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ZMPとZMP関連銘柄を語るの掲示板

>>14008

2017年11月21日
【NTTが国産量子コンピューター試作機を一般公開 27日から無償で】
国産の量子コンピューターが公開されるのは初めて。
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1711/21/news081.html
[SankeiBiz]
 NTTは20日、スーパーコンピューターを超える膨大な量の計算を瞬時にこなす「量子コンピューター」の試作機を27日から無償で一般公開すると発表した。試作機は、内閣府の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の一環で、国立情報学研究所などと共同開発した。国産の量子コンピューターが公開されるのは初めて。
 開発した量子コンピューター「QNN」は、理化学研究所のスーパーコンピューター「Shoubu(菖蒲)」と比べ100倍の速度で計算できる能力があり、AI(人工知能)への応用や交通渋滞の解消などに役立てられると期待されている。来年5月には創薬などに応用できる仕組みを公開する。
 QNNは、光ファイバーの中を光パルスが回り、「組み合わせ最適化問題」と呼ばれる複雑な問いの解を一瞬で導く仕組み。
 競合のカナダのD-Waveシステムズが導入している超伝導を使った方式の量子コンピューターは低温環境に置く必要があるが、QNNは常温で使うことができ、扱いやすいという利点がある。さらにQNNの方が解ける問題の規模が30倍以上優れているという。
 NTT物性科学基礎研究所の武居(たけすえ)弘樹上席特別研究員は「いろいろなものの最適解を見つけ、さまざまな無駄が削減できる」と自信をみせた。
⬇NTTなどが開発した量子コンピューター「QNN」と、開発に携わったNTT物性科学基礎研究所の武居弘樹上席特別研究員=20日、神奈川県厚木市

ZMPとZMP関連銘柄を語る 2017年11月21日 【NTTが国産量子コンピューター試作機を一般公開 27日から無償で】 国産の量子コンピューターが公開されるのは初めて。 http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1711/21/news081.html [SankeiBiz]  NTTは20日、スーパーコンピューターを超える膨大な量の計算を瞬時にこなす「量子コンピューター」の試作機を27日から無償で一般公開すると発表した。試作機は、内閣府の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の一環で、国立情報学研究所などと共同開発した。国産の量子コンピューターが公開されるのは初めて。  開発した量子コンピューター「QNN」は、理化学研究所のスーパーコンピューター「Shoubu(菖蒲)」と比べ100倍の速度で計算できる能力があり、AI(人工知能)への応用や交通渋滞の解消などに役立てられると期待されている。来年5月には創薬などに応用できる仕組みを公開する。  QNNは、光ファイバーの中を光パルスが回り、「組み合わせ最適化問題」と呼ばれる複雑な問いの解を一瞬で導く仕組み。  競合のカナダのD-Waveシステムズが導入している超伝導を使った方式の量子コンピューターは低温環境に置く必要があるが、QNNは常温で使うことができ、扱いやすいという利点がある。さらにQNNの方が解ける問題の規模が30倍以上優れているという。  NTT物性科学基礎研究所の武居(たけすえ)弘樹上席特別研究員は「いろいろなものの最適解を見つけ、さまざまな無駄が削減できる」と自信をみせた。 ⬇NTTなどが開発した量子コンピューター「QNN」と、開発に携わったNTT物性科学基礎研究所の武居弘樹上席特別研究員=20日、神奈川県厚木市

  • >>14041

    >光ファイバーの中を光パルスが回り・・・?
    【ホンモノ?ニセモノ?日本発の「量子コンピューター」めぐり疑問噴出】
    2017/11/21 15:45
    https://internetcom.jp/203778/japanese-quantum-computer
    内閣府の主導のもとで開発されたという日本発の「量子コンピューター」をめぐり、インターネット上で疑問が次々に沸き上がっている。その仕組みからして量子コンピューターと呼んでよいのかどうか、判断に困っている人が多い。
    量子コンピューターは、量子力学の原理を用い、従来のコンピューターでは難しい性能、機能を発揮する機器として期待が集まっている。以前は「量子ゲート方式」と呼ぶ仕組みの研究が主流として注目を浴びてきたが、最近はb別の「量子アニーリング(焼きなまし)方式」で実用化したという製品も海外で登場してきている。
    大学のような研究機関だけでなくGoogle、IBM、IntelといったITの巨人も開発競争に加わり、また各国政府も動いている。米国などの存在感が強い分野だが、新たに日本発で登場したのが「量子ニューラルネットワーク(QNN)」というもの。
    (中略)
    参加しているのはNTT物性科学基礎研究所量子光制御研究グループの武居弘樹上席特別研究員、本庄利守主任研究員らのグループ、情報・システム研究機構国立情報学研究所(NII)情報学プリンシプル研究系の河原林健一教授、加古敏特任准教授らのグループ、東京大学生産技術研究所の合原一幸教授、神山恭平特任助教らのグループ。
    QNNは11月27日よりクラウド上に公開し、Webサイトを通じて一般の人でも試せるようにするという。
    さて、ひとたび正式発表があるや、テレビや新聞、ITを専門にするニュースサイトまで、マスメディアはこぞってQNNをもてはやしたが、他方でTwitterなどのソーシャルメディアでは技術好き(ギーク)が混乱を来した。
    (中略)
    このごろ人気を集める量子アニーリング方式を採用したカナダD-Wave Systemsの製品も、はじめ量子コンピューターと呼ぶのが適切かどうか、専門家のあいだで意見が割れた。ただ検証を重ねるうち次第に一定の地位を獲得していった。
    QNNも同様の過程を経るのか、27日から始まる一般公開が多くのギークの問いに応えるものになることを期待したい。

  • >>14041

    【無償公開される、スパコンより高速な「量子ニューラルネットワーク計算機」とは何なのか

    佐藤 岳大
    2017年11月22日 14:13
    https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1092848.html
     日本電信電話株式会社(NTT)、情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)、東京大学 生産技術研究所、科学技術振興機構(JST)、内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)は20日、光の量子的性質を用いた計算機「量子ニューラルネットワーク(QNN)」をクラウド上で体験できる「QNNクラウドシステム」を開発し、11月27日より公開すると発表した。
    (中略)
    QNNは量子コンピュータなのか
     筆者が疑問に思ったのは、ここまで大きく原理の異なるゲート方式、アニーリング方式と並び、QNNが量子コンピュータなのかという点だった。
     ほかと区別するため“汎用量子コンピュータ”などと呼ばれることもあるのが量子ゲート方式で、古典コンピュータが扱う「0または1」という2つの状態だけを持つビットと異なり、「0かつ1」を取れる量子ビットを扱う論理回路で計算を行なう。このとき、n個の量子ビットがあれば、2のn乗通りの計算を同時に行なえることになり、超大規模な並列演算が実現できる。
     一方、D-Waveなどが開発している量子アニーリング方式コンピュータは、「量子アニーリング(量子焼きなまし法)」という組合わせ最適化問題を解くために使われる量子力学的計算手法を、ハードウェア的に実現した「量子アニーリングマシン」となる。ゲート方式とは動作が大きく異なるが、イジング問題(組合せ最適化問題)を高速に解決する自然計算を行なえるハードウェアという面では、QNNとアニーリング型量子コンピュータは共通している。
     つまり、3方式すべてに共通するのは、量子ゆらぎを動作アルゴリズムに用いているという点で、今回のQNNは、それをもって「量子コンピュータ」の動作方式の1つと表現されているとみられる。
     「量子ビットを使って論理回路を実装したもの」が量子コンピュータとするならば、量子ゲート型だけが量子コンピュータということになるが、動作原理が量子力学で成り立っているという考えで見れば、どれも量子コンピュータであり、筆者の結論としては、(以下略)