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1263
ほしぶどうつまんでは
しょうちゅうをかたむけて
よいつぶれてやがておもては
あめもよいかみなりもよい
わたしはもうふをあたまから
くわばらくわばらとなえ
めざめればだれもいない
かぜもないのにさらさらと
あめのおとはやみかみなりもやみ
けれどまだよはあけやらず
ひとりぼっちでまがもてなく
あきのよのしょうちゅうをかたむけて。 -
1262
苦労重ねた後のこころって
本当の自分に出会える
生きる意味や人物風景
時間などが大切になる
かぎられた人生に
かざってくれるもの
明るくなるすべてに
成るといいなそれは願い
そしてハピネスなるんだ
これからなりたいずっとね。 -
1261
裏山の意地悪なキツツキが
世界中の寝坊助たちのドアを
ノックしてまわる日曜日
バケットを一本だけ買いに
古いシャトーの前のパン屋に向かって
とぼとぼ歩くパンを買う行列
順番を待っているおばさんが
ボンジュールと笑顔で挨拶してくれる
ボンジュールマダムと
まずは店のひとに挨拶して
店のマダムはにこっと笑って
メルシームッシュと言ってくれる。 -
1260
小さい頃からいろんな思い
ぶつけてきたけどいつもいつも
寄せては返しみまもってくれてる
おだやかにこころを戻してくれた
あいするこころを
おしえてくれたのも海だと思う
なんの隔たりもなくにこころを
しぜんにつつんでくれました
これからもおしえてください
しぜんなきもちを少し大人の
私があいしている海に感謝です。 -
1259
20代のアパートにあった
六畳間に不似合いだった
ぜいたくを嫌った
ただ一つの嫁入り道具となった
今わが家の居間にある
高い背もたれに楢の木で作られた
飴色のロッキングチェア
西日をうけても黒ずんだひじ掛けは
ほのぐらくただゆったりとした
沈黙がすわっている
手編みしたり本を読んだり
ときおり庭を眺めたりしている。 -
1258
秋空たかくあおいそらを
気持ちよさそうに
真っ白い白い線作りながら
飛んでる白い飛行機眺めて
空からのプレゼント
なんだかいろいろあるけど
気持ち良い風ほほにたどれば
風からのプレゼント
秋はいいね
色とりどりのコスモス
もうすぐ目にプレゼントだ
ささやかだが自分には
秋の嬉しいプレゼントです。 -
1257
秋が虫の音色と
一緒にやって来た
孤独な時間を
癒やしてくれる
秋は何故だか
淋しくなるな
遠い時間にあった
風景や人たちが
また大人になれただろうか
秋がもう耳元まできこえてくる。 -
1256
アクシデントが先々
徳になるかはわからないが
成長させるなにかが
ある事は確かなんだだから
暗くならないように道を明るく
こころを明るく照らして行こう
今はわからないが
とつぜん道は開けてくるから
アクシデントは悪いものでもない
なにかしら自ら悟
ヒント教えてくれるから。 -
1255
目覚まし時計が
鳴るには早すぎる時刻
あけていた青いカーテンの
光に透けるかげで
ベットに横たわり眠っていた
おなかにおちてきた
ちいさな重み猫だった
かすかにカーテンは揺れ
タオルケット越に
四つ足で踏まれている
みつめあってしまう
おはよう おまえだったの
窓から入って きちゃっ だめだよ -
1254
いまごろゆめのなか
そうおもったらはたらけた
そんなつめたいあけがたも
あせみずたらすまよなかも
いまではとおいゆめのよう
とおいとおいほしのよう
どうしているのやら
こもごもおもいはせながら
といきついたりわらったり
めをとじたりひとしきり
けれどいまでもゆめのなか
こんなやみよのどこかしら
だれかもわすれた。 -
1253
どうでもいいことが
ひとをあつくする
きにいることが
ひとはきにいらない
おちつかせることが
ひとをかっとさせる
いらださせることが
ひとをよろこばせる
ようきにすることが
ひとをびっくりさせる
おこらせることが
ひとをおちつかせる
あつくすることが
ひとにはどうでもいい
じぶんをかえることが
ひともかえる。 -
1252
かみをきったみたいに
あかるくなる
いつのまにか
すっかりぬれてた
めをとじると
あのくもとおなじ
はやさではこばれて
おだやかな こえがきこえる
これは はなで これは ほほ
これは くち これは まぶた
ずっとそう くやしがるのも
わらうの いかるのも
なみだをながすのも
ずっと ずっと このかおだ。 -
1251
空想ばかりになってね
握手も頷くのも下手なのに
全てがぎこちなくて
あと一歩のところでいないんだ
もっと早く出会いたかった
何度となくそう言われた
中島みゆきの「糸」が流れ
一度でいい向かいあってみたい
正面から瞬きの眼を見てみたい
もしかしたら似ているかもしれない
月が昇るのはいつ
雨や雪が降るのはいつ頃 -
1250
満月になりかけた
月がでている
洒落たレンガの古い建物が
砂漠のそびえる隊商宿のようだ
ケテルビーの
「ペルシャの市場にて」が流れ
砂漠の町をかき分けすすむ
キャラバンの音が聞こえる
アラビアンナイトの空と月だ
ポケットに入れた双眼鏡が
アラジンの不思議なランプで
あるような気がして双眼鏡をのぞいた。 -
1249
なんにもできなかったし
なんにもしてやれなかった
そのうえなんにもおぼえてない
どんなばちでもあたっていいのに
どこかではなのにおいがし
やさしいにおいがながれてきた
いったいいまはいつころか
なんだかなつかしいひざに
しどけなくあまたれて
びろおどばりのあるばむの
せぴあいろしたいちまいに
うまれてあどけない いまにもなきそうに。 -
1248
秋の夜長を場所時間言わず
夕方になるときこえてきます
虫たちの オーケストラ
指揮者もなし
月明かり バックにして
あけがたまで 演奏です
美しい音色に みみを傾け
澄んだ季節を
満喫させていただきます
こんばんは ありがとう!
眠らない オーケストラ達 -
1247
こんな季節は
一人ひとつため息
澄んだ空気と
スイスイ飛ぶ
トンボがあおぞらに
一線の道筋をつけてため息つく
泣いた後の 爽快感がみたいな
色つく 季節もうすぐ 私の 肩に -
1246
過去の出来事はいつか
未来につながっている
確かに過去振り返ると
複雑な思いも今日や明日に
役に立つ日があります
悪く思わないでください
いつか新しいみらいに
つながっているから
涙や悔しさの数だけ
新しい自分になれるから
負けないで
新しい未来にむかって
まっすぐに歩いていこう -
1245
ここは懐かしい場所だった
平たい工場が一面に広がり
煙突から煙が出て夜空に雲をつくった
雨が降らせているみたいに
反射するネオンがときどき海に映った
子供の頃夜中に目が覚めると
いつも台所の窓をあけて
山の向うの赤い空を見た
夜空の下のネオンのことなんか
思いつきもしなかった
今晩のネオンの光はどこに行くのだろう -
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