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ZMPとZMP関連銘柄を語るの掲示板

【なぜ今、「公務員=カッコいい」が必要なのか】
2017/11/21 10:00
https://forbesjapan.com/articles/detail/18500/1/1/1
あなたの周りに「カッコいい公務員」と聞いてイメージ出来る人はいるだろうか。「カッコいい」と「公務員」というふたつの言葉の親和性はどことなく低い、というのが大方の意見ではないだろうか。
そんな中、「公務員がカッコいい」と思われる世の中を創りたいと声を大にするのが、総務省から神奈川県庁に出向している脇雅昭だ。脇は5年前に“よんなな会”という、国家公務員と地方公務員が一堂に介する会を立ち上げた。この会では成果をあげた公務員や政治家、著名人などの講演を聞き、その後に交流会を行う。
脇がよんなな会を始めた理由は“恩返し”だった。国家行政を担う府省庁には、地方自治体から出向して来ている多くの地方公務員が存在する。(中略)
なぜ脇は「公務員がカッコいい」と思われる世の中を創りたいと思っているのだろうか。そこには彼の危機感がある。
「安定や定時勤務の働きを“お役所仕事”というように、公務員は少なからず悪いイメージが持たれています。それによって、志の高い若者の選択肢から公務員が消えてしまう。そして、そのままでは『9時17時最高!安定最高!』という人たちだけが公務員になってしまいます」
さらにこう続けた。
「もちろん、頑張っていなかったり、悪いことをしている公務員がいたら、ボコボコに叩いてもらっていいんです(笑)。そのかわり、頑張って成果をあげている公務員は、もっと世の中で称賛を浴びてもいいと思っています」
公務員の世界では個人が活躍することに対するインセンティブが非常に弱い。ほとんどの公務員は年功序列の中で昇給、昇進する。新しい物事に挑戦すると、「余計な仕事を増やすな!」と組織の中で嫌われることも多い。酷いところでは「お前が頑張ったら、俺も頑張らなければいけなくなるだろう!」と筋違いな指摘をされることもあるという。そこへ追い打ちをかけるようにメディアから公務員バッシングを受ける。
しかし、そんな環境の中、休日にもかかわらずイベントに参加し、それを仕事に役立てようとする公務員が増えていることを、このよんなな会が証明している。
⬇「よんなな会」を立ち上げた脇雅昭

ZMPとZMP関連銘柄を語る 【なぜ今、「公務員=カッコいい」が必要なのか】 2017/11/21 10:00 https://forbesjapan.com/articles/detail/18500/1/1/1 あなたの周りに「カッコいい公務員」と聞いてイメージ出来る人はいるだろうか。「カッコいい」と「公務員」というふたつの言葉の親和性はどことなく低い、というのが大方の意見ではないだろうか。 そんな中、「公務員がカッコいい」と思われる世の中を創りたいと声を大にするのが、総務省から神奈川県庁に出向している脇雅昭だ。脇は5年前に“よんなな会”という、国家公務員と地方公務員が一堂に介する会を立ち上げた。この会では成果をあげた公務員や政治家、著名人などの講演を聞き、その後に交流会を行う。 脇がよんなな会を始めた理由は“恩返し”だった。国家行政を担う府省庁には、地方自治体から出向して来ている多くの地方公務員が存在する。(中略) なぜ脇は「公務員がカッコいい」と思われる世の中を創りたいと思っているのだろうか。そこには彼の危機感がある。 「安定や定時勤務の働きを“お役所仕事”というように、公務員は少なからず悪いイメージが持たれています。それによって、志の高い若者の選択肢から公務員が消えてしまう。そして、そのままでは『9時17時最高!安定最高!』という人たちだけが公務員になってしまいます」 さらにこう続けた。 「もちろん、頑張っていなかったり、悪いことをしている公務員がいたら、ボコボコに叩いてもらっていいんです(笑)。そのかわり、頑張って成果をあげている公務員は、もっと世の中で称賛を浴びてもいいと思っています」 公務員の世界では個人が活躍することに対するインセンティブが非常に弱い。ほとんどの公務員は年功序列の中で昇給、昇進する。新しい物事に挑戦すると、「余計な仕事を増やすな!」と組織の中で嫌われることも多い。酷いところでは「お前が頑張ったら、俺も頑張らなければいけなくなるだろう!」と筋違いな指摘をされることもあるという。そこへ追い打ちをかけるようにメディアから公務員バッシングを受ける。 しかし、そんな環境の中、休日にもかかわらずイベントに参加し、それを仕事に役立てようとする公務員が増えていることを、このよんなな会が証明している。 ⬇「よんなな会」を立ち上げた脇雅昭