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今、注目のMuse細胞の発見者 出澤真理氏が第4回がん撲滅サミットに登場!
第4回がん撲滅サミット実行委員会
2018年9月5日 10時00分

 2018年11月18日(日)午後1時から東京ビッグサイト国際会議場で開催される第4回がん撲滅サミット(https://cancer-zero.com)。
 その医療スペシャル講演に先日の『報道ステーション』(ANN系列)でも取り上げられたMuse細胞の発見者 出澤真理氏(東北大学大学院医学系研究科細胞組織学分野教授)がいよいよ登場する。

東北大学大学院医学系研究科   細胞組織学分野教授 出澤真理氏東北大学大学院医学系研究科   細胞組織学分野教授 出澤真理氏
 Muse細胞とは2010年に出澤氏らのグループによって発見されたもので、現在、第3の万能細胞として期待されており、体のさまざまな組織の細胞に変化する修復細胞である。古代よりトカゲやヤモリなど生物の体中に存在していたMuse細胞だが、人間に関して言えば、進化と共に減少し、さらに老化によって失われていくため、Muse細胞の活力は他の動物に比べて減退していると言わざるを得ない。
 
しかし、もともと人間の体の中に存在しているものだから、これを人為的に補強することによりストレス耐性があり、腫瘍性を持たないため、他の幹細胞よりも短時間でDNA損傷の修復を安全に行うことができるのである。そこで、このMuse細胞を点滴で静脈に投与することで、脳梗塞、腎不全、肝障害、皮膚損傷などの医療に応用しようという動きが加速化され始めた。その一つに出澤氏の東北大学大学院と岐阜大学大学院とのグループで急性心筋梗塞患者への臨床が2018年1月から開始されたほか、早ければ今年の9月から脳梗塞患者への臨床試験が開始される予定である。

すでに出澤真理氏の発見は世界でも注目されており、2018年4月にこれまで29人のノーベル賞受賞者が受賞してきたノーベル賞への登竜門『米国National Academy of Inventors』を受賞している。
 
新しいことを開始した人を見ると、とかく委縮させがちな日本だが出澤真理氏や中村祐輔氏のように物事を発見したり、開発した人物の話を聞くことは個人的にも、国益的にも重要であろう。

 果たして出澤氏はMuse細胞をいかにして発見したのか、そしてMuse細胞は人類の医療にどんな変革をもたらすのか。その意外なエピソードは必聴、必見である。