう）

・なので、オス熊が人間に痴漢的行動を取ることがありｗ

・熊手、スコップ、ポリバケツなど、身体を大きく見せられる物体を上方向に振り回すことで熊が恐れを成すことがある（＝成獣のオス熊を含め、全ての熊は成獣のオス熊を怖れているとのことで、こちらが成獣のオス熊だという錯覚を相手の熊に与えることが出来れば助かる可能性が高いらしい）

・熊除けスプレーは最も有効（爆竹やロケット花火も遭遇回避に有効）

・もし熊に攻撃されて倒されたら、地面にうつぶせで両手で後頚部をかばい、じっとしているのがベター（リュックで背中を守れていればラッキー）

・親離れ前後の子熊（＝柴犬程度の大きさ）は危険（＝人間の下肢に絡みつき、大腿部を噛みまくる）

・樹上の熊は危険（樹上からは人間が小さく見える）

・熊に対して背中を見せて逃げるのは最悪（＝相手が自分より弱いと判断したら、さらに攻撃してくる）

・人間は熊に力では勝てないｗ