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長期上昇時代の幕開け
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長期上昇時代の幕開けの掲示板

>>2136

ペプチドリームの窪田規一社長(撮影:風間仁一郎)

 一方、日本の創薬ベンチャー企業は海外の有力ベンチャーと比較するときわめて脆弱な存在だ。国内ではようやく新薬の上市に漕ぎ着けられたベンチャー企業がちらほらと見受けられる程度。現時点では日本の創薬ベンチャー企業が医薬品市場で大きな影響力を有するにはいたらない。

 それでも、着実に力を付けつつあるのは事実だ。ジェネンテックは昨年12月、日本のバイオベンチャーであるペプチドリーム (4587)と提携を発表した。ジェネンテックの親会社であるF.ホフマン・ラ・ロシュグループとも創薬の研究開発を行うことを公表。ペプチドリームとジェネンテック、ロシュの三者で創薬の共同研究開発契約も締結した。』

  • >>2137

    抗体医薬品分野で市場を席巻するジェネンテックとの提携には大きな期待がかかる。ジェネンテックが開発を目指す創薬のターゲットに対し、ペプチドリームが特殊環状ペプチドなどを活用して開発を目指す内容だ。ジェネンテックの臨床試験などの進捗状況に応じて今後、ペプチドリームは目標達成報奨金(マイルストーン)を受け取ることができる。

     ジェネンテックは世界のさまざまな製薬企業や創薬ベンチャーなどと提携している。つまり、今回の提携はジェネンテックとペプチドリームの強固な開発体制の構築を意味するものではない。だが、ペプチドリームの新薬開発の技術力が評価された点は疑いないところだ。