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ZMPとZMP関連銘柄を語るの掲示板

【選挙にはブロックチェーンより「紙」が有効——MIT教授が断言】
投票を電子化する動きが進みつつあるが、現在のシステムでは投票結果を簡単に改ざんされてしまう恐れがある。ミシガン大学のハルダーマン教授は実際に使われている投票機械を持ち出して、改ざんされる様子を披露。MITのリベスト教授とともに電子投票の問題点を語った。
2018.09.21
https://technologyreview.us11.list-manage.com/track/click?u=ab6f23cf2f972cc0b7d498197&id=ba3daa3979&e=dfbe4ba246
ドナルド・トランプ大統領は、3つの州のわずか10万7000人の投票のおかげで、2016年の大統領選に勝利した。複雑な選挙人団という米国の選挙制度では、比較的少数の市民の投票によって大統領選の勝者が決まる事態が起こり得る。ではこれらの投票は、どれだけハッキングの被害を受けやすいのだろうか。実は、人々が思っているよりはるかに深刻だ。
9月13日に開催されたMITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス「EmTech(エムテック)」で披露されたライブデモで、ミシガン大学のアレックス・ハルダーマン教授(コンピューター科学およびエンジニアリング)は、投票結果を改ざんして選挙結果自体を変えてしまうことがいかに容易であるかを示した。
ハルダーマン教授は、電子投票の危険性を伝えるデモのため、演壇に「アキュボートTSX(AccuVote TSX)」という投票機械を持ち出した。3人のボランティアに機械を使わせて、ジョージ・ワシントンとベネディクト・アーノルドを対決させる模擬選挙に投票してもらった。投票の際にはカメラで機械の画面を撮影し、3人全員がワシントンに投票した様子が演壇上に映し出された。しかし、ハルダーマン教授がいざ選挙結果を投票機械から印刷すると、2対1でアーノルド勝利を告げる結果となっていたのだ。
なぜそのようなことが起こったのか。投票用プログラムを改ざんしたのだ。すべての選挙において、選挙管理職員はメモリーカードを使用して、候補者を投票機械にプログラムしておかなければならない。ハルダーマン教授は投票者が投票ブースに向かう前に、メモリーカードに有害な投票改ざんソフトウェアを仕込んでいたのだ。(以下略)

  • >>19018

    ⬆アナログ上等?
    【次世代の選挙運動は有権者の「脳」をハックする】
    今春発覚したフェイスブックのデータ漏洩事件では、選挙戦にフェイスブックの大量のユーザー行動データが使われていることが明るみになり、多くの有権者に衝撃を与えた。だが、こうした手法はすでに古いという。脳科学を熟知したマーケティング専門家による選挙運動が世界中に広がりつつあるのだ。
    by Elizabeth Svoboda
    2018.10.02
    https://technologyreview.us11.list-manage.com/track/click?u=ab6f23cf2f972cc0b7d498197&id=263950563f&e=dfbe4ba246
    マリア・ポコヴィは、Webカメラをオンにしたままノートパソコンを私の方にずらした。表情の輪郭を描く白い格子状の線で覆われた私の顔が、にらみつけている。その隣には、6つの「中核的感情」(幸福、驚き、嫌悪、恐怖、怒り、悲しみ)を追跡する、暗い背景のウィンドウがある。私の表情が変わるたびに、まるで音声信号のようにそれぞれの感情の計測バーが動く。数秒経つと、ウィンドウに1つの単語が太い緑の字で表示された。「不安」。振り返ってポコヴィを見ると、一目で私が何を考えているか分かったようだった。
    暖かい笑みを浮かべた小柄の女性、ポコヴィはスペインのバレンシアに本拠を置くエモーション・リサーチ・ラボ(ERL、Emotion Research Lab)の創業者兼最高経営責任者(CEO)であり、卓越した起業家である。(中略)
    今春、米国のフェイスブックのユーザーの間に、強い抗議活動が広がった。自分たちが投稿した情報(いいね!、すごいね!や政治的指向など)が有権者をターゲットにした企業、ケンブリッジ・アナリティカ(Cambridge Analytica=2018年5月に廃業)に使われていたことが発覚したからだ。ケンブリッジ・アナリティカのアルゴリズムがどの程度効果的なものか明らかではないが、2016年の大統領選挙におけるドナルド・トランプの逆転勝利には貢献しているのかもしれない。
    だが、ラテン・アメリカの最近の選挙で主要政党のために働いているポコヴィCEOのような野心的なデータ科学者たちにとっては、ケンブリッジ・アナリティカの手法は時代遅れだった。(以下略)