ここから本文です
投稿一覧に戻る

ZMPとZMP関連銘柄を語るの掲示板

【岩貞るみこの人道車医】
【踏み間違い事故「シフトレバーを正しく入れさせる」必要も】
2018.4.19 Thu 12:00
https://response.jp/article/2018/04/19/308720.html?gp=1_email_20180419
 定期的に報道される、ペダル踏み間違えによる交通事故。単にアクセルとブレーキの踏み間違えのようにとらえられることが多いけれど、その直前にシフトの入れ間違え、つまり、ドライブ(以下、D)とリバース(以下、R)を入れ間違えていることも多い。
そして、若い世代に比べて高齢者は反射神経がにぶくなり、「間違えた!」>パニックになる>ブレーキペダルを踏んでクルマの動きを止める、という行為がしにくくなることもわかっている。とはいえ、このテの事故は、報道の多さから高齢者だけが起こしていると思われがちだけれど、実際にITARDA(自動車事故分析センター)のデータを見てみると、どの年齢もまんべんなく起きている。となると、全年齢に対し、いかにペダルを正しく踏ませるかと同時に、
「いかにシフトレバーを正しく入れさせるか」
というところにも、着目する必要があると思う。
そんなある日、『プリウス』に試乗した友人が「シフトがどこに入っているのか、一瞬、わからなくなる」と言ってきた。たしかに、一般的なシフトレバーの場合、シフトレバーの位置は、DとかRとか、選択した場所のわきに動くものが多い。ジャガーのシフトはダイヤル式だけれど、これもどこに入れたのか、ダイヤルの脇をぱっと見てわかるようになっている。けれど、プリウスは、どこに入れようとレバーはいつも同じ位置にもどるようになっていて、シフトレバー周辺を見ただけでは、いま、どのギアに入っているかはわからない。知るためには、メーターパネルのなかの表示で確認しなければならないのだ。車庫入れなどで、DとRを入れなおすときは、シフトレバーをさわるために視線をシフトレバーにやり、さらに確認するためにメーターパネルを見ることになる。ハンドルをきって、わちゃわちゃやっていると、慣れない人は視線がおろおろ彷徨ってしまうのだ。
(以下略)