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アベノミクス相場が開始された2012年12月以降のドル円は、右肩上がりの円安で推移してきました。しかしながら、年初から急速に進む円高・ドル安の流れの中、長期波動を見る上で一つの指標となる24ヵ月移動平均線をアベノミクス相場開始以来初めて下回ってしまいました。このまま今月の取引を終えることになれば、ドル円の更なる円高の進行も懸念されており、先週末の海外市場では、当局が円売り介入したとの憶測も聞かれるなど市場はより神経質な値動きになっています。
仮に更なる円高が進んだ場合、2011年10月の75円32銭と昨年6月の125円86銭とのフィボナッチ38.2%水準となる106円55銭が一つの目安として有力視されるだけに、警戒感が高まっています。2014年10月に日銀が第2次異次元緩和を実施して以降、ドル円は115円台を下値に125円台まで上昇しており、125円台と115円台はそれぞれ黒田防衛ラインの上限・下限として意識されていました。こうした観点からも、ドル円が115円台を回復できるのかが、目先の上値のポイントとなるかもしれません。
過去の値動き(米ドル/円)

株の日記帳 アベノミクス相場が開始された2012年12月以降のドル円は、右肩上がりの円安で推移してきました。しかしながら、年初から急速に進む円高・ドル安の流れの中、長期波動を見る上で一つの指標となる24ヵ月移動平均線をアベノミクス相場開始以来初めて下回ってしまいました。このまま今月の取引を終えることになれば、ドル円の更なる円高の進行も懸念されており、先週末の海外市場では、当局が円売り介入したとの憶測も聞かれるなど市場はより神経質な値動きになっています。 仮に更なる円高が進んだ場合、2011年10月の75円32銭と昨年6月の125円86銭とのフィボナッチ38.2%水準となる106円55銭が一つの目安として有力視されるだけに、警戒感が高まっています。2014年10月に日銀が第2次異次元緩和を実施して以降、ドル円は115円台を下値に125円台まで上昇しており、125円台と115円台はそれぞれ黒田防衛ラインの上限・下限として意識されていました。こうした観点からも、ドル円が115円台を回復できるのかが、目先の上値のポイントとなるかもしれません。 過去の値動き(米ドル/円)