投稿一覧に戻る oniyome 株式日記 (最新)の掲示板 31148 アブハチトラ・ザ・ブッチャー 2017年8月21日 12:26 足許の軟調の表面的な理由は、地政学リスクや米内政リスクによるリスクオフ。ただ、その前からの日経の上値の重さも含めて、「だれ気味推移を続ける米長期金利の動き(による円高)」がより本質的な要因としてワークしている感じがする。実際、米12月利上げ見通し織り込みは40%にとどまっており(現状維持織り込みは56.8%)、こうした市場の見方をフォローするかのように先般公開された議事要旨でもfed内で利上げ慎重派の勢力が増してきている様が窺えた。日本が先進国の先行指標だとすると、リーマンバブル崩壊後に米でもインフレがあがらなくなっている公算は十二分。日銀は、上がりそうもないインフレに対して利上げで対応して結果的に失敗した。慎重なイェレン下ではそうはならないというのが市場の織り込みでもあるわけだが、さて。 返信する そう思う9 そう思わない14 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する ツイート 投稿一覧に戻る
アブハチトラ・ザ・ブッチャー 2017年8月21日 12:26
足許の軟調の表面的な理由は、地政学リスクや米内政リスクによるリスクオフ。ただ、その前からの日経の上値の重さも含めて、「だれ気味推移を続ける米長期金利の動き(による円高)」がより本質的な要因としてワークしている感じがする。実際、米12月利上げ見通し織り込みは40%にとどまっており(現状維持織り込みは56.8%)、こうした市場の見方をフォローするかのように先般公開された議事要旨でもfed内で利上げ慎重派の勢力が増してきている様が窺えた。日本が先進国の先行指標だとすると、リーマンバブル崩壊後に米でもインフレがあがらなくなっている公算は十二分。日銀は、上がりそうもないインフレに対して利上げで対応して結果的に失敗した。慎重なイェレン下ではそうはならないというのが市場の織り込みでもあるわけだが、さて。