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2160 ‐(株)ジーエヌアイグループの掲示板

気になるので調べました

疑問 Cullgenの蛋白を分解する薬はなぜ必要なの?
   なぜ従来の薬ではだめなの?

答え 宮本准教授のインタビューから抜粋
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=17&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwiDiJf_7OjbAhVCppQKHecHD4Q4ChAWCEswBg&url=http%3A%2F%2Ftop-researchers.com%2F%3Fp%3D621&usg=AOvVaw0WvLb5dXMRujNcNTc8e9ej

病気の原因は体の中のタンパク質なのですが、それが過剰に分泌されたり、活性化しすぎていたりと色々なことが起こっているのです

これまでの創薬ではタンパク質の阻害を行なう阻害剤を開発して来たのですが、それでは全体の25%のタンパク質にしか薬を創れません
残りの75%の中に病気の原因となるタンパク質があったとしても薬を作ることができませんでした
そのため、直接的な病気の原因タンパク質に薬を創るには、阻害以外の方法を考える必要がある

現在の「阻害」技術で薬を作ることができる25%のタンパク質は、「酵素」や「レセプター」と呼ばれるポケット(活性点)をもっているタンパク質です
活性点に化合物を入り込ませる構造です
それで病気の原因タンパク質を阻害することによって病気を治します
阻害薬はこのような仕組みを利用しているのです

しかしほとんどのタンパク質には酵素やレセプターのようなポケットがないので、直接、薬を創ることが非常に難しい状況です

薬を作ることができる技術が必要です。
「アンドラッガブル」を「ドラッガブル」な標的とするための技術です。
そこで生体分子の「分解現象」を利用するアプローチとしてCiKD法を考えた、、

(CiKD法 標的蛋白質を分解する点でCullgenと同じだと思います)


☆参考までに
ファイメクス(武田の研究者が作った会社 TPDSummit に日本から参加)のHPより

人体は少なくとも 18,097 種のタンパク質から構成され、
うち約 1500 種は特定の疾患に関連。
しかし標的とされてきたのは約 300で
残り1200 は既存の創薬技術では標的とすることが困難、、