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油(°Д°)の掲示板

>>11

注意すべきは価格上昇に伴う投資再開と投機的な動き
この記事でも米国でのシェールオイルの生産減少、およびナイジェリアやリビア、ベネズエラなどの地政学リスクの高まりによる供給減が、足元の価格回復要因であるとしています。また、中期的にも新興国の需要増と投資抑制効果等により需給ギャップが縮小し、原油価格が上昇する可能性が高いとする公的機関の予測が多いことが指摘されています。

ただし、原油価格が1バレル50ドルに近づいていることから、米国でシェールオイルが再び増産される可能性があることや、投機的な動きには注意が必要とのことです。

日本政府も原油価格の上昇を予測
出所:ピクテ投信投資顧問

原油価格が上がりすぎることにも注意したい
この記事の筆者によると、戦後に起きた景気後退の前には必ず原油価格の急騰があり、歴史的には原油の急落で株価が下落した今年前半の動きとは真逆の動きが通常のパターンであるとのことです。

最近の原油価格の上昇は、下げ過ぎに対する揺り戻しであると考えれば、今、そこまで心配はする必要はないものの、仮に原油価格がさらに急騰した場合には、アメリカ経済の約7割を占める個人消費に悪影響を及ぼすことを憂慮しなければならなくなるかもしれません。

何事も行き過ぎには注意が必要ということを頭の片隅に入れておきましょう。

原油相場と株式相場順相関のミステリー
出所:楽天証券