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2160 ‐(株)ジーエヌアイグループの掲示板

>>6699

ベーリンガーインゲルハイムと、英ダンディー大学の提携について
2年前に提携して、この度研究者の募集をするとのこと。
PROTACの研究開発が米国、英国・ドイツ、中国のいろいろな機関で順調に進んでいる様子が伺えて、期待が持てます。

がんばれ Cullgen !!

・2年前の記事・
PROteolysis TArgeting Chimeric molecules(PROTACs)の開発で提携

PROTACsは、病気の進行過程で中心的な役割を担うタンパク質の分解を可能に。
腫瘍、免疫、呼吸器疾患など、多様な疾患領域への適用に期待
高いメディカル・ニーズを有する患者さんに向けて、革新的な治療選択肢を提供する可能性

2016年7月14日 

ベーリンガーインゲルハイムと英ダンディー大学はこのほど、疾患の原因となるタンパク質を標的とし、これを分解する新しい作用機序の薬剤開発を目的とする提携に関して合意したことをお知らせいたします。

本提携では、タンパク質分解誘導キメラ分子(PROTACs)研究の第一人者であるダンディー大学生命科学部のDr. Alessio Ciulliの知見と、ベーリンガーインゲルハイムの創薬および新薬の臨床開発の技術を結集します。

PROTACsは、細胞が本来持つ分解システム(ユビキチン・プロテアソーム系)を活用し、疾患の原因となるタンパク質を特異的に分解するように設計されます。
PROTACsが疾患の原因になっているタンパク質を識別し、不要と判断したものを、プロテアソームが除去することによって作用します。
PROTACsは、腫瘍、免疫、呼吸器疾患など、多様な治療領域に適用可能と見込まれており、従来の剤型では治療法の開発が困難だった疾患を標的にできる可能性があります。
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ベーリンガーインゲルハイムのClive R. Wood, Ph.D.は次のように述べています。
「画期的な新研究領域の世界的リーダーに名を連ねるDr. Alessio Ciulliとの共同研究に大きな期待を抱いています。生命科学分野において英国屈指の研究機関であるダンディー大学の研究者と緊密に連携し、PROTACsベースの薬剤候補を創製する独創的なプラットフォーム確立を通じて、さまざまな領域に存在するアンメット・メディカル・ニーズに応えていきます」
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