ここから本文です
投稿一覧に戻る

株式投資 企業情報メモ-001 FGI編の掲示板

■情報提供

当方が以前からこの会社のIR文書について
苦言を呈したことの一つに、
会社として重要な決定にもかかわらず
「○月○日開催の取締役会において決議
 いたしましたので、お知らせいたします」
という文言が無くて意思決定プロセスが明確でなく
「社長の鶴の一声で決めたのか?」と
CG(コーポレート・ガバナンス)が機能してないと
疑われても仕方無いようなIRが多い
という点があった。

定款変更議案の総会付議など、
取締役会決議が法的に必須な場合等は
さすがにこの会社も、取締役会決議があった
旨の文言をIR文中に明記していたが
最近では、当方の苦言を読んだのか
その他の重要決定事項の告知IRにも
取締役会決議を経て決定した旨の
文言を入れる傾向になったのは、実にいい事かと。

そこで改めて最近のIRを見てみようかと。↓

(1) 11/28付「航空機AM子会社化」IR
(2) 12/05付「航空機AM子会社資金拠出変更」IR
(3) 12/11付「飯能市との覚書締結等」IR

(1)と(3)については、きちんと
「○月○日開催の取締役会決議」を経て
決定した旨の記載があるが、
(2)については
「変更いたしますので、お知らせいたします。」
とあるだけで資金拠出方法の変更という
重要かつ根本的な方針変更について
取締役会で決議したのか否か記載が全く無い。

この(2)の例のように、なまじ
(1)や(3)のように取締役会決議を明記した
IRが増えてくると、逆に
(2)のように「取締役会決議せずに
社長の鶴の一声で決めたのか?」
という要らぬ憶測を生むようなIR文は
かえってその問題が目立ってまう。

(1)が取締役会決議を経とるのに
(2)が決議無しで意思決定したとしたら
CG(コーポレート・ガバナンス)が
機能してないと再び言われても仕方ないかと。

せっかく、このスレッドで出た苦言を
真摯に活かして業務改善しかけたというのに
(2)で台無し(逆行)になっとる感がある。